土曜日, 5月 31, 2008

アメリカはどうだったかと言うと(子育て)

日本の会社員女性の子育ては大変すぎて、アメリカはそうじゃなかった、と昨日、書きかけたのですが、書いてみます。10年以上前の経験ですが。ニューヨーク州の田舎での経験です。日本の女性も、もっと楽になってほしいから。

間宮さんがコメントして下さったように、ベビーシッターも、日本より一般的です。あと、保育園も、日本のように、母親が働いていなければ預からない、なんてことは言いません。日本みたいに「保育に欠ける子への”措置”」なんて、ヒドイことは言わないです。

娘を産んだとき、私も、この子を育てながら仕事が続けられるだろうか、と不安になったものです。でも、娘が4ヶ月の時、学会に参加したのです。その時泊まったホテルで、ベビーシッターさんのお世話になりました。忘れもしない、マーガレットさんというおばあさんでした。

プロだから当然なのでしょうが、新米の母親の私よりも子供の気持ちが分かるようで、赤ん坊が喜ぶちょっとしたおもちゃを持ってきて下さって、上手にあやして下さいました。そのベビーシッターさんが、「私が子供達を見てあげている間に、お母さん達は仕事をしたり、楽しい事をしたり、お友達と会ったりすることができるのよ。」と、とても嬉しそうに話して下さいました。仕事をすることについてもとても貴重な事として励まして下さいました。

それを聞いて、こういう方が居て下さるなら、その助けを借りて、私も仕事をしながら子供を育てられるんじゃないかな、という気がしたのです。

保育園も、母親が働いているかどうかが預ける条件なんてことはありませんでした。理由にかかわらず先着順で、毎日でなく週に数回という子もいました。

でもベビーシッターや保育園の事以上に大きな要因は、父親が家庭のことを日本よりもしてくれるということです。子供が生まれる時には父親は2週間くらいは休みをとるのが当たり前で、だから米国でお産をすると病院への入院は2晩だけ。これは、以前どこかで書いたかもしれません。

その後も、子供の世話に限らず、週の半分くらいは夫が夕飯を作ってくれるのは当たり前のようで、ホワイトカラーほど、また、役が上の人ほどそうだったみたいです。

殊に感心したのは、赴任していた会社の社長自らが、ワーキングマザーは素晴らしい、私の母もワーキングマザーだった、と語っていたこと。

アメリカでもグラスシーリングというのはあって(ガラスの壁=見えない差別)、女性の役職者は男性より少なく、女性は何かと仕事の上で苦労するのではないか、と意識されています。だから、女性を尊重する、活用する、と、殊更に言わないと、優秀な女性が集まらないわけです。

だから、建前として日本より働く女性は持ち上げられてたし、多分実際に女性の役職者も日本よりは多かったし、もっと多くしようとしていたのだと思います。逆に、ホワイトカラーの男性は仕事も家事もしなければならず、大変だ、と言われていました。そう変化しているところだったのかもしれません。

だけど、それでも夕飯作りが週の半分なら、日本の多くの女性会社員の家事に比べれば半分ですよね。私の同僚達は夫は毎日深夜にならないと帰ってこない、という人も多いです。日本の女性会社員の方が大変。

さらに、家や交通手段が違います。当時、アパートを探すと、どんな安アパートでも、『最低限の設備』として、大きな食器洗い機と、大きな冷蔵庫と、大きなガスオーブンがついていました。食器洗い機で鍋も洗うし、赤ん坊がかじるようなおもちゃや哺乳瓶の消毒も済んでしまいました。台所の広さも違うのですが。

通勤は車で、通勤時間はかからないし、買い物も楽でした。スーパーのカートもでっかくて、スーパーの中もゆったりで通り道が広くスイスイ通れて、みんなどっさり買い物をしていました。アメリカ人自体もでっかいんですが。缶詰がどっさり入ってたりしました。

で、食事も、日本みたいに手の込んだものは作らないんです。ホワイトカラー男性に夕食は何を作るのかと聞いたら、バーベキューをやるという人が殆どでした。庭で、肉や野菜を焼くわけです。

子供の離乳食も、日本よりずっと手軽です。私が日本の赤ちゃん雑誌を見ながら作ったものを保育園に行く娘に持たせたら、東洋の神秘みたいにびっくりされました。日本の雑誌に乗っている離乳食って、恐ろしく手が込んでますから。米国人の子は最初から最後まで離乳食をビン詰めのペーストで済ませてしまう子も多かったです。

離乳食期が過ぎて保育園の給食を食べるようになると、またびっくりしました。ジャンクフードかと思うような簡単な昼ごはんだったんです。今日はごちそう、という内容が、ピーナツバターとジャムの両方を挟んだサンドイッチだったり、ピザだったり。

ピーナツバターが栄養があるということは最近学んだんですが。

ピーナツバターとジャムと両方入ってるからごちそう、と言われても、当時は判然としなかったです。毎日そんな食事で子供の味覚はどうなるのか、と不安になりました。

米国の食事(外食で)は私には美味しくなかったですが、日本の美味しい食事を準備する手間隙は女性を忙しくしているという一面もあるわけで。レストランでも、ステーキは塩コショウだけで、「ソースはないの?」と聞いたら、それはもっと高級なレストランにしかありません、て言われたもんです。フランス料理やイタリア料理のようなのは無いのです。肉は分厚いのですが。

また、子連れで出かけるにはベビーカーを使いますが、車椅子と同様に、通れない所というのはないのです。

どんな田舎の駅でも(無人の駅でも)、階段がある所には必ずエレベーターがありました。デパートなどでも、エスカレーターがある所には必ずすぐ近くにエレベーターがあります。それは人権として保証されている、と、米国人の同僚が言っていました。

日本のように駅の階段をヨイコラショと、でっかい荷物を抱えながら子供を乗せたベビーカーを母親が持ち上げて上り下りしなければならないなんてことは、あり得ない。また日本のように、エスカレーターの他にエレベーターがあってもず~っと歩いた先の離れた所だなんてことも、ない。それでは、ベビーカーや車椅子の人が、他の同行者と一緒に行動できなくなってしまうからです。

日本の駅にエレベータが無く、母親達にベビーカーを抱えて階段の上り下りをさせていたのは、日本の恥だと思っていましたが、最近、うちの最寄り駅にはエレベーターがつきました。少しずつ変わってきています。でも、横浜のみなとみらいなど、大きなピカピカのショッピングモールで、エレベーターがエスカレーターのそばに無いのは恥ずかしいです。

また、米国のショッピングモールで、授乳コーナーのそばにオシメ替えのコーナーがあるのですが、広く、男性も入れるのです。お父さんたちもよくオシメ替えをしていましたし、お父さんも含めて親同士で会話もできます。子連れの買い物は疲れますから、ここはホッと憩える場所だったのです。日本の、ピカピカのショッピングモールで、授乳コーナーが狭いのは、これも恥ずかしくみじめな思いがします。お父さんが入れるオシメ替えコーナーができるのはいつのことでしょうか。

日本の女性会社員がアメリカと同様に楽になるためには、思いついた範囲で、

・ベビーシッターや保育園を利用しやすくし、

・男性達に週の半分は夕食を作ってもらえるように、早く帰って来てもらえるようにし、

・子供が生まれたら父親も長期の育児休暇を取るようにし、

・会社の上層部が率先して女性を尊重して活用するようにし、

・今あるマンションを建て替えて、台所を広くして大きな食器洗い機をつけ、

・会社と住居を近くして通勤時間を短くし、

・スーパーも広くして買い物しやすくし、

・駅やデパートやショッピングモールの改造をして、エレベーターをつけ、授乳コーナーとお父さんも入れるオシメ替えコーナーを作ってもらう

必要が、あります。

何年かかるか分かりませんが。

当時、会社で教わった英会話の先生が、アメリカも20年かかって変わった、と言っていました。

日本も、変えて行きましょう。10年前に比べれば変わっています。

後から来る人たちほどいい時代です。 私達の娘達の時代には、さらに変わってると思います。

金曜日, 5月 30, 2008

寂しくてもファン活動

くっそぉぉぉ。悔しいなあ。  コンサートに行けない。

嵐のドームコンサートに行こうと思ったら、地元のドームだけでなく、名古屋でも、大阪でも、博多でも、北海道でも、どこでも行きます!、、、ってノリで申し込まなきゃいけないモンらしいです。そのくらいしないと抽選に当たらない。 オバサンには難しいわよ。

行けるのはお金と時間がある方々なんだなぁ。

早ね早起きの良い子達の生活パタン優先で、夜中のテレビも見ないし。

ぐすっ。おおちゃんのドラマ『魔王』も、10時じゃ見れないっ。録画して、見れるかしらん。時間が。。

先日、映画『隠し砦』を見に行ったことさえ、小さい子が多い職場の同僚達の暮らしぶりに比べるとゆとりがある状況。今は無理でもうちみたいに子供が大きくなってきたら、映画も見れますよ、って感じの話題です。

子持ちのフルタイム女性従業員は、忙しすぎ。少子化は当然だぁ。

そうだ、それでも、子供が小さかった頃よりは、ゆとりが出来てきているのです。少なくとも嵐を知ってるんだから。仕事と子供以外のことを考える時間は、昔は無かったですよ、そう言えば。殆ど。それは、ダメね。

頑張って『魔王』を見ることは死守します!  怖そうなドラマみたいだけど。

日曜日, 5月 25, 2008

ファッションと街 その2:六本木ヒルズ

先日、国際医療福祉大学付属三田病院に行きましたが、三田病院は麻布にあります。ちょっと歩くと、六本木ヒルズがあります。行ってみました。で、その端っこの交差点に、何の看板だか分からなかったのですが、ピンク色の看板があって、こう書いてあったんです。

「白馬に乗った王子様はヒルズあたりにいるはずなのに、出会わない。」

ですって。

ヒルズに王子様はいないらしい。

今度の通院の日は一日休みを取ってヒルズでいっぱい遊ぼう!と思っていたのに、この日は娘の中学校のPTAなどがあり、ちょっと歩いてお昼を食べるだけになってしまいました。でも、病院通いのおまけの楽しみができたので嬉しいです。

一般人が登れる一番高い展望台として森ビルの頂上のヘリポートが先月から公開になっています。場所チェックまでできました。時間がなかったし、料金もかかるしで、今回は入り口まで。その下のスターバックスでお昼にしました。六本木だ!、話題のヒルズだ!、ということで、道行く人々のおしゃれなどにも興味津々でしたが、ウィークデーはサラリーマンが多く、どこも同じのグレーのスーツばかりでした。

ただ、森ビルの中に美術館があって、そこも売店だけ行ってみたのですが、そこに売っている絵やグッズを見た時に思ったことがあります。「大人になれない大人」とか、「子供のまま大人になった」というテーマで作っている作者の作品が多いのです。六本木ヒルズだから、若いわけです。大人になれなかったり、子供のままだったりする大人が、集まって来て何かを見つけようとしているのが六本木ヒルズなんでしょうね。

それで、思い出したのが、ゴールデンウィークに行った岡山は倉敷の街の商店街です。衣料品店が沢山ありますし、「おばあちゃんの手仕事」みたいな、ちりめんなどの小物屋さんもいくつもあります。見て歩くのが楽しかったのですが、それだけでなく、売られている衣類のセンスがハイレベルなんじゃないかと思ったのです。倉敷は古い街で、積み重ねられた伝統があり、センスの基準が大人なんでしょうね。かっこいいのがありましたよ。時間がなくて買わなかったんだけど。

ひるがえって今住んでいる街を考えてみると、住宅街に駅ビルのお店やデパートもあるのですが、山を切り開いてできた新興住宅地です。お店のセンスを育むような伝統はないし、新しいハイセンスなものを呼び込むような特別なものがある街でもない。うちの近所にいいお店がないのは当然なんだなぁ。

で、買って嬉しくなるような服は、六本木ヒルズよりは倉敷の方にあるのかも。

ヒルズに王子様はいない、というのも、頷ける気がします。子供のまま大人になったお金持ち、なら居るのだろうけど。




何の看板なんでしょー。

月曜日, 5月 19, 2008

上顎切除と放射線と骨折と虫歯

上顎癌で3大療法(放射線+抗がん剤+上顎切除)で治療しました。手術の後、口が開かなくなり、開口訓練をしていた時に手術した側の下顎の骨が折れ、偽関節になっています。本来の顎の関節では開かないけれど、折れた所が関節の代わりになっているお陰で口が開き、ものが食べられます。

折れたのは、放射線治療のために顎の骨がもろくなっていたためらしく、骨髄炎と言われました。

けれど、「骨髄炎はものすごく痛くなる」と言われたにもかかわらず、折れはしたけれど全く痛くありません。但し、刺激でいくらでも脆くなるので、骨をくっつける治療はできない、と言われています。また、同じく刺激を与えられないので、虫歯を抜く事もできないそうです。

が。

歯磨きは大変なんです。術後暫くはピリピリビンビン響いて触りたくもなかったし、今は触れるけれど、術側は麻痺しているので、口の右半分やほっぺたが動きません。動かないから、ものを食べると食べ物が挟まっていつまでも歯の横に溜まったままになるのです。また、口の中に植皮して縫った所のほっぺたが縮んで、歯に貼りつくようになっていて、ブラシが入らないのです。念入りに歯磨きをする方法を指導してもらったのは、術後1年以上経って三田病院に移って、リハビリを受けてから。それ以前のあまり歯磨きができなかった時期に、術側の下の歯は既に少しだけ虫歯っぽくなっていたのです。

だけど、刺激しない方がいいということで、虫歯の治療はしない方がいいらしいんです。で、そっとして様子を見る、ということで、今日まで来ています。

今回は、その近くに炎症が起きたらしいです。

「そのうち、ものすごく痛くなりますか?」と、主治医に聞いてみました。「いや、そうとは限らない。」とのことでした。

もう、歯の神経も生きてないかもしれないし、ほっぺた回りの神経も切れたりしているので、痛くないかもしれないそうな。   ひぇぇ。

先日伯母が亡くなったのですが、『神様の贈り物の認知症』のお陰で、苦しみもせず安らかに亡くなったそうです。

神経が切れているお陰で虫歯や骨髄炎が痛くないのは、ラッキー、と思うべきなのかしらん。

この歯やあごの骨がいつまでもつのだろう、とも思いますが、そう言えばおじいちゃん(70代)も、歯がないんです。入れ歯仲間。私の方が部分的に自分の歯が残っていてベターな状態です。

今ある歯をできるだけ長く使う、という、普通の努力をすることにします。腫れないように、疲れたら休みつつ。



    使っている、一本毛束のハブラシ。硬縮したほっぺたと歯との間にも毛束が入ります。

疲れたら、休む。

先週の金曜日、あごの横がぷっくり腫れていて、月曜日(今日)三田病院の予約を取ったたのですが、土曜日休んだら引っ込んできて、日曜日休んだら、さらに引っ込んで、今朝はすっかり、普通になってました。

せっかく予約したので三田病院(国際医療福祉大学付属三田病院頭頸部)の主治医に見てもらったけど、

「大丈夫ですね、写真も撮らなくていいでしょう。」

何ともなかったようで。

上顎切除した方の残っている下の歯が、虫歯っぽくなっていて、そこから炎症が起こっていたのかもしれない、とのこと。休んだら治るものは、心配いらないとのこと。

今回は、5月連休は新幹線で帰省、その翌週の週末は飛行機でお葬式に出席、それから帰った日に部活の先生の送別会に出て、2次会のカラオケまで行って午前様、翌日普通に出勤、ということをやったので、やっぱり疲れたらしいです。

疲れたら、休まなきゃ、ね。

基本を忘れたバチが当たったようです。

日曜日, 5月 18, 2008

『隠し砦の三悪人 The last princess』

見てきました。映画『隠し砦の三悪人』嵐の松本潤主演。面白かった。

けど。

入りが悪かったです。日曜日の朝一回目の上映10時半から、だったのですが、何と、観客は私と娘との他は、80歳くらいかと思われる男性がお1人。

だけ。

計三人。う~む。

映画は、面白かったです。もっと、もっと、お客さんが入ってもいいのに。

ただ、松潤より、阿部寛の方がかっこよかった。とても良かった。姫様の長澤まさみも、貫禄があって、良かった。

ストーリも、場面のスペクタクル性も、迫力満点で、良かったです。戦闘は生々しいので、小学生の息子を連れて行かなかったのは正解でしたが。大人のエンターテインメントとしては、上出来の面白さでした。

いっそ、阿部寛主演、って言った方が分かり易かったかも。

松本さん、花男ファイナル上映間近。これも見に行くからね。期待してますよ~。

木曜日, 5月 15, 2008

疲れたのか何なのか

もう、1年くらい、風邪もひいてないと思いますが。私にも調子の悪い日はあるわけで。

だるいなぁ、と思って鏡を見たら、顎の横っちょが腫れてます。イヤな場所だなぁ。

再発。じゃなかったリストの仲間だと思うけど。一昨年くらいかな、放射線の後遺症ということで、顔の半分がパンパンに腫れたことがありましたが、あれと似ています。よく分からないけど、血管が膨らんでるとか言うヤツ。

でも、ちゃんと主治医に見てもらわねば。ということで家事代行スタッフの方にお掃除をやってもらいながら、三田病院に電話しました。月曜日の予約が取れました。わりに早く見てもらえます。急変するようなものではなかろうと思います。

ちょいと咳も出ます。再発。じゃなかったリストじゃろうけど。血管が膨らんでるという反応が内側にも出てるという感じかも。自覚症状としては。

他に、おできもできてて。3箇所も。先日うちのお父さん(夫)が、皮膚科でざっくり2センチも切った特大のおできをやったんですが、あれに似てるんです。まだ直径5ミリだけど。結構痛いんです。これはガンとは関係なかろう。ヒフガンってのもあるけどね。

もう、休んじゃおうか、と思ったけど、月曜日も休まなくちゃならないので、今日の所は午後出社。昨日調査し終わってた案件があったので、タラタラと報告書をまとめて提出しました。

あと、自分の特許の拒絶査定に対して審判請求することになったものがあって、それのコメントが今日締めの至急で来てました。ぼや~っとしつつも、部分的に熱くなってコメント追加。あれを認めてくれなくて日本の産業が守れますか、ってんです。でも、熟考せずに適当なところで出しちゃった。もう、あの審査も長いからな~。同じ事を繰り返し言ってるのに分かってくれない。ともあれ、これのためには出社して良かった。

早く寝なきゃ。

おやすみなさい。

家事代行お願いしました

家事代行(主にお掃除)の事を書いたのは3月くらいだったかと思いますが、やっと、初めて、お願いしました。

土・日は休みたいと思うし、年休がどれだけ繰り越せるか不安だったのですが、ある程度繰り越せたので、始めました。今日、半日休暇をとり、入会手続きと一回目のお掃除をやってもらいました。

入会金一万円、年会費4千円、一回3時間が5千円ちょっとです。他に、スタッフの方の交通費も払います。今のところ、月1回と考えています。

今日は社員の女性の方と、お掃除スタッフの50代の方が来て下さいました。感じのいい方で、来月もお願いできるか聞いてみましたが、もう予定がいっぱい、と、やんわり断られました。できれば同じ方に定期的にお願いしたいと思いましたが、今日の方に限らず、月1回では難しいのかも。

時間の最後まで家に居ると午後の出社に間に合わなくなるので、鍵をスタッフの方に預けて途中で私は出社し、鍵はドアポストに入れておいてもらいました。

毎回違う方ということだと、やはり毎回休暇を取らないとダメだなぁ。それに、自分ちのお掃除をよその方にやって頂くというのは、何か変な感覚です。

やっていくうちに何とかなるでしょう。ラクするぞ!っと。

月曜日, 5月 12, 2008

最悪の事態を想定するのがいい、それとも?

野球で9回の裏、x点差で負けているとします。10中8、9、もう、負け、大抵は負け。最悪の事態を想定したら、負け。

という時、必ず負けますか?

大して野球を見るわけではないので具体的には上げられませんが、そこで逆転するゲームがあるでしょ。それは最初から勝っててそのまま勝ち終わったゲームより、面白い。ありましたよ、昔見た高校野球で。

どういうチームが逆転して勝つんでしょう。逆転して勝つチームだって、最悪の事態は負けだということは知っているはず。でも、勝つ可能性もあることも知っていて、そのためにはしなければならないことがあるということも、知っているのでしょう。それを、勝つつもりで実行できたら、勝てる時には勝つ事ができる。

10中8、9、負けだから、と、最悪の場合に備えなきゃ、と、心構えをしたら、潔く負けることはできるかもしれないけど、勝つ可能性がある時にまで勝てなくなりませんか。

癌患者は「最悪の事態に備えて」と、すぐ死を連想する思考パタンが出来上がっているようです。あれは、やめましょうよ。相手(病気)を見くびるのはいけないけれど。9回裏なわけでもないのに、思い込む事も多くありませんか。5回や6回や7回だったら、野球なら負けに決まったとは思わないでしょう。その後にもやることをやれるチームを誰しも望むでしょ。勝つためのことをやるんですよ。

『やるだけやったら、それでいい。』星野仙一

木曜日, 5月 08, 2008

上顎癌は情報が少ない

上顎癌は情報が少ないそうです。  そうですね、胃癌とか乳癌とか、肺癌とか、より、うんと少ない。
だから、その宣告をされたら、情報を色々探すわけです。私もそうでした。わずかなページのために本を買ったり、ネットで延々と検索したり。

ネット上の記事は、私が告知された4年前よりはよほど増えてきたと思います。葉っぱさんのページも当時はまだ無かったのではないかしら。葉っぱさんは亡くなってしまいましたが、葉っぱさんの記事は残っていて、今でも参考になりますね。

癌の情報って、上顎に限らないのでしょうが、悲観的なものが多いねぇ。死の宣告みたいに受け取られることもあるし、手術すれば後遺症背負って生きることになるし。

だけど、何だか、悲観的なものがことさらに、露出されてませんか。

ドラマや小説では癌=死としてパターン化されたストーリーが再生産されてます。早くこのパターンから、世の中が卒業してくれないかな。

あと、ちょいと気になったのが、一部の代替医療や免疫治療のサイトの上での体験記事など。体験に基づいているのだろうけど、不安を煽っていると思われるのが、ありますよ。

そりゃあね。大丈夫ですよ、って言っちゃったら、そこの治療を受けようと思わなくなるだろうと、考えるのかもしれないけど。悲惨なものや悲痛なものをばかり選んで載っけているかも、と、疑って読むことも、精神の健康を育むには必要かもしれません。

上顎癌でIV期なら、転移してて顔を手術しなきゃいけなくて、死も間近、っていうイメージに、落ち込むこともあるかもしれません。   実は私自身も一時期、そうでした。

だけど、ふてぶてしくも、術後三年半を無事に迎えました。ドラマのヒロインにはなれませんわ。

顔はへこんだけど、普通に生活できてます。それはラッキーでもあるけど、やっぱり不便でもあります。でもそれなりに暮らせればいいじゃないですか。大病したんだから。

どうせこれから老人になれば、若い人と同じように働けなくなるのは病気しなくたって同じだし。
おじいちゃんと一緒にトーストはコーヒーに、お煎餅はお茶につけて食べてます。元気な元上顎癌患者の情報、参考にしてください。

但し、代替療法・免疫療法は、大事だと思うのです。私もやっています。効果もあると思います。だけど、慎重に選ばないと。

不安を煽るところは避けた方がいいなぁ、と思いました。

火曜日, 5月 06, 2008

感動のオリンピック聖火トーチ:星野仙一記念館

実は、この連休に、急な予定で岡山に行ってました。で、倉敷市にこの3月にオープンしたという『星野仙一記念館』に行ったんです。

野球は殆ど見ないので、星野さんの事も殆ど知らなかったのですが、素晴らしい方ですね。星野さんのこれまでの活躍を紹介するビデオ上映や、ユニホーム類、靴など、記念の品々が展示されていました。著作や色紙、額も沢山ありました。星野さんの野球人生を支えた様々な素晴らしい言葉が沢山あって、ファンになっちゃいました。

先日、北京オリンピックの聖火リレーの第一走者を星野さんが務められたそうですが、その時の聖火トーチ(本物です)も展示されていました。

その聖火トーチの下に敷く鏡が、ちょうど私達が見ていた時に持ち込まれたのです。ガラスケースの中にあった聖火トーチが、一時的にガラスケースの上に出されました。

その時、係員の方が、何と、興味津々と見守っている私達に、「触っていいですよ」と言って下さったんです。

何と何と、星野監督が掲げて走ったその本物の聖火トーチに、触っちゃいました。何て、ラッキー!!! 先端は、銀色ですが聖火が燃えた跡で少しだけ黒ずんでいました。持つ方の部分はレンガ色で、星野さんの汗がしみ込んでいる、と思うと、触ってワクワクしちゃいましたよ。

聖火トーチはガラスケースに戻されて鏡の上に載せられ、ケースは閉じられました。もう、普通は触ることができません。みなさん、すみません。
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