火曜日, 8月 26, 2008

TVnavi:成瀬領、隠し切れぬ二つの顔

月間テレビナビ10月号、表紙に大野くんがいました。

この顔、ぱっと見た時に、かわいい、けど、一生懸命魔王しようとしてる、と思って、そこがかわいいな、と思って買っちゃいました。魔王の記事は2ページだったんだけど、24時間テレビの記事が10ページあったので。

で、良く見ると、この表紙の顔、面白いの。向かって左半分が少年大野智の顔で、右半分が魔王の顔なんです。

左側は、照明が万遍なく当たっていて陰がなくて、優しい感じなんです。右側は上から下に弱めの光が当たって、目の下側や、ほほの下からあごにかけてが、陰になって、魔王に見える。ドラマ『魔王』のスーツ姿だから、一枚の写真で、成瀬領の二つの顔を見られます。

『魔王』の記事は、「最初は復讐心だけの領だったけど、自分でも想定外の感情に動かされてしまい、でもギリギリ目的に気持ちを集中させる」複雑な心境の演技を楽しみにしてくださいと、熱く語ってくれたとのこと。

恋心と復讐心の葛藤を見せてくれるのかな。

終盤、魔王としては弱る感じかも。代わりに8話では葛西、宗田、芹沢兄さん、山野、が、どんどん魔王化してました。

どうなるのかなぁ。

地獄の門や『神曲』は、この後の話にちゃんとつながっているのかな。

最近は『神曲』の色々な訳本が出ているようですが、私の頃の高校の図書室にあったのは古臭い訳語ですごく読みにくかった。けれど、階段状のすり鉢を覗き込むような地獄の挿絵があって、ぞ~~~っ、と怖かったのを覚えています。あの下まで成瀬が連れて行ってくれるのかと思ったのに。 それは『神曲』を読めばいいんですが。

でも、大野くんは、地獄の底まで行っても大丈夫な強さを持っている、と思いました。それを見事に演じてくれると思ったんだけど。魔王ルシファって、そういう者だし。

魔王として弱るわけではなく、恋心との葛藤で、魔王の心がより鮮明に浮き彫りになる、のかな。

その方がいいですね。やっぱりあの花火のシーンは美味しいし。

花火のシーンの成瀬の表情が、読みきれません。

魔王の恋はやっぱり分からない。

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