さっさと書かないと、第6回が来ちゃいます。きちんと書けないですが、ご容赦を。暑いんで、適当モードで書いてます。
魔王、第5回では、成瀬領(大野智)がどんどん人間になってきました。大野くんの「表情による演技」のバリエーションがすごく増えて、新しい領に何度もドキッとしました。せつなさ、優しさ、戸惑い、悲しさ、ぞっとする憎しみ。
でも魔王は複雑。しおりさんと静かに話していても、真犯人は自分自身なのだから。二重人格のようにそれを知らないように、表面的に『恋』とも見える場面が展開されます。人としてはやはり、狂ってるのです。
そらちゃんの涙やしおりさんや芹沢とのかかわりで揺れながら、人間と悪魔との間を行きつ、戻りつ。
「もう、止められないんだ。」初めて、天使の弁護士としてではなく、悪魔と契約してしまった人間成瀬領としてのセリフが出ました。 止められないのかねぇ。悩んでるんでしょうか。
何だか、魔王が早く人間になりすぎるような気がしてたんです。そらちゃんのお母さんが「私に人殺しをさせた人間が憎い」と言った時の成瀬の驚きの表情。そんなの、この殺人計画を立てた時から、折込み済みじゃなかったの? って、思いませんでしたか?
その謎が、雑誌『フリックスジャパン』を読んで解けました。結局記憶では書けないので、雑誌を見ながらご紹介します。
『撮り下ろし&独占インタヴュー 大野智&生田斗真 「魔王」を語る』計22ページの記事があります。その中で大野くん曰く、魔王は本当はもう完全に病気だから、もう表情も何もないだろうと思ってるけど、台本に「こういう目つきで」とか書いてある、とのこと。
小学生向けなど、人間の業を年若いファンにも伝えるための分かりやすさも求められてるんですって。
大人の考えとしてはそんなの折込み済みだろう、と思っても、若い子が見ているドラマとしては、やはりあそこで魔王はぐっと動揺しなければならなかったのでしょう。
大野くん自身は役の本質を極めてくれていて、その魔王像と、ドラマという場が要求する演技との折り合いをつけながら演じているようです。特に今回は、魔王は無表情というよりも、むしろ様々に表情を見せていました。
芹沢が「犯人を捕まえるまでは刑事をやめない」「犯人を捕まえて聞きたいことがある」「俺のせいでそんな(殺人犯)になったんだと思う」と言うと、成瀬は、
「早く犯人にたどり着いて下さい。最後まで諦めないで下さい。」
怖かったです。目が、ね。あの目の中にあるのは何? 最後、って。魔王が考えている最後は、どんなものなんでしょうか。
魔王は、もう、人間になっていくのかな。成瀬は間中友男(まなかともお=芹沢が死なせてしまった英雄の兄)だったことも明かされました。あの山野を見下ろしていた『赤い目』は、何だったんだろう。
他にも、今後の展開の伏線がいっぱい。
毎週金曜日にジャニーズウェブ登録会員にくれる『迷惑メール』によると、クライマックスへ向けて暑い中のスーツでの撮影が暑くて大変らしいです。体調を整えて乗り切ってほしいと思います。
書ききれないですが、この辺で。
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