金曜日, 12月 23, 2011

がん患者の就労について調査

がん患者の就労について、手引きを作るために調査しているそうです。 こちら。 来年1月10日まで。

==内容再録==
がん患者:就労調査を開始

がん治療に伴い、患者や家族が退職や収入減に直面するケースが相次いでいることを受け、厚生労働省研究班(研究代表者、高橋都・独協医科大准教授)が患者の就労に関する調査を開始した。結果を基に、12年度中に治療と仕事の両立のための患者や家族向けの手引を作成する。
20歳以上で、過去にがん(小児がんを含む)と診断されたことのある人か患者の家族であれば誰でも参加できる。ホームページ(http://www.cancer-shigoto.com/ippan/)にアクセスし質問に答える。締め切りは来年1月10日。問い合わせは独協医科大公衆衛生学講座(ファクス0282・86・2935、メールcancerwork2011@gmail.com)。
毎日新聞 2011年12月11日 東京朝刊

金曜日, 12月 16, 2011

頭頸部腫瘍セミナー(キャンサーネットジャパン)

ご無沙汰しております。皆様お元気ですか?

私は仕事と、子供の相手と、日々フェイスブックにかまけています。元気にしています。

以前もちょっと書きましたが、フェイスブックでお知り合いになったキャンサーネットジャパンの柳澤さんが、来年度のセミナーで頭頸部腫瘍を取り上げる、と知らせて下さいました。

2月18日(土)、13-16時の予定

場所は、秋葉原のUDX、というビルの4階、UDXギャラリー http://www.udx.jp/gallery/ 内の会議室だそうです。

医師の基調講演と、会場から質問用紙を回収して後半はQ&Aで、講師には東京医療センターの藤井先生にお願いしたそうです。

詳細プログラムなどが決定次第、改めてご案内下さるとのこと。そしたらまたお知らせしますね。

===

さてさて。フェイスブックは面白いです。一つには、毎日投稿すると、いっぱいご挨拶を頂けます。コメントとか、『いいね』とか。そのお相手についてブログの場合よりも、具体的なイメージが持てます。

また、ちょっとまとまったものを書くには、『ノート』という機能があります。『ノート』はとっておいて再利用することもできます。

また、グループを作って、仲間でワイワイできます。も~、毎日ワイワイやってます。楽しい。

また、『いいね』を押すことが基本になっているので、内容のいいところに注目するんですね。これも楽しい。

他の人のいい記事があったら、自分のところで紹介するのも簡単です。これでどこかの国では大きなデモが起きたり、政権が代わったりとか、しているらしいですね。そういうのも可能だし、きれいな朝日の写真だよ、とかも、どんどん紹介されたりします。

フェイスブックのセミナーはあちこちで開催されているので、興味がおありの方は参加されるといいと思います。

私もやろうかな~、フェイスブックセミナー。とか思ったり、しています。

あ、フェイスブックセミナー講師さんを知っているので、ご要望があればセミナーができます。 受けたい方ありませんか?

土曜日, 9月 03, 2011

がん経験者サポートサービスイノベーションワークショップ

私は(個人的にですが)がんサバイバーとの言い方に違和感があるのでがん経験者と書きました。

---以下は  http://www.icic.jp/workshop/cat/iw/000585.html  の抜粋引用

がんサバイバーと、がん患者・家族サポート・サービスのイノベーション創出(第2回)ワークショップ
開催日 平成23年9月26日(月)16:00~18:00 時間 16:00~18:00

場所 東京・秋葉原UDX 4F 先端ナレッジフィールド UDXオープンカレッジ
参加費 無料 (18時以降、交流会予定、参加者のみ1000円程度)

募集対象 健康・医療・福祉・介護関連サービス、製薬、保険、リゾート、エンタテイメント関係、不動産、自治体関係、その他ライフサポートサービスにご関心のある方、ソーシャルビジネスをお考えの方など 募集人数 20名
がんサバイバーと、がんサポート・サービスのイノベーション創出

「がんサバイバー」
「がんサバイバー」とは、がんになった後の長期生存者という意味ではなく、がんとともに、生ある限り人間らしく、さらには自分らしく生きるという意味がこめられています。アメリカから起こった新しい生存の概念ですが、これが日本の社会でも一つのムーブメントとなりつつあります。

「がんサポート」
「がんサポート」は、がんと向き合い自分らしく生きようとしている人、単に長期生存するだけではなく、そのがん体験を社会へ還元しようとの意識を持っているがんサバイバーをサポートすることにあります。こうしたサポートのための技術やアイデア、サービスを医療を含む異業種、または異分野の研究者や活動者とともに考えてみます。

病院や教育施設、健康支援サービスや行政サービスなどから生命保険やリゾート施設、就業や就職サポート、エンタテイメントや製薬、食にまつわる健康食品や機能性食材、フードサービス(外食、中食、給食)まで幅広いものとなります。新産業文化創出研究所のドクターズキッチン研究会では、抗がん剤治療中で味覚過敏となる患者サポートのためのレシピ開発や関連食材開発などのプロジェクトも開始しています。

こうした異分野連携による癌サポートに対して、技術やアイデア、製品をお持ちの方、また、自社製品やサービスに関係できるのではないかとお考えの方、企業のCSRとして取り組みをご検討の方、何かのヒントとして聴講される方などを募集しています。

【プログラム】
毎回、ゲストスピーカーや医療関係者、関係サービスや製品を持つ企業やNPOなどの活動団体の方々のプレゼンテーションと参加者でワークショップスタイルのフリーディスカッションで進めます。

プレゼン希望の方、ご参加ご希望の方は、下記のフォームより御申込み下さい。

■開会挨拶と趣旨説明:16:00~16:15
「取り残されてきたニーズとシーズのマッチング、がんサバイバーと連動した製品・サービス開発プロジェクト」

演者:新産業文化創出研究所 所長 廣常 啓一

■レクチャー①:16:15-16:45

「がん患者さん支援の為のインターネット、オンライン・コミュニティ活用の潮流について」
  演者:株式会社ソーシャルカンパニー代表取締役 市川 裕康


■レクチャー②:16:45-1715

「日本におけるがん医療情報:インターネットの現状」

演者:NPO法人キャンサーネットジャパン 理事・事務局長 柳澤 昭浩

■Q&A・フリーディスカッション(ワークショップ)


【次回開催】
毎月1回のペースで開催予定、当面は各月 26日 に実施いたします。


==== 引用抜粋おわり

②でご講演予定のキャンサーネットジャパン事務局長の柳澤さんと、フェイスブックで『お友だち』になっていただき、このイベントのことも知りました。

柳澤さんは葉っぱさんとも交流があったとのことで、キャンサーネットジャパンでは頭頸部がんについて特集したことがまだないから(乳がんとかの情報はいっぱい出ていますが)、今度やりたい、とも言って下さいました。チャットでおしゃべりしちゃいました。

水曜日, 8月 24, 2011

残暑おみまい申し上げます/フェイスブック

ご無沙汰してしまって申し訳ありません。 みなさんお元気ですか~?

実は、最近フェイスブックにはまっていまして。

これがもう、面白い。楽しい!

それでそっちばかりやってて、ブログの更新が滞っちゃったのです。

暫く前にフェイスブックのアカウントは作っていたのですが、基本実名登録というコミュニティなので、おっかなびっくりで、殆ど何もできてなかったのです。一般人はネットにプライバシーは載せられませんよねぇ。

でも、これまでにも、Mixiとかのクローズドなコミュニティではそうされてたんでしょうね。私はMixiはやったことがありませんでした。

先日、フェイスブックの講習会に参加しまして、いろいろ教えて頂きました。ちゃんと設定の仕方があって、公開の範囲を制限できるのです。

また、楽しみ方のコツも、教えていただいて分かるようになりました。まだまだ奥深いです。とても面白い。

私はがんの治療後の人たちを元気にするような何かができるといいな~、と思っているのですが、そういう試みも、今後フェイスブックで試していくことになると思います。

フェイスブックでは互いにお友達申請というのをして、承認というのをします。その時に、ウォール(自分の壁新聞のようなもの)の内容や、プロフィールの内容を見て、承認の参考にします。

お友達申請の相手は基本的にリアルで会ったことのある人です。元々、大学の同窓会用のツールだったそうです。

私も基本的にリアルで会った方にしていますが、そこはネットなので、リアルに会う前に交流が楽しめることも多く、それが魅力でもあります。

だから、申請相手から承認して頂けるように、プロフィールは一生懸命書きました。ウォールはブログほどたくさんは書けないので、ちょこちょこ書いています。

全体的にはまだまだフェイスブック練習中です。

既にフェイスブックをやっていらっしゃる方、ここのプロフィールのメールリンクからお知らせ下さい。フェイスブックでお友達になりましょう! ご自分のフェイスブックのプロフィールをある程度書いておいて下さいね。

そのうちに、フェイスブックの講習会をできるといいなと思っています。先生に頼んでみます。

火曜日, 7月 26, 2011

今日は

普通でした。

最近特許調査が早くなって、納期よりも結構早めに調べ終わるんです。で、ね、すぐに報告するのではなく、暫く置いておくの。

手元に調査済み未報告の案件がたまるのですが、そうすると新しい案件と似たようなものがあることがあって、調査の精度が上がるんです。

それはそれで面白いんだけど、飽きてきたなぁ。

同じような明細書をいくつも読むのも。

今度は新人くんに調査のやり方の教育をしなくちゃで、これはちょっと緊張します。

その準備をするのに時間を取ったら調査が遅れる!!という心配があったんですが、どうやらそこそこ貯金ができて、遅れずに済みそうです。

これで安心して、明日のコーチングの研修にも行けます。

気分はこの研修の方が楽しみ。先日のエニアグラムの研修で今期の研修は終わりだ、と言われていましたが、明日のは部署的にはタダだそうで、勝手に応募しました。ノルマ果たしたら文句は出るまい。

会社で研修に行かせてもらえるのはありがたいです。

月曜日, 7月 25, 2011

夢はでっかくでっかく

え~と、今日は、普通に特許調査してました。

昨日は、とあるセミナーに出席。

電車の中ではずっと音声CDを聞いてますが、頭がパンクしそうになります。

やっぱりある程度以上は入らないんだなぁ。

ポジティブシンキングは大事だそうですが、ネガティブもないと、失敗しちゃうんだって。

できるはずもないこともできるように考えて失敗してしまうという、アホなことをやることになる怖れがあるわけです。

昔、とあるおじいちゃんが、一旗揚げようとして事業にチャレンジし、失敗して、それでうちの屋敷は無くなったようです。

生きていれば面白かっただろうに。会ってみたかったな、おじいちゃん。

何をやりたくて何に失敗したのかな。

木曜日, 7月 21, 2011

夢はでっかく

なでしこジャパン、女子サッカー世界一金メダル、すばらしいです。おめでとうございます。

その、だったと思うのだけど、うろ覚えだけど、どなたかが、嵐の潤君か誰かのファンだそうで。

で、共演したい、と仰ったとか、何とか。

うろ覚えです。

金メダルを取れば、嵐に会えるのかねぇ。

会えるんだろうね~。

今の嵐の人気では、もうコンサートだって到底当たるとは思えない、と思って、私が考えたのは、ですね。

社長になって、「嵐を呼ぶお多福祭り」というでっかい祭りをやるんですよ。で、嵐を呼んじゃうの。

んふふ。自分でも笑っちゃいますが。

よくないですか、嵐を呼ぶお多福祭り。

そうしたら会えるかな~、と思ったけど、意外なことに、今度のツアーは1月京セラに当選しちゃった。

社長にならなくても金メダルとらなくても会える場合もあるんでした。ラッキー。

月曜日, 7月 18, 2011

訳されてました

昨日(だっけ、)訳したい本があると書きましたが、当然のように、既に訳されてました。

原題は”Taking the Quantum Leap”という本なのですが、

ブルーバックスの「量子の謎を解く--アインシュタインも悩んだ--」という題の本になってました。

この題じゃ、内容を表していないような気がするのだけど。まるで、単に謎を解いて解決したみたいに受け取らせようとしているみたい。

日本では量子論的なLeapを理解してものごとを語られることが非常に少ないです。原著は初版時には米国の”The American Book Award”を受賞したそうです。だから多くの人がこの概念を知っているのだろうし、サイモントン先生だって常識としてご存じだったでしょう。サイモントン先生が最後の訪日セッションの時に「非連続的思考が豊かなものへ導く」と仰っていましたが、こういう概念と関係があるのだろうと思われます。

でも、日本では、偉い先生方の本なども、今でもアインシュタインと同じように悩んでいるように思えることがあります。

娘の参考書の足しにと思って「量子の新時代」という朝日新書2009年発刊を買ったのだけど、多世界概念は載っているけど「隠れたパラメータ」的捕え方に見えるし、量子コンピュータが載っているのが新しいということらしく、Leapは出て来ないみたい。『波束の収縮』がある、と、さらっ、と、言及されたところがありました。非常に『”古典的な科学”的』で、怪しくない。

Leapって、怪しいんだなぁ。

そんなところ、抵抗してもしょうがないのに。量子力学ってそういうものです。

それをちゃんと訳出されているのかしらん。タイトルからも無くなっているし、受け入れられてもいない。

どうやら、量子コンピューターが出現しようかとしている現在でも、量子力学に不可欠な波束の収縮や状態遷移は、日本では先生方の間では、怪しい、と思われているらしい。

。。。日本では特許の許可をもらうのがやたらと厳しいのと似たようなメンタリティーなのかなぁ。

怪しいって言っちゃダメなんだ。アインシュタインも「そんな幽霊みたいなものはダメだ」って言ったらしい。

未知な部分について、実在に任せず頼らず主体のかかわりを引き受ける、みたいな、ね。そんなことではないですかね。物理が物理でいられなくなることにはなりますが。

Taking the Quantum Leapは、そういうことについて詳し~く書いてある本みたいなのに。タイトルにも表れていると思いますが。

引き受けたら、怪しいものではなく豊かなものにできる、のでしょう。リスクを負っていることを自覚する必要はあるんですね。物理学崩壊、みたいなことになってしまうのかな。

物理学者ではない私は、主体がかかわる余地があることを喜んでいいのかもしれません。

日曜日, 7月 17, 2011

あれこれ

皆様おげんきですか? 暑いですね。

私は色々なことがありました。

一つには、何と何と、お正月の嵐京セラドームに行けることになりました。

驚きです。神さま、ありがとうございます。

もう一つ、このところある勉強にはまってたのですが、謎が一つ解けました。

それの仕事をするにはちょいと時間がかかりますが、何だか状況が分かりました。

う~ん。

う~む。

そうなんだ~。今から初めてみればいいじゃない、って、嵐も言ってた。

本を一冊、訳したいと思ったのだけど、訳せるかなぁ。

訳を出せるほどに英語はうまくないんだけど。訳で役に立てるかも。私でも。

きっと立てるですよ。

もう、行くしかない。

ゆっくりやればできる。辞書と仲良しになって。

そうそう、老後の仕事のために。そうそう、お役に立つために。老後って長いんだから。

あ~、宴会に行っていたお父さんがやっと帰ってきました。

金曜日, 7月 08, 2011

エニアグラム

昨日は会社の研修で、エニアグラムというのを勉強しました。リーダーシップや仕事を進めやすくするための研修です。なかなか面白かったです。

人間の性格は9つのタイプに分類できるそうです。

タイプ1 完全主義者
タイプ2 援助者
タイプ3 達成者
タイプ4 個人主義者
タイプ5 観察者
タイプ6 堅実家
タイプ7 楽天家
タイプ8 統率者
タイプ9 調停者

簡単なテストで参加者を分類して、意外とそれぞれの特徴がきっちり当てはまっていました。私はタイプ5でした。

タイプ5はタイプ8から学ぶとよいそうです。

人間て、色々な人がいるんですね~。

火曜日, 7月 05, 2011

小さな幸せを大切に

ささいな幸せを大切にしないといけないそうです。

子供を褒めるのはけっこう難しいんですが、「重箱のすみ」を褒めるように練習するといいです。

幸せであることをすぐに忘れてしまうから。

だけど、褒めなくちゃ、と思って、そうやっていると、いわゆる「なめられる」状態になっちゃったりします。

私はそういうことがありました。子供が言うことをきかなくなるんです。

で、お父さんがガ~ンと言った方が効果があったりします。お前は甘い、と私はお父さんから怒られます。

そうです、なめられるのは、優しいのではなく甘いからなんです。甘いのは弱さです。

なめるなよ!と言ってやれる強さはないといけません。

なめられずに誉めることはできるんです。

ま~とにかく、そんな色々を考えたり感じたりできるのは幸せなことだと思います。

日曜日, 7月 03, 2011

お勉強

「ちち~、これ、どこが間違ってるの?」

高2娘たまこがお父さんに数学を聞いてます。母に聞いてこないので助かった。

良かれと思って教えても、必ず怒り出すから。

お父さんに言われる方が、素直に聞けるらしい。

1年生の時に遊び倒したので、今、分かってるような気がする分野も正解が出せずに、苦労しているようです。

お父さんは老眼で、問題文が読めないみたい。

二人でがんばってね~。

私は中1息子せんべいの剣道の見学とお迎えに行ってきます。

土曜日, 7月 02, 2011

支援ならず

高校の同窓生が東北の津波の被害の調査をしていて、調査結果の本を出すそうです。

その本を被災地に無償で配りたいので資金援助を募っているというので、会社の社会貢献担当に聞いてみました。

もう会社は、家電の無償提供とか、何億円も支援をしていますが、もっとやってくれそうではあります。

でも本を配るというのは、うちの会社の得意分野と関係がないので、やらない、と言われてしまいました。

私って何にも役にたたないわ~。

火曜日, 6月 28, 2011

暑いですね~

子供たちは学校でプールが始まっています。

昨日はちょっと雨模様でしたが、中学生は雨でもプールはやります。

今日は晴れて暑かったです。今日も息子はプールがありました。

私は汗を拭き拭き特許調査でした。

会社の居室のエアコンは相変わらず色々テスト中です。このスイッチに触るな、とか。

暑くて頭がぼ~~、となりますが、そこそこ調査は進んでます。

あ、昨日の夜、散歩したんです。

そしたら、北斗七星が見えました。この家に来て十年以上ですが、初めて見ました。北側はお店などの照明が強くて星が見えにくいんです。冬のオリオンしか見えないと思っていたのですが。

北極星も、うちからは見えないと思っていたのですが、昨夜は見えました。

何だか嬉しかったです。不変にいつもそこにあって宇宙がその周りに回っている星だから。

宇宙はいつもいつも、回り続けているんですね~。実際に回っているのは地球なんですが。

これからもよろしくお願いします、って、北極星を拝んでおきました。

そうそう。私には宇宙につながっている守り神がついているので。

木曜日, 6月 23, 2011

オフィスが暑い/原発は全廃へ

福島などの原発停止を受けて、この夏は省エネが重要な課題です。

会社でもエアコンを極力使わない方針になりました。

けっこう、色々試行錯誤中です。

暑くなったら窓を開ける、というお達しもありましたが、やってみたら、蚊が入ってきます。予算不十分な折から、網戸はつけないんですって。

おまけに、窓の外に喫煙所があり、煙も入ってきます。

蚊取り線香を買っても良い、というお達しもありました。火の始末が問題です。

と思ったら、またお達しがあり、窓を閉めて28度になるようにエアコンをつけるように、ということになりました。

今日はそれでやっていましたが、設定は28度のはずなのに、室温計は29度。暑くて、こっそり靴下を脱いで仕事しました。

今日はまたお達しがあり、明日は午前中のある時間帯、エアコンをフル稼働するので寒さ対策をするように、ですって。

フル稼働の後に切ってずっとつけないでいたほうが省エネになるのではないかという作戦か? ピーク時の電力使用を減らすということ? 何だか総務も大変です。

寒い後に酷暑になるのっていやだな~。

許容範囲のベストが見つかるまで大変かもしれませんが、それでも原発を動かすよりはいいです。

原発は順次全廃していってほしいです。

神奈川のお茶にまで放射線が検出されて、出荷停止とのこと。経済産業大臣が産業のために原発再稼動、なんて仰ったそうですが、現に原発はすご~く産業の妨げになってますよね。

コストも実は原発はすごく高い。事故対策分や廃棄物処理分を税金で補填することにして組み入れず、見掛けで安く言ってたのです。

原発の大規模施設で少しの人数で大量の発電をするよりも、太陽光発電などの小規模発電を多数設置した方が、その製造、設置、メンテナンスのための多くの雇用も生まれます。放射能のそばで働かなくてもいいし。

電力の送電部分の会社を発電部分と分離して、多数の小規模発電と電力消費とを結ぶスマートグリッドを実用化・実施して、安全で小回りの利く電力供給を実現したいものです。

よく知っているわけではなく、聞きかじりで書いていますが、そんな感じの技術で脱原発はできるんです。管さんは経済産業大臣に相談せずにそれを実施すると国際公約してしまったので、反発されてしまったようです。でも少なくとも方向性はいい考えだと思います。

海江田さんの方が辞めてほしいな。

月曜日, 6月 20, 2011

ちっちゃいパソコンで/恐竜が鳥になったように

相変わらず、ちっちゃいネットパソコンでやってます。いつものパソコンがネットに繋がらなくなったので。ケーブルを繋ぐところが壊れたようなんです。

打つのは大分慣れたけど、写真を貼ったりする気にはならなくて。何となく内容も散漫になっているような気がします(いつももだけどね~、何だか特に)。

書く内容って道具に非常に影響されますね。

今日は普通に仕事して、普通にご飯作って、おフロに入って。

会社からの帰り道、近所のメタセコイアの木に挨拶しながら帰りました。いつもありがとう、って。

私はいつも、木々にとてもお世話になってるんです。

見守ってもらっているから。

そうだ、書いておきたいことがありました。

うちの近所で、梅雨の頃にはおたまじゃくしから蛙になったばかりのちっちゃい蛙がいっぱい出てきて、よく踏まれているのです。

蛙の身になったら、上からおっきな靴がやってきたら、まずは逃げられませんよねぇ。

でも、中には、オレは踏まれないぞっ、と考えて、えいやっと、ちょっとだけでもずれることができて、踏まれずに生き延びて子孫を残す者がいるだろうと思われます。

生物の進化がどうなっていたかちゃんと覚えていないのですが、哺乳類の祖先はどこかで両生類の祖先と同じものに繋がっていたような気がするのですが。

大昔、ちっちゃい原始的両生類が大きい動物に踏まれそうになった時、オレは踏まれないぞっ、と考えて、ぴょん、と、横っ飛びを少しでもして、踏まれずに生き延びて子孫を残す者がいたでしょうね。

原始的両生類はかえるみたいにのそのそとしか動けなかったかもしれませんが、横っ飛びの努力をし続けた者たちの子孫は足と腰の骨格がだんだんと変化して、素早く動けるようになり、原子的哺乳類の骨格になっていったのかもしれません。

鳥は恐竜の子孫だそうですが、大きな恐竜に追いかけられても諦めずに、オレは飛べるぞっ、と考えて飛ぶ努力をし続けた者たちの子孫だと思われます。きっと同じようなことが四足動物の歴史の中にもあるんです。

だからね、無情なようでも、蛙が踏まれてしまうことにも、小さな恐竜が大きな恐竜に追いかけられて食べられてしまうことにも、意味があるのです。

東北の大地震で人間が学ばなければならないのは、きっと、希望を持ち続けること。いつでも、希望を持ち続けることに意味がある、と、自然が私たちに学ばせようとしているのだと思います。

そうやって新人類が生まれつつあるのかどうかは分からないけれど。

そうなのかもしれません。

金曜日, 6月 17, 2011

上司と津波

上司は避けられないというのは、津波と同じようなものですかね~。

津波よりはマシですか。

でも、津波が来ても私は助かる!と考えることに決めたので。

困った上司でも、私は乗り越えます。

何かこちらが言うと、ネチネチネチネチと、変な小言が返って来るので、なるべく接しないようにしています。地雷を踏まないように。

でもせっかく一生懸命に地雷を避けて私が準備をしたのに、わざわざ地雷を踏みに行っちゃう人もいて残念です。
私の仕事まで無駄になっちゃう。

全ては人生の学びだす。

あんなにネチネチしているからお嫁さんが来ないんだ!と、パワハラにセクハラで応えたくなっちゃう。

上司だからな~。相談に乗ってあげるわけにもいかず。

そんないわれもないし。

あっしにゃあ関係のねぇことでござんす、とやりたい。

私の仕事のじゃまはしないでもらえる状態をキープしたいです。これでも仕事が好きでやってるんだから。

木曜日, 6月 16, 2011

普通の日常の世界標準は?

癌の後ですが、子持ちフルタイム勤務(実は短時間勤務+長通勤時間)で普通に暮らしてます。ま~元気に暮らしているのですが、やっぱり忙しい。実はこの「普通」って、けっこうハードです。

日本の少子高齢化は子持ちの女性の負担が大きいせいだよねぇ。

通勤負担が大きいし、会社はまだまだ男性社会だし、保育園は(うちは卒業しましたが)窮屈だし、PTAは母親ばかり、地域の自治会とかも女性主体で。おまけに横浜市は中学校の給食がないんで、中学生、高校生のお弁当も毎朝毎朝、作ってます。

だんだんと良くなってますけどね。少~しずつ若い男性たちの意識は変わってきているようです。

で、私の知る限りでの、日本以外での普通を書きたくなりました。

以前住んでいた10年以上前の米国ニューヨーク州の田舎は、まず車通勤で、保育園の送り迎えも楽でした。今の日本の職場は車通勤禁止です。米国での職場は広大な駐車場があったけど、今の職場は駐車場ないし。
保育園送り迎えのついでに車でお買い物もスイスイとできて楽でした。
保育園は、日本みたいに母親が仕事をしない日には預からない(これってひどいよね)なんてことは言わないので、子供を預けて美容院に行くこともできました。
男性の同僚たちは週に何回かは夕食を作っていました。バーベキューが多かったようでしたが。
オフィスは個室で、日曜日に出勤する日には娘を連れて行ったし、男性同僚も子供を連れて来たりしていました。

アメリカの方が楽だったなぁ。

米国以外で働いたことはないですが、シンガポールにいる親戚によると、シンガポールで人を採用しようとすると、日本人みたいに仕事優先の考え方の人は少ないそうです。だから思ったような人が採用できないって言ってました。でも、ダンナさんが過度に仕事優先ではなかったら、奥さんも家庭や仕事で日本よりは楽なんじゃないかなぁ。

マレーシアだったか、東南アジアのどこかの国では、家をきれいに保つことは大切なことなので、大抵の人(女性)はお掃除を人(家政婦さんみたいな人?)にやってもらう、と聞きました。安くでやってもらえるんですかね。日本ではお手伝いさんを頼むのは一般的ではない気がします。

中東にしばらく前に赴任していた親戚がいるのですが、駐在員の家にはお手伝いさんがいるのは当たり前で、食事作りも掃除も自分ではやらないそうです。駐在員と言っても日本に帰って来たら普通のサラリーマンです。それでもオイルマネーで潤っているお金持ちに近い立場になるんですかね。貧富の差があるということですが、逆にお金を持っている人はお手伝いさんを雇って彼らが暮らせるようにしないといけないという面もあるでしょう。

長年日本のサラリーウーマンをやってきましたが、仕事が好きでないとやれないですね。

そろそろ次のステップに行きたいな~。今よりもっと面白いことを。

水曜日, 6月 15, 2011

迷惑メールその2

たまこ「お母さん、勝ったよ。2億6千万円!」

何の話かというと、たまこの携帯にもこのお金を受取って下さい、という迷惑メールが来るようになったとこのと。

私にも3000万円だとか、50万円だとか、何回も、もらって下さいっていうメールが来た、という話を昨日書きましたが、たまこには随分とまあ高額のオファーがあったもんです。金額で母に勝ったと言いたいらしい。

何も勝ったわけじゃないけどねぇ。だんだんエスカレートしているんですかね。

他にも、福島原発の特別情報があるから詳しくはこのサイトを見るように、っていうのもあったそうです。

「嵐が解散する、ほかのグループもぞくぞくと事務所を移転する手続きをしている。」っていうのもあったって。 わぉ! 私がもらわなくてよかった。。

こういう迷惑メールの最後には、配信停止したい場合はここをクリック、とか書いてあるものですが、配信停止手続きをすると、逆にこちらがそのメールを読んだという証拠を与えることになってしまいます。だからかえって、また違うアドレスで送ってきます。

念のためですが、こういうメールでここに入会手続きをすれば特別ボーナス5000万円あげます、とかあっても、入会手続きはしない方がいいと思いますよ。途中で、入会に何々円必要、とか言ってくるらしいです。たぶん5000万円はもらえません。しつこくやり続けているのはひっかかって入金してしまう人がいるからでしょう。

困りますよねぇ、迷惑メール。

===
福岡ドームのDVD受け取ってきました!

火曜日, 6月 14, 2011

迷惑メール

さっきコメント欄で書きましたが、メールをやっていると迷惑メールがいっぱい来るんですよね~。

ネットでものを買うと繰り返し営業メールが来るし、頼みもしないのに競馬情報やら、わけわかんない営業メールやら、出会い系サイトのお誘いやら、いっぱい来ます。

出会い系で最近あるのが(昔もあったのかもしれないけど)、会員ボーナス50万円分当たりましたから受け取って下さい、とかいうもの。会員?のサイトへのリンクがついていて、登録手続きか何かをするとそれだけもらえるというもので、多分手続きのためにいくらかお金を払わせる、という詐欺です。

先日はこれが携帯メールに来るようになってしまって、相当しつこかったけど、ずっと無視していたら結構反応が面白かったです。

3000万円だか、何だか、相当高額を言ってきて、医者だ、とか、若手実業家だ、とか、色々なお金持ちの男性を名乗ってきます。そうすると多分、大抵の人は手続きしないにしても一応、サイトを覗きには行ってみるのかなぁ。覗きにも行かずに完全無視していたら、大分驚いたらしいんです。

その驚いた様子がメールに現れて来てね。だんだん文章が変わってくるの。あのテこのテという感じで、亀梨です、っていうのもあったっけ。おばさんが危篤だとかいうのもあったっけ。

最後には、これで最後だけれど一つだけ教えて欲しい、とか言ってましたが。何が聞きたかったのかなぁ。文章だけでよっぽど自分がモテモテの男として振舞えると思っていたのに、無視し切られたのが何故なのか、とか思ったのかな。

それも無視したら、また違うタイプの文章でやって来ました。多分、複数人で組織的にやっているのかもしれませんね。

メール受け取り拒否の設定をしても、すぐにアドレスを変えてくるので意味がありません。結局、携帯メールだけ受け取れるようにして、パソコンメールは登録したもの意外全部拒否する、という設定にしました。それで来なくなりました。

途中で、お誘いというよりは明らかに脅しの入ったメールがあったので、釣れた、と思って、一応メールはとってあるんだけどね。サイバー犯罪の被害届けでも出そうかな、と思って。

殆ど同じようなのがパソコンメールにも来るようになっちゃったのですが、パソコンメールでは自動的に迷惑メールを振り分けてくれるので、見なくてすんでいます。でも今度は必要なメールが迷惑メールの方に入っちゃうことがあるんですね~。

あんなにマメにメールを出すほどに勤勉なら、まともに仕事すればいいのにね。

日曜日, 6月 12, 2011

勉強しましょう

世の中の変化が早いです。

直接販売の本のことを書きましたが、直接販売に直接にアクセスした人だけはその本の情報を得られるわけで、アクセスしなかった人との間で不平等になるんじゃないか、と思いました。
ネットにつながらなければそもそもアクセスはとても難しそうだし。

そういうのは多い気がします。子供の科学イベントも、(親が)存在を知って申し込んで行った子供は高度な内容に触れることができるんです。けれど、そうしない子供はいわゆる「ゆとり教育」でした。今後変わるらしいけれど。

子供の科学イベントで嬉しそうに教えて下さる先生を見て、あ~、英才教育しようとしているな、と思ったことがありました。高度なことを教えたくてしょうがないんです。

うちは横浜なので、しょっちゅう行くには不利です。やっぱり都内でのイベントが多いんです。

そういうのにしょっちゅう行くのが必ず子供のためになるものなのかどうかは、分からないけど。地方の豊かな環境で直に色々な経験をできるほうが、実体験の少ない都会の子供よりも高い能力を育むかもしれません。

手をかけすぎた子よりものびのびさせた子の方が大きく育つかもしれないし。

ただ、情報を得た人、学んだ人と、そうしなかった人の差が大きくなりがちな世の中になったのかなぁ、と思います。

とは言え、他方で、情報は偏っているようでも実はいくらでも漏れて広がって行っている、という気もします。
英才教育しようとしている科学イベントに行かなくたって、似たようなことをテレビでやってたり。直接販売の本を読まなくたって、似たような内容を誰かが雑誌で書いていたり。

学ぶ構えがあればキャッチできる、と言っていいのかな。

そう思っていれば、キャッチできるでしょう。

知らなくても何とかなる世の中ではあるかもしれませんが、勉強はした方がいい事があるんじゃないかと思います。

金曜日, 6月 10, 2011

久しぶり

先日は中1息子せんべいの剣道の試合がありました。せんべいにとっては2回目の試合です。

その時に偶然、元の職場の元同僚に会いました。彼女の娘さんも剣士なんです。

元同僚は最近年賀状をくれなくなっていました。人づてに元気だとは聞いていたので、忙しいんだろうな~、と思っていました。

聞いてみたら、やはり上司から絞られているようで、さらにお正月はいつもしっかり実家に帰るので書く時間が取れず、一枚も出していないそうです。

元職場で子持ち主婦エンジニアをやるのはすご~く忙しい生活になります。電車の中も夜中も時間を無駄にできない怒涛のような生活です。彼女はその中でも自分の時間と子供たちとの時間や楽しみをしっかり確保できている人です。

忙しい時には年賀状を全廃するのもいいことです。どれだけ楽になるかというと、すご~く楽になりますよね。

彼女以外にも元職場でがんばっている女性エンジニアはたくさんいます。私がいたグループは私を最後に女性ゼロになりました。だけど、他のグループにはいます。

私は癌の後で異動したお陰で年賀状も書けます。

数日前に、残っていたもう一件の日本でだけ拒絶査定が来ていた特許が、意見書を出したら許可査定になりました。エンジニア時代の仕事の区切りがつきました。

区切りがついて、余裕のある職場に移れて、ラッキー。

火曜日, 6月 07, 2011

世の中は平等なのか

今、本が売れないとかって言いますよね、特に専門書が。

実際、専門書の出版社は大変だろうと思います。

だけど、世の中の進歩に伴って、新しい知識は本になって出版されて、誰でも学べるようになっていてほしいです。

だけど、売れないから、本屋さんは大変なんでしょう。

そうすると、本屋さんも生き残るために、生き残れるような売り方をするのは当然なのかもしれません。

一般の本屋さんになくて、直接販売で売ったりということがあるようです。

直接販売ならば、欲しい人に直接売ることができるからコストが削減できるし、欲しい人は多少高くても買います。

私なんて本中毒だから、欲しいと買っちゃいます。ええ~っ、と思うような大事な本があったりします。

だけど、アマゾンには出ないのよね。町の本屋さんにはないらしい。

いいのかな、アマゾンや町の本屋さんにはないけれど、誰でも注文はできるわけだから。

日本語訳のが直接販売のみになっていますが、原書は普通に本屋さんにあるのかな。

今見てみたら原書はアマゾンにありました。

ダイレクト出版の「「YES!」を引き出す7つのトリガー」面白いです。世界観が変わっちゃう。まだ読み終えていませんが。

脳研究の進歩で、この10数年で哲学も心理学も急激な変化にさらされているようです。

それも驚きなのだけれど、それを知らしてくれる本が直接販売だけで本屋さんには出ないということに、さらに驚いてます。

むしろ、直接販売で出さなければそもそもどこにも出ない、て事?なのかな。

秘伝みたいな感じになっちゃいますが、今はこれがよく本が売れる売り方なのかもしれません。

日曜日, 6月 05, 2011

いまだに壊滅状態

横浜でもしばらく前に梅雨に入って、雨の日が多くなりました。今日は降らなかったけど。

うちの近所には池があって、今の季節、例年通りに、ちっちゃい蛙が沢山現れます。おたまじゃくしが蛙になるんです。

例年、あまりにちっちゃい蛙があまりに沢山、ぴょこぴょこ出てくるので、特に雨の日、道行く人たちに踏まれてます。特に夜は、まずもって見えません。踏まないというのは無理なんです。

だからね。例年、いえ、実はいつも思ってるのですけど、命と言うのはいつも、失われているんだよね。

私たちがご飯を食べるというのは命を食べているということだし。ありんこを踏むこともあるし、蚊取り線香だってつけますが、蚊だって命をもった生き物です。

いつも思っているけれど、蛙が出てくる季節には特にそう思います。

いつも命は失われているし、いつも生まれています。蛙はいっぱい生まれています。蚊もそう。

池の鯉におたまじゃくしが食べられてしまうようでも、道でいっぱい踏まれているようでも、また蛙はいっぱい出てくるんです。

そうやって命はどこかに行こうとしているようです。

東北大震災の後、私は何も被災地のお役に立つことをしていませんが、高校の同窓生が色々な活動をしているのを教えてくれます。

医療チームで最近陸前高田市に行ったという同窓生がいます。陸前高田市は津波の被害にあったそうですが、町がなくなって未だに壊滅状態だそうです。

もうすぐ3ヶ月にもなろうとしているのに。改めて甚大な被害に驚きました。

津波の前では人間も蛙と同じように無力です。

踏まれて死んでしまった蛙も、卵からおたまじゃくしになった数ヶ月、足が生えて歩いた数日間、素晴らしい命を全うしたのだと思います。命だったのだから。

今生を卒業して次の世へ命をつないでいるのだと思います。

踏まれた蛙も、食べられた鶏や牛や豚も、蚊取り線香で落ちた蚊も、みんなその与えられた出来事を受け入れています。化けて出てくるわけではなく、次の命はさらに生まれ続けて、営々と命は続いているのだから。

人間もそれを受け入れざるを得ないです。

そうだ。だけど、私が蛙だったら、私は、踏まれない。

私は、さっとよける。靴が私の上に襲いかかってきても。

壊滅状態はいやだけど、踏まれた蛙たちの冥福を祈って何とかがんばろう。

木曜日, 6月 02, 2011

やるっきゃない

この夏は福島第1原発が止まったために、節電しなければならないそうで、そのため、会社のカレンダーが見直しになりました。

夏休みが増えたんです。

つまり仕事する日数が減りました。

だけど、仕事は減らないんだって。

上期の日数が減った分は下期の日数が増えたんだけど、その分の仕事を下期にずれ込ませてはいけないんだそうで。

効率を上げて上期分を予定通りにやって、下期は日数が増えた分もっと増やしてやれ、と。

これってヘンだよねぇ。

あの上司、ヘンだよ~。

と言いたいけど。

よくある話なんよ。実のところ。

やるっきゃないでしょ。

火曜日, 5月 31, 2011

普通とは

癌っ の後だから普通の日常、ていうブログですが。

改めて思ったんですが、子持ちフルタイム勤務核家族主婦って、やっぱり普通ではいられない。忙しいですよ~。

ここを見た方が、普通にできるんじゃないの~、って思ったら、気の毒。

できるのは、休むのが上手な人、自分を大切にすることが上手な人。そういう人はいます。うちの会社にも沢山います。

だからできそうだったら、がんばってみて下さい。

私の場合は昔はやってましたが、無理があったんです。無理にがんばり過ぎたら病気になっちゃいますよ。

無理があったから普通じゃなかったわけですが。

今は短時間勤務で6時には帰って来れますが、それでも余裕はないです。余裕はないけどぎりぎり普通かなぁ。

最近は嵐ファン活動をさぼり気味。新アルバムとDVDの予約はしましたが。

今は実は平成の花さか爺さんの竹田和平さんに凝ってます。ほわぁ~っとしてて、癒されます。投資家で経営者の方で、癒されるというのは変かもしれませんが。

竹田和平さんは「まろわの世」を作りたいそうで、「まろわ」というのは「まごころのわ」から来ているのです。

ん~、こう書いてみると「まごころのわ」って嵐の持っているものと通じるかもしれません。ちょっと(大分)こじつけです。

私は「幸せの矢」を世の中に放ちたい。というのが私の天命だと思うんです。と思うことにした、と思うと、何だか幸せな気分になれるので。

そうそう。松本潤君がね。幸せになる準備はできてるか~?って、聞いてくれてね。それから嵐のコンサートは始まるんですね。潤くんがいつもそう言ってくれるから、私もやってみたいな~、と。

行きたいな~、コンサート。

潤くんは最近髪を切って、すっきりかわいくかっこよくなりましたねぇ。

コンサートに行けなくても幸せの矢にならねば。「ねば」は変だなぁ。

「ねば」は取るように、って、昔、川畑伸子先生に言われました。納豆じゃないし。

コンサートに行けなくても、私は私でやって行かなければ。6人目の嵐で。

でもやっぱり行きたいコンサート。

月曜日, 5月 30, 2011

昇給考課

年度が明けると、上司と昇給考課の面談っていうのがあるんですよ。毎年やってます。

私は今は短時間勤務で、他の人よりも働いている時間が少ないのですが、不思議と評価はそう悪くないです。

むしろ、技術部の頃に残業もして出張もして、骨身を削ってやってた頃にもっと悪かったりしました。他の人はもっとやってるから、とかで。

やっぱり技術者はハードだよ。

但しもちろん技術者時代の方が仕事は面白かった。

特許調査の仕事に移って、調査の仕事を教えてくれた師匠は調査が大好きで楽しくて仕方がないという方でした。調査マンとして良い調査をするようにと、鍛えてくれました。

だから私もその頃は調査が楽しくて仕方がなかったんだけど、今の上司は調査の件数しか見ません。

だから、先期は、調査件数のノルマプラス1件、やりました。

私は自分の調査の質が良いということが意味があると思っているのだけど、彼にはプラス1件というのが非常に意味があるんです。

面談ではプラス1件のお陰で良い評価をもらったみたいでした。そう思うと良い上司だな。

特許調査の仕事に移って3年経ち、だいたい分かったし、これ以上件数をいっぱいやる腕を磨く気にはならないし、実はそろそろ異動したいな~、と思う今日この頃。

実は技術者などの社員のメンタルケアとかに興味があるので。癌の後の職場復帰の人の支援とかができるとよいな~と。

なので、面談でちょいと上司に聞いてみました。

メンタルケアとかを担当しているのは部署としては、総務。担当が何かをするわけではなく、健康センターの保健士さんや産業医の先生が実際にケアに当たります。が、実際の相談業務はむしろ外部の専門家に出しています。

技術者上がりの社員が技術者の相談に乗るというシステムは他社ではある場合もあるようですが、当社にはないらしいです。

だから異動するとしたら、総務。でも総務で1人メンタルケア担当を雇うはずはなく、総務の他の業務の片手間にメンタル関連をやるかやらないかという感じのよう。

社内のお祭りの準備とか、ね。総務って何でも色々をやるところのようで。

あと、関係がありそうなのは、教育関連の部署とか。

上司もどこでメンタル関連ができるかは知らないし、総務とのコネクションもないとのこと。

でも移ることを希望はできるから、異動の希望を出してみたらとのこと。但し今の部署にいる間は今の仕事をしっかりやるように、とのことですが。

異動の希望を出すというシステムがあるんです、当社には。但しいつもは受け付けていませんが。年に一回です。

以前技術部から特許部門に移った時には、技術部の上司に非常にお世話になりました。部長がこの仕事をみつけてくれたんです。

今の上司とも、良い関係でいて異動したいものですが、話してみた感触はそう、悪い雰囲気ではなく話せました。

あんまり他の同僚とかに相談もできないし、人事は難しいです。安全?なのは上司くらい? 危険なのも上司かもしれないけど。

木曜日, 5月 26, 2011

私は助かる

ご無沙汰してます。癌の方も、元癌の方も、そうでない方も、お元気でしょうか。

パソコンが壊れたままで、ネットに縁遠くなってます。

でも、こんな私のブログでも、不思議と、毎日覗いてくださる方もあるようなんです。

嵐のツアーも発表になりましたが、嵐ファンの方には申し訳ない。最近は嵐の話題がないんです。

あとはやっぱり、癌の後の日常に興味がある方なんですかね。

息子のちっちゃいネットパソコンから書いてます。

最近思うことは、やっぱり東北の震災と津波の被害のことです。

で、分かったような気がするのですが、地震と津波に対しては、「私は助かる」と信じて対応することにしました。

あの津波がざば~んと、やってきても。

私も助かると信じていれば、板切れなどが流れて来たときに、つかまることができるかもしれません。

そしたら、流されたり漂流したり色々大変でも、結局助かることができるかもしれません。

癌とは関係ないようなもんですが。

でも、癌になった時も、きっと自分は助かると信じることが、結局助かるためには大事なんだと思います。

但し何もしないでただ信じるのではなく、最大限の努力はした上で信じるんです。

津波も、備えを十分にしていた釜石の小中学生たちは殆どが助かったそうで、「釜石の奇跡」という新聞記事になっています。(すごいですよ。興味がある方検索してみてください。)

だから自分なりにいろいろ精進して、まぁ、まだ準備できないことも多々ありますがそれでも、自分は助かると信じて、暮します。

はい。100歳くらいまでは生きそう。

火曜日, 5月 17, 2011

勝訴

って言っても、争いごとというわけではなく、特許の審判です。争いと言えば争いではあるのかな。裁判の一種です。

エンジニア時代に出願していた特許に拒絶査定が来て、審判に出していたのですが、勝ちで審決しました。

米国でも中国でも許可査定だったけれど、日本でだけ拒絶でした。審査官とのやりとりはトンチンカンだったけれど、審判官とは多少話が通じて、粘って説明を重ねた結果、勝ったとのこと。

日本の審査官は分かりもしないくせに、「従来の技術から容易に類推できる」ととりあえず言っておくという傾向があるように思えます。他国で許可になっても日本でだけ拒絶という例が多いんです。

私ももう一個そういうのをかかえていますが、他の人も経験しているみたいです。

何でだろ~。

病気休職する前の頑張ってた時代に書いた特許、他国では守ってくれると言っているのに、何で日本でだけ守ってくれないんだ!と思っていましたが、これで守ってもらえることになりました。

私個人の権利だけでなく、関連して開発している熾烈な開発競争にも、莫大な予算をかけています。私が特許としてまとめるために必要だった背景技術には、職場の多くの同僚、先輩の技術の積み重ねがあります。「容易に類推」なんて、何て馬鹿なことを言うんだ!と思います。

地味な内容なんですが、でもあれはやっぱり認められるんだな。あのくらいは認めてもらえないと、企業の研究開発は続けられなくなります。

特に日本の特許庁には認めてもらいたいと思いましたが、認めてもらえてよかったです。

ちなみに、この特許の始めの審査の手続きで審査官とやり合ってくれたのは女性の同僚で、審査官が拒絶査定の主張をくり返すのに対して、審判請求(裁判を起こすこと)をしてくれましたが、その後、彼女は産休に入りました。

審判手続きを担当してくれたのも別の女性の同僚でした。何度か審判官とやり合って、審決になりましたが、ちょうど元の担当の女性同僚が最近、育児休職から復帰したところでした。

以前、息子の出産の前に出願していた特許が、出産・育休後に復帰した時にちょうど許可査定の結果が来ていたことを思い出しました。息子の他にもう一人の子供を会社の特許担当の人に無事に世に出してもらったような気がしたものでした。

技術開発でも特許出願でも特許の処理でも、会社という組織のお陰で、出産・育児をする女性が仕事をすることができます。

水曜日, 5月 11, 2011

今ここにある幸せ

ご無沙汰しました。パソコンが壊れちゃいました。今日は息子のちっちゃいネットパソコンで書いてます。

久し振りで、何を書こうかな~、と考えました。

最近考える大事なことは。

相変わらず地震の被害は収まらないし、福島原発も収まらないし、落ち着かないのだけれど。

大事なのは今ここにある幸せを、目いっぱい大事にすることかなぁ、と。

目の前にあると、忘れてしまいそうになるので。

でも、意識して、「感じます、受け取ります、ありがとう、」って心の中で言っていると、幸せを今、感じることができます。そうすると、子供にもガミガミ言わなくてすむようになります。わがままばっかりで振り回されるような気がしても。

生きてるだけで丸もうけ、って言葉がありましたっけ。

生きてるだけで、幸せ。

て思えるといいですね。

金曜日, 5月 06, 2011

ノーモア フクシマ 2

原発推進をしてきた学者先生たちなど識者の「建言」というのがありました。3月30日付けです。

福島原発事故についての緊急建言」(←リンク)

昨日書いたようなノーベル賞受賞者や元文部大臣は含まれていませんが、16人の先生方のお名前があり「原子力の平和利用を先頭だって進めて来た者として、今回の事故を極めて遺憾に思うと同時に国民に深く陳謝いたします。」とあります。

それから1ヶ月以上が経っても、事故の状況は危ない状態のままで安定している、みたいな状態に見えますが、原発推進をしてきた学者の先生方(の一部)には良心があった、て感じがして、ちょっとホッとしました。




火曜日, 5月 03, 2011

ノーモア フクシマ

福島第一原発は地震では大丈夫だった、津波の被害で大事故になっただけだ、とも言われていますが、地震の
直後のデータは公開されておらず(収集できなかったのか隠しているのか?)、津波の前には大丈夫だったという証拠はないそうです。

原発が推進され始めの頃、公聴会などがあったようですが、物理学者の先生が発言しようとしたら「ダメダメ、そんなこと言っちゃダメですよ、」と制止された、と言っていたということを以前書きました。また、原発がコストが安いって本当なのか、という疑問への答えは示されないままだ、という当時の印象は、結局今でも正しいようです。炉の安全だけでなく、放射性廃棄物を数100年単位以上の期間安全に保てる見通しはないのです。

つまり、推進した人たちは、福島第一原発みたいな事故がいずれ起こる可能性があるということは分かっていて、推進していたと言われても、反論できないでしょ。

当時の私が学生だった頃、なるほどな~、と思って高木仁三郎先生の岩波新書を読んだのを覚えていますが、高木先生はその後も多くの反原発の立場の本を書いておられるようです。

先日新聞に高木先生の著書が引用してあって、なあんだ、結局問題はあの当時のままなんだ、と思いました。

そうなると問題は、そう分かっていて、なぜ原発を推進するのか、だよなぁ。

ダメダメそんなこと言っちゃダメですよ、って言って、推進派の路線を既定路線にしちゃったのです。多分、目先の経済的な理由を優先したい人たちがいたんだね。

広島と長崎に原爆が落ちて、日本は唯一の被爆国であるのに、何で自分たちでまた原発事故が起きるようなものを作るんだろう。

原爆の開発は第2次世界大戦中で、原爆には相対性理論のE=mC2という原理が使われているのです。アインシュタインは、日本の軍事行動を挫く必要があると考えて一旦は協力したそうです。けれど、後になって原爆の開発は間違いであった、と後悔して、核兵器廃絶を訴えたそうです(ラッセル=アインシュタイン宣言)。

大きな力を手にできると思うと、使ってしまいたい誘惑にかられるのは大科学者も一緒だったんだよね。でもそれを使うということの意味が分かって、修正ができたのです。

物理学者の伏見康司先生は、原子力の平和利用を推進されて、2008年に亡くなったそうです。敗戦国である日本が、原爆に負けずにかえって原子力を飼いならしたい、とか、思われたんでしょうかね。戦争にもアインシュタインにも負けずに日本を立て直そうと思われたのかもしれません。

伏見先生が亡くなったのは99歳(生れ年と引き算で)なので、福島第1原発事故についてのご意見を伺うのは無理な夢です。が、もし生きておられたら、アインシュタインと同じように、この壮大な実験の結果をご覧になって、原子力発電所の廃絶を訴えられたのではないでしょうか。

伏見先生の後に続く指導的なお立場の、ノーベル賞で有名な小柴昌俊先生とか、小林誠先生とか、益川敏英先生とか、南部陽一郎先生とか、元文部科学大臣の有馬朗人先生とか、どなたか、指導的な発言をして下さらないかなぁ。

今のままじゃ日本の物理学者の面目は丸つぶれでは。

アインシュタインを超えてください。

土曜日, 4月 30, 2011

出勤日だったけど

今日はさすがに出勤している人が少なかったです。3割いなかったかも。

でも私は年休がなくなるといやなので一応行きました。

いつもは売り切れになる飲み物自販機もばっちり使えました。

地味に仕事して帰ってきました。

子供たちが休みなので朝お弁当を作らないでいいのだけは、いつもより楽だった。

昨日は高2娘たまこが自分でトマトソースを作ってスパゲッティを食べてましたが、今日は中1息子のせんべいが自分でラーメンを作って食べていました。

感心感心!






金曜日, 4月 29, 2011

今日も明日も出勤日/医療費控除/メールが迷惑メールフォルダに

今日は祭日なのに、出勤日でした。明日も土曜日なのに、出勤です。

地震やその後の停電で仕事が遅れた分を取り戻すんだって。

でもうちの職場では年休取ってる人が多かったけど。

遅れを取り戻すと言えば、3.11の地震であたふたして、締め切りを過ぎてから医療費控除の確定申告をしたのですが、還付金の案内がちゃんと昨日来ましたよ。遅れても処理してもらえました。

先週はシンガポールの親戚がうちに来てくれました。機械メーカーに勤めていますが、多くの企業で今そうであるように、やはり東北で作られている部品が来なくて、製品の製造が遅れているそうです。

ゴールデンウィークには東北にお片づけボランティアに行こうか、と私も思ったのですが、思った時に調べたらもうどこもいっぱいで、ボランティアの募集を締め切っていました。ゴールデンウィーク後、とか、1ヶ月間、とかはありましたが。

東北を何とかしたいと思っている人は多いんだね。

「思い」だけは存在してるんだけどね~、、、

==
ところでプロフィールにあるメールのリンクから頂いたメールが、迷惑メールのフォルダに紛れ込んでいるのをみつけて、遅まきながらお返事をしました。

正しく届くことが多いと思いたいのですが、リンクを出していると実際に大量の迷惑メールも来るので、迷惑メール振り分け機能もオフにできず、そちらに紛れ込んでしまうことがあるようです。

今回は気づいたのですが、気づかずに読まずじまいになってしまったものもあったかもしれません。そしたら、すみませんでした。




日曜日, 4月 24, 2011

祈りは存在する

祈りは届く、って言われることがありますが、それはよく分からない。

でも、祈りは存在する。それは分かる。

届かなければ意味が無いというものでもないだろう。

存在するだけでは虚しいということはなく、存在するから、意味がある。

お見舞いを言って何になるのだろう、何にもなりはしない、無力感、虚しさ、言葉を失って目を見張ることしかできない。

多くの命が失われて未だに行方すら分からない。

失われた命の一つ一つに慰めの言葉をかけることもできず、夢のように口をつぐんで向き合って止まっているだけ。

お見舞いは言わないけれど、祈ります。

大自然によって奪われた命が、それでもそれぞれの生きた日々を喜んでくれているように。

残された人々の立ち直ることを見守ってくれるように。

海に土に戻る自分を安らいでくれるように。

届くかどうか分からなくても、私に祈る力をくれるように。

月曜日, 4月 18, 2011

剣道の級審査

昨日は中1息子せんべいの剣道の級審査がありました。

まだ始めて半年だし、地震がらみで3月は練習もかなり減ってしまいました。でも頑張って剣道の型もしっかり覚えて、無事に3級合格しました。ご立派ご立派。

端午の節句に飾られる菖蒲は尚武、葉っぱは刀に似て動を表し、花は静を表す、らしいです。

土曜日, 4月 16, 2011

断られちゃったけど

今日はたまたま自由に過ごせたので、行ってくるべと思って、東北からの震災被災者の方の横浜の避難所の一つに行ってみました。何も持たず、単に「お話」しようと思って。

一応調べてみたら、横浜市ではボランティアの募集って、看護師さんとお医者さんしかしてなくて、傾聴ボランティアというのは無かったので。

でも、入り口で「県のボランティアセンターに登録して下さい」って言われて断られちゃった。無かったです、と言ってみたけれど、入れてもらえませんでした。

ボランティアセンターに、傾聴ボランティアというカテゴリーを作ってもらうところからやらねばならないのかな。

だけど、「登録」した人意外は被災者の方に会えないって、変じゃないですかね。

神戸の時にも、新天地に移り住んだ被災者が孤独から抜け出せず大変だったと聞きましたが。

保護しているつもりだろうけれど、隔離にしてはいけないんじゃないでしょうか。

仮に傾聴ボランティアというカテゴリーができたとしても、週日に勤務と家事に追われていると、土日も何かとやることは多いです。登録してセンターから「いついつにどこそこへ行って下さい」と言われても対応できないです。たまたま今日は空いてたのに。

被災者を受け入れた自治体は積極的に被災者(の中の可能な方についてです)と地域の住民を結びつけるくらいな方がよいのではないでしょうか。

木曜日, 4月 14, 2011

元気だそう日本!

今日も、普通に過ごしちゃったよ。

中一息子せんべいの中学の、初めての保護者懇談会があって、午後半休を頂いて行って来ました。

桜も咲いているし、先生は信頼できる感じだし、子供たちは元気だし(過ぎるかも、らしい)、平和です。

普通に晩ごはん作って、食べて食べさせて、パソコンタイム。

お風呂に入ったら寝るのだ。あ~、普通の生活。


水曜日, 4月 13, 2011

つながろう日本

つながろう日本、って言っているのは、誰だっけ。

色んな人が言っているのかも。

私も言ってます。

先日、東北の地震について説明会をしてくれたのは高校のときの同窓生で、また東北へ行ってるはずです。
集まった中には何十年ぶりかで再開した同級生もいました。とても懐かしかった。

地震は大変だけど、同窓生たちは私と同じように年をとっていて、でも暖かくて懐かしかったです。旧友たちとつながっている、と思いました。

今回の地震が、人のつながりを強くしているのかもしれないなぁ。

私も何かやりたいな。

やりたいな、お多福プロジェクト。幸せを多くするような何か。

思うのはカンタン、思うのはタダ、なんだけど、なかなか実際には、何もやってません。

休暇を取って東北へボランティアに、っていうことも、可能なんだけれど、私の周りには居ませんな。仕事が遅れちゃうし。地質学者くんはあれが仕事の一部なわけで。

思ったのは、横浜にも避難所が指定されて、東北から避難して来られた方があるようなのですが、そこで傾聴ボランティアができないかな、と思ってます。これならカラダだけ行けばできそう。

傾聴というのも難しいけど。

ともかく普段の仕事をちゃんとすることが日本を立て直す基本なので、まずは日々の仕事をちゃんとやります。日々のご飯作りもします。

その上で、何かやれるといいのですが。
日々に追われちゃってます。

でも、つながろう日本!

火曜日, 4月 12, 2011

一万年のシミュレーション

地震の被害と共に、大変なのは原発ですよね。どうしましょう、原発。

石油ショックの頃だと思いますが、私は物理科の学生でしたが、原発を推進するかどうか、という議論がありました。火力発電よりもコストは安い、という主張がされました。

でも、そのコストに、放射性廃棄物の処理のコストは入ってない、ということだったんです。廃棄物は地面に深い穴を掘って埋める、ということでした。

穴を掘って埋めたって、放射性廃棄物の半減期を考えたら、1000年とかそれ以上とか、安全に保たれ続けなければならないけれど、そんな保証があるのだろうか、保証できないのではないか、と思いました。

本当にコストが安いんですか?って質問したかったけれど、説明の集会とかに私自身は行く機会がありませんでした。

私の先生(物理学者)も疑問に思っていたようなのですが、説明の集会に行って質問したら(しようとしたら?)周りの他の人から、ダメダメ、そんな事言っちゃダメですよ、って、制止されて、結局ちゃんと質問ができなかった、って言っていました。

原発推進に反対した学者の方の中には、『反原発学者』というレッテルを貼られて不遇な経歴となってしまった方もあるようです。何でだろ~。

あんなもの、作っていいわけないじゃん、と思っていたけれど、原発は推進されて、今回の地震では福島第1
原発では大変な被害となりました。

先日、知り合いの地質学者さんが、今回の地震の調査に行って調べた内容を紹介してくれました。友達仲間うちの伝聞になりますが、その時に、今は原発を作る時には一万年分の地震のシミュレーションをする、という発言がありました。福島第1原発を作ったのはもう40年前で、その頃はそれはできなかった、との発言もありました。

一万年のシミュレーションは、やりたくなると思いますし、やれるだけ人間は進歩はしているわけですね。

福島の原発を作った時にはシミュレーションもせず、原発を作るというハイリスク・ハイリターンの実験をやって、リスクが実現化して、実際に自然が人間に福島第1原発は安全ではなかったという真実を教えたわけです。

この一回の被害だけでも非常に重いけれど、この教訓を活かし、一万年のシミュレーションもやる上でなら、原発も全否定はできない、かもしれない、かな、と思ったんです。

でも、次の文章を読んだら、やっぱり許容は難しいと思いました。

浜岡原発についての警告。

シミュレーションの通りになんて、実際にはならない、っていう指摘です。

結局、原発はハイリターンだけれど、ハイリスク過ぎでしょう。
太陽光とか地熱とかでも代替はできるのだし。ローリターンではあっても、それじゃ暮らせないというほどではないでしょう。

多くの人の生命や生活、ひいては、国の生命をかけちゃうくらいにハイリスクかもしれません。そんな賭けしなくてもいいじゃないですか。

1000年前の人が何を考えて行動したか、今私たちは知ることができます。いっぱい文章が残っていますから。立派な人たちがいて今の日本が作られてきました。

1000年後の人も、今私たちが何を考えて行動したか、知ることはできるでしょう。1000年後の人たちに、立派な祖先だと思ってもらえるでしょうか。

木曜日, 4月 07, 2011

癌細胞が死滅

コメント欄では既にちょっと書きましたが、時々ここに遊びにきてくれている奈津子さん(右のリンクの「LINEN GYOZA 近況日記 」の方です)が、素晴らしいんです。

5年前に乳がんが肺転移したそうで、抗がん剤治療の後にホルモン療法を続けていらしたのですが、その、肺転移していた癌が、繊維化して治っちゃったのです。

奈津子さんのブログの記事

このところの検査でずっと癌に変化がないので、お医者様から死滅しているのではないかと思うので手術して確かめる、と言われたそうで、実際に肺の一部を切り取って確かめたそうです。

大きな癌の塊について調べて死滅していたら、小さいのは同様だからということで、真珠くらいのを2個だか3個だか、調べたら、繊維化していることが確かめられた、とのこと。

肺転移が治っちゃうって、素晴らしい。聞いたことはありますが、実際にあり得るんですね。

奈津子さんがすごいのは、ブログにもありますが、「真面目に遊んでがんより元気に過ごしてます」という生き方。

陸上の竹澤くんのおっかけが、特に効いたんじゃないかな~。

それだけじゃなく、お花の記事や「さくらんぼクラブ」という病院でのがん患者の集まりの記事も、いつも素敵です。

奈津子さんの他には、以前、全身に癌が転移しているけれどもう20年(10年だったかもしれない)元気に過ごしている、という方とお話をしたことがあります。

セアロというお坊さんのお話を聞きに行ってお会いしました。スーツケースを引っ張って遠方から来ていて、お元気そうでした。
実際にそういう方とお会いしたお陰で、何か生き方の上でふっ切れたら、がんの転移があっても元気に過ごせるんだな、と思えました。でもその方とお会いしたのは一度だけだったから。

奈津子さんのニュースはすごい! めでたいです。 



   

月曜日, 4月 04, 2011

休もう日本、笑おう日本

今、どこでもかしこでも、頑張ろう日本、って言ってるから。

疲れたら休みましょう、って、癌患者だったり癌経験者後遺症持ちだったら言う権利がありそうですよね。

でも健康な人でも、長引く震災の影響で疲れが出ている人もいると思います。

疲れたら休みましょう。

電気も足りないので、やたら頑張るのではなく、癌の後の人でも無理なく参加できるような仕事や活動の仕方がちょうど良いのでは。

ていう風に思っているのですが。

休んだら何だか元気が出てきちゃった。

皆さん無理せずがんばりましょう。



日曜日, 4月 03, 2011

がん子の冷や水

年寄りの冷や水、って言いますが、年寄りは実は頑張れないのに、若い者と同じに頑張れる振りをして無理なことをやろうとすること、みたいな意味ですよね。

被災地で高齢者の誤嚥性肺炎が増えてきている、というニュースがありました。私って、被災地じゃないですが、誤嚥性肺炎にはなりそうなんです。

私は癌の治療の後、もう6年以上も経って、元気は元気なんですが、後遺症はあり、ごはんを食べるのがすご~~く遅いです。噛めないし、食べられるものが限られるし、誤嚥しそうになります。

それなのに、災害があって大変だから、いつもより頑張って無事に乗り切らなきゃ、ていう構えがあったと思います。結局、人一倍疲れているような気がします。

産業医の先生も、私はハイリスク従業員のリストに入っている、と言ってくれていました。リスクを冒してまで、私が地震後の不自由な職場で人並みに仕事しなくてもよいのです。

自分自身が満足に食べるのが大変なのに、家族の食事の準備のために買い物に一生懸命にならなくてもいいんですよね。もっと、ダンナさんに買ってきてもらうとか、すればよかったです。

癌になる人は、真面目で一生懸命な頑張り屋さんが多い、と言われます。震災の影響でさまざまな被害や不自由のある中、無理をされている方もあるのではないでしょうか。
けっこう、たいてい、普段から無理をするタイプだったりして、さらに無理が重なっていませんか。

疲れたら休まなくちゃ。

休んだらまた、普通の日常で行こう。



金曜日, 4月 01, 2011

4月です

無事に期が明けました。

何だかとんでもない期末だったなぁ。

仕事は力づくで終わらせたし、地震や電車の不通・停電で会社が休みになった日はお給料はもらえることになったし、帰宅難民になっていつもと違うルートで帰った交通費も会社から出してもらえることになりました。

電車が不安定だと思って自主的に休んだ日は年休を当てなければならなくなったけど、ぎりぎり年休も足りたし。

無事に明けたけど、何だか疲れたなぁ。

地震や計画停電で疲れたのか、春休みの毎日の子供二人分のお弁当作りに疲れたのか。両方なのかも。

でもどうやら、この停電騒ぎとか、原発の大変さとか、地震の被害の影響とかが、まだこれからも続きそうだから。ぜんぜん一息がつけなくて。

でも一息つかねば、です。

多分うちの子達の学校は無事に始まるから、ありがたいことです。

被災地の子供たちはかわいそうです。

でもうちの子達も、横浜市は全域で学校開放は停止、中学校の部活動禁止、なんて言ってて、大変でした。

新中1息子せんべいの剣道の練習も、明日は小学校の体育館ではできずに、部屋で防具もつけずに型稽古だけをやるらしいです。初めての級審査が迫っているのに。

但し新学期が始まったら体育館をまた貸してもらえることになったらしいです。ちなみに川崎市とか東京都は3月中も部活動禁止なんて言ってなかったそうです。

自粛、自粛、ばかりだと、被災地でない地域の子供たちまで、体力とかスポーツの実力とか、色々な経験の機会とかが、失われてしまいます。それも震災の被害を広げることになってしまうのではないでしょうか。

とにかく休憩しよ~。

木曜日, 3月 31, 2011

期末です。

3月の末日を迎えましたがお仕事をされている方々、無事に期末を迎えられたでしょうか?

私は今期を乗り切りました。今週は結局停電がなかったので助かりました。

社食はメニューがカレーだけだったりしてますけれども。いつもは定食と小鉢もあるんですけど。

早めに売店に走ってお弁当やサンドイッチを確保したりしています。一時期よりは、駅のそばのパン屋さんにも朝でもサンドイッチがあるようになっています。いえ、買占めたいというわけではなく。

ところで、テレビの保険のコマーシャルが、あ、アフラックだ、がん保険だ、ナレーションが暗いな~、そこまで暗くしなくても、、、と思ったら、翔くん(嵐の櫻井翔)だった。もぉ~~~。

がん保険の保険金をがっぽりもらって、代替医療や初めてのサプリメントや鍼治療や心理療法(サイモントン)など、色々新しい体験をして、すっかり治ってしまう、というために、がん保険があるんだよ。私にとってはそうだったんですけれども。

もうちょっと明るいナレーションにして欲しいもんです。

水曜日, 3月 30, 2011

コメント管理のこと

しばらく前からbloggerというここの投稿システムにコメントのスパム管理というのが導入され、勝手に機能アップされました。スパム(迷惑コメント)を自動的に判断して、表示しない、という機能なんです。

ところが、内容のどこがスパムなの??ということがたびたび起こっています。表示されなかった方々、すみません。気づいたら手動で表示に変更しています。

しばらく前にもこれに気づいて、機能をオフにしていたつもりなのですが、先日もマドレーヌさんのコメントが表示されていなくて、手動で表示に変更しました。

で、機能設定を見ると、やっぱりスパム機能はオフにしていると見えるんですが。オフにしていてもオフにならないみたいな、です。

ここは病気の話だったり、私の書く内容がひねくれていたりするためか、頂くコメントをbloggerが勝手にスパム扱いして非表示にしてしまうことがあるようで、すみません。

すぐに表示されない時には「またか」と思って暫く待ってて下さい。気づいたら手動で表示にします。コメントはいつでも歓迎です。

春休みで暇な元小6新中1息子せんべいは、今日は一日中「怪物くん」のDVDを見てたそうです。




金曜日, 3月 25, 2011

売り切れのわけは

暖房停止で会社の居室が寒いのですが、コーヒーを飲むための電気ポットも使用停止になっています。

で、自販機のを飲もうとしたら、職場中の自販機が売り切れです。

みんな同じ行動をとるんだなぁ。

お米やパンがお店から無くなったのも、同じ理由だったんだろうと思います。給食設備や社内食堂が停止になって、一般家庭で準備しなければならない食事(お弁当)が増えました。

「買占めに走らないように、お米の備蓄はあります」なんて声も聞こえましたが、そういう問題じゃなかったんじゃないかなぁ。

現に普段よりも沢山必要なんだから、備蓄があるなら早く出して!って、思ったよ。

現に買えない状態だったら、朝から並んだりして買える時には、しょっちゅうは並べないから余分に買っておこうと思うのは当然だし。でなけりゃ子供にごはん食べさせられませんから。

近所のスーパーでもお米がなくなってましたが、今日は夕方もお米を売ってました。ようやく落ち着いてきたのかもしれません。

地震がらみで休みになったり、計画停電になったり、してますが、仕事は期末にかかっています。

各国特許庁も日本からの出願手続きについて、地震がらみの期限遅れは寛大な配慮をして下さっているようです。日本特許庁も同様。

だけど私の特許調査件数ノルマは減らないんだろうな~。

ていうか、調査の質は最低限しにしても件数だけはキープしろ、とか(調査の質を見ない人に)言われるのが嫌だから、やるつもり。

被害に合わなかった方々、計画停電の中であっても、せっせとお仕事しましょう!

水曜日, 3月 23, 2011

計画停電

地震後十数日たって、電車はところどころ本数が減りつつも、安定して走るようになり、ほぼ安心して通勤ができるようになりました。行っても帰って来られる、って感じ。

但し計画停電がありまして、時々電気が止まってます。当初は会社も休業になったり、半日休業になったりしました。

が、先日、停電でも普通に勤務せよ、懐中電灯を持参するように、って、ジョークのようなお達しがありました。

でもジョークじゃなかった。懐中電灯では仕事はできないので、停電時は窓際で自然光でやってます。外出したり休んだりのひとも多いです。

さらに、停電でない時も、節電のため暖房禁止になりました。寒いので通勤時のコートを着てやってます。

オフィスの冷蔵庫も終日停止になり、電気ポットも止められてお茶が飲めなくなりました。自販機は停電時以外は動いていますが。

でもそれよりも困るのが、停電の前数時間と、後数時間を含め、ネットワークやサーバーや仕事上のシステムが使えなくなること。検索システムを使った特許調査の仕事ができなくなります。

昨日も今日も、システムが動いている間にだ~~~~~~~~~~っと検索しまくって、調査結果のためのネタを集めました。システムが止まったら、停電になるまでの間にできるだけパソコンで報告書を作り、停電になったら、調査結果の束を持って窓際で整理したり報告書の筋書きを考えたり、という風にやってますが。

疲れた。

もう寝よう。

頑張ろう日本!!

月曜日, 3月 21, 2011

確定申告

大地震から10日を過ぎ、まだまだ甚だしい被害に圧倒されていますが、動ける人間は普通の生活をできるだけ進めて行かねばなりませんね。

うちの子供たちの剣道の試合も中止になり、楽しみにしていた旅行も中止になり、春休みのかくし芸大会も中止になりました。
節電ということで学校開放も中止になったため、普段の剣道の練習も中止になりました。
日頃開設されている公園のプレーパーク(市で援助している遊び場プログラム)もずっと中止になっています。

小6息子せんべいは、色々中止になるし、電車で遠出することも親から禁止されてしまったので、ナンプレ(数字パズル)に嵌っています。そこそこ機嫌よくしてくれていますが、子供たちの活動はできるだけ可能になるように、支えていきたいと思います。

大地震が11日で、確定申告締め切りの直前でしたが、医療費控除の申告など、皆さんお済みだったでしょうか?

もう締め切りが過ぎているのですが、私も大地震以来呆然としてテレビばかり見てしまい、まだ確定申告をしていませんでした。たぶん、そういう人は多いのではないかと思います。

今回は特別だから、ちょっとばかり締め切りを過ぎていても受け付けてくれるのではないかなぁ、と思って、今日、申告書を作っています。国税庁のホームページの22年度確定申告書作成ページは開いていて、申告書作成可能なので。

自分のやることをいつも通りにやりましょう。ちょっと遅れてもいいかもしれないので。

日曜日, 3月 20, 2011

昼食難民と米、パン

大地震から10日目となり、この3連休は計画停電もなく、横浜も徐々に落ち着いてきている感じです。

近所のスーパーは計画停電に合わせて時々閉まっていますが、今日は照明を減らして営業していました。スーパーには今日もお米がありませんでしたが、近所のお米屋さんには残っていました。

お米が無くなるのは買占めというわけでもなく(そういう人もいるかとも思いますが)、我が家の場合は実際に普段よりも多くお米が必要になっています。

というのは、停電の影響や給食の材料が揃わなくなるなどの理由で、学校の給食がなくなって、小6息子せんべいにお弁当を持たせないといけないんです。

せんべいはいっぱい食べるので、地震以降、普段よりざくざくとお米がなくなり、買いに行きましたがどこも売り切れでした。

ちょうど、停電のお陰で会社が休みになった日があり、開店直後だったらあるかもと思って開店前のスーパーに並びに行きました。

でも開店十分前に行ったらもう数十人並んでいたので、作戦を変えて近所のデパートの方に並びました。

開店直後のデパートの地下の食品売り場のお米が買えました。普段よりも高いお米を買っちゃいました。

私の職場の社内食堂は普通に営業していますが、事業所によっては地震以降社内食堂を閉めているところもあります。

パン屋さんのパンもどこも無くなっているのですが、お昼を食べられなくなったサラリーマンなどで、普段買わない人が買っているということもあると思います。

先日は無事にせんべいの卒業式を終えました。当日は計画停電もなく、ありがたいことに無事にお別れパーティーもできました。

PTAの役員のお母さんが、今、地震の被害のために卒業式もできない子達も、まして卒業記念のパーティーなどできない子達もいっぱいいることを忘れずに、感謝して、食べ物を残さないように、と挨拶してくれました。

本当に、無事に卒業の日を迎えられたことに感謝です。

卒業後もお弁当の課題は続いているんですが。

お米が無いなら送ってあげるよ、と、おばあちゃんからも、他にも知り合いの方からも、電話を頂きました。

ひとまずは送ってもらわずとも、近所でなんとかなりそうです。

水曜日, 3月 16, 2011

携帯が壊れてました。

地震が起きた先週の金曜日に、たまたま私の携帯が壊れたんです。画面が真っ暗で何も見えなくなっちゃったの。

会社からも帰宅の際にも、家族との連絡は携帯ではできませんでしたが、公衆電話に何度か並んで何とかなりました。

それは何とかなったのですが、その後私にメールや電話を下さった方、すみません、全く対応できていません。

昨日、漸くauショップに携帯を直しに行きました。修理に出し、代わりの携帯を借りたので、今は受けることができます。壊れていた間に来たメールや電話は見れないとのことで、まだ見れていません。

下さった方がありましたら、ごめんなさいね。親戚やご近所には連絡を取りましたが、それ以外は特に連絡をさしあげていません。

ちなみにauショップの方も、電車で来るルートの人は出勤できないらしく、人が少なかったです。
でも、お兄さんが、電話で問い合わせにそう説明しながら、妙にテキパキと対応してくれました。出勤したからにはオレが完璧にやってやるぜ、みたいな感じでした。

修理には普段より時間がかかるだろうとのことでしたが、いずれ直って戻ってくると思います。

被災地の被害が大きい分、動ける人間は一生懸命仕事しなければいけないですよね。

日本中でがんばろ~。

話がずれましたが、メールなど下さったけれど私の返信がないという方、そういうことですので、すみませんでした。

火曜日, 3月 15, 2011

助けを求めましょう

うちは横浜なので、今回の地震では、東北の方々の被害の大きさとは比較にならないような殆ど無傷ですみました。それでも、先日書いたように帰宅難民は経験しました。

その時に感じたのですが、困難な状態に遭ったら、助けを求めた方がいい、と思います。

避難場所になっていた夜中の地下街で、女性一人の方たちで、立ったまま、凍りついたように緊張している方がありました。無理もないけど。

話しかけた方がいいかなぁ、とも思ったけれど、こちらにも余裕がなくて、わざわざその女性の所まで行って話しかけることもできませんでした。

結局、横にやってきた年配の女性に話しかけて、私が座っていた同じダンボールに座ってもらって、救援物資の毛布も手に入れることができ、色々相談したりして、私は心強かったです。年の功のある年齢同士で助け合っちゃったという感じです。

そう言えば、その前に地震の直後、JRのシャッターが下りた改札の所で、いずれ動き出すのではないかと3時間くらい待っていたのですが、その時にも年配の女性二人組みと、私と、もう1人のそこそこ年配の女性とで、新聞紙を分け合ったり情報交換したり、おしゃべりして過ごし、助かったし心強かったです。おばさんは自然と集まって助け合ってしまいがち、という感じです。

地下街でのあの女性は一晩中立ったままだったのかなぁ、と気になるのですが、そんな感じの人が何人が見受けられました。

避難場所とかでは、けっこう、「誰かを助けたい」と思っている人がいるようです。地下街では足の弱った老夫婦もおられましたが、若い人が声をかけて階段に場所をあけて座らせてあげていました。

立って腕を組んで怖い顔をしてこっちを見ているお兄さんもいたのですが、どうやら、私と一緒にいた二人が居なくなってしまって、1人残った痩せこけてほっぺたも凹んでいる私の事を、多少とも心配してくれていたのかもしれません。年配女性が私の横に来てから怖い顔で見られなくなったような気がしたので。

若い女性が緊張した様子だと、声もかけにくいですが、実際危ない目にあう可能性もあるので、気を緩めるわけにもいかないかもしれません。

でも多くの人は誰かを助けたいと思っているので、助けを求めましょう。

月曜日, 3月 14, 2011

ひとりじゃない

ひとりじゃない、って言ってくれてる。
涙が出てきちゃいます。

土曜日, 3月 12, 2011

帰宅難民

地震、大変ですねぇ。想像できないような被害です。

知り合いの方で実家が仙台の方があるのですが、その方のおうちはみなさん無事だったとのことでした。断水しているだけとのこと。断水でも大変だけれど。

私やうちの家族はみんな無事ですが、帰宅難民になっちゃって、それなりに大変でした。

電車はすべて止まって、バスを乗り継ごうと思って3時間以上並びましたが、結局バスも来なくなりました。お迎えの車などのためらしく、渋滞して、動かなくなったそうです。寒かった。家まで歩くと10時間以上かかります。道もよく分からないし。歩く気にはなりませんでした。

結局、駅の地下街が避難所になっているという情報を教えて頂いて、地下街に行きました。既に人がいっぱい、階段に座ったり、壁際にダンボールを敷いて座ったりしていました。地下街に暖房が効いていたのがありがたかったです。

地下街のお店もみんな閉まっていましたが、一軒だけ少しシャッターが上がっているお店があったので、ダンボールがありませんかと聞いてみたらダンボールをもらえました。バスに並んでいる間に知り合いになった方たちと一緒に、柱の前にダンボールを敷いて座りました。

どこかホテルを探して一緒に泊まりましょうか、と話していたのですが、もうここでいいや、と地下街のダンボールの上で夜明かしをする態勢になり、持っていたお菓子などを出し合って少し休みました。寒い中でガタガタ震えながら立っていたので、ひざや腰が痛くなっていました。

しばらくしたら、東横線が動き出した、というアナウンスがあり、知り合いになった方達は綱島駅行きのバスに乗りに行きました。私は残りました。綱島から横浜までは行けても、私はその先がまだだいぶ遠いので。

しばらくしたら、川崎市の災害救援物資の毛布の配布がありましたが、もらいに行くと、柱の前の場所やダンボールを失ってしまうかもしれないと思って行きませんでした。壁際の場所はどこもいっぱいで、柱の前の場所は貴重だったんです。そこに居られなくなると、道の真ん中に寝ることになっちゃうから。もう乙女じゃないですが、できないですから。

でもしばらくしたら、柱の前の場所に来た別の人と知り合いになり、その人にダンボールの面積を半分使ってもらって、毛布をもらいに行きました。

ダンボールの半分の面積の上に丸くなって毛布にくるまって休みました。広げると大きなダンボールだったので。ずっと明るいままで、人が歩いていきました。3時間歩いてやっと川崎まで来た、とか、聞こえてきました。

明け方にアナウンスがあって、それが、「大きな地震があります、警戒して下さい」という内容でした。え~? 電車が動き出したのかなと思ったのに~。また動けなくなっちゃいました。

起き上がってみると、道の真ん中にもいっぱい人が寝ていました。

そのまま揺れはなく、周りの人がだんだん動き出して減ってきました。京浜急行が動き出したという声が聞こえました。

京急が動き出したとの場内アナウンスもありました。私は京急とバスを乗り継いで帰ることにして、知り合いになった方も、京急で品川の方へ帰るとのことでした。

京急の駅まで行く道すがら、その方が、ちょっとうちまでいらっしゃい、ご飯を食べて、と言って下さいました。

ありがたかったですが、小6息子のせんべいが1人で待っているので、帰ることにしました。お父さんは出張で、高1娘のたまこも帰れずに学校に泊まっていたんです。でも電話ではせんべいはけっこう平気そうでしたが。

早朝の京急はめちゃ混みでしたが順調に走ってくれました。バスも、来るまでちょっと待ったけれど、渋滞など全く無く、順調に走ってくれました。

朝の7時頃だったかな。無事に家につきました。

木曜日, 3月 10, 2011

お岩さんではなく、お福さんへ。

昨日、私の頭の中にお多福観音さまが来て下さった、ということを書きましたが、さらにすごいことに気がつきました。

お正月とかに「福笑い」をやりますよね。目隠しをして目や口や鼻を置くと、色々な面白い顔ができますね。

私もほっぺたが凹んいて、口の右半分は麻痺して動かないので、口がゆがんでいます。

今は治療技術が上がって、患者会に出ると私以外の口腔癌経験者の方々は私よりずっとまともな顔の方が多いです。でも、中には目がずれたり、目を失ったり、鼻がなくなったりする方もあります。今はプロテーゼとかも精巧なものがありますけれども。大野君の怪物くんの耳みたいなものですな。

お多福観音さまって何とも、口腔癌患者にぴったりだよねぇ。

鎌倉の大仏様も、よく見るとお顔に傷があるのね。あれは大きな仏像を作るときに繋いで作った後だと思いますが。

鎌倉の大仏様にも親近感を抱いていますが、お多福観音さまも、福笑いということがあるので、とても親近感を覚えました。

お多福さんは福笑いで顔を作りますが、口腔癌だったのかもしれない、とも、考えられませんか? で、顔はゆがんじゃったけど、幸せになったんです。

口腔癌になった後に、四谷怪談のお岩さんは口腔癌だった、という話をどこかで読んだことがありました。江戸時代には抗がん剤は無かっただろうに、髪も抜けてお岩さんは大変でした。そして幽霊になっちゃいました。

お岩さんみたいに嘆きにおぼれて恨みがましくしていたら滅びるけれど、お多福さんみたいに笑って楽しくできたら、幸せになれるんです。

信心しましょう、お多福観音さま。

火曜日, 3月 08, 2011

天啓

今朝電車の中で、啓示がありました。「お多福観音」のイメージが降ってきました。

ありがたい。

お多福観音というものがあるのだろうかと思ってちょっと携帯で検索してみましたが、その限りではないようです。

癌の治療の後、子供たちを連れて京都に遊びに行った時に、智積院というお寺(宿坊)に泊めて頂きました。お寺を案内して頂いた時に、布袋(ほてい)さんの絵がありました。布袋さんは、にこにこ笑って子供たちと遊んでいます。

にこにこ笑っているけれど、実は大変苦しい思いをした後にこの境地にたどり着いてにこにこしておられるのだ、と、案内のお坊さんが教えて下さいました。

癌の後で、自分の暮らしを何とかしなければならないと思っていた私は、あ~、私は女の布袋さんになればいいんだ、と思いました。にこにこ暮らせるといいなぁ、と思ったのです。

だけど、布袋さんは男なんですよね。いいなぁ、と思うものの、ちょっと、私が布袋さんに近づける感じは弱いんです。

その点、お多福観音、というのは、女性の神様なので、近づける感じがあります。

福を多くということで、現世のご利益もありそうですし、観音様の慈愛や正しい判断で導いて下さりそうです。

お多福さんはひょっとこさんのように、お祝いなどの時に出番の多い女性のようですが、神様ではないようです。

だけど、女性の神様は少ないので、格上げさせて頂いて私の神様にしてしまおう。

お多福観音様、信心することにしました。

月曜日, 3月 07, 2011

企業内カウンセラー

カウンセリングというのは相談相手ということですが、ちょこちょこ調べてみると、社員であってカウンセリングをするというのは、あまり無いらしいです。仕事の上でのメンターというのはあるけれど。

あとは、上司が部下の相談にのる、というのはあるようです。

企業の中での相談事というのは、何か問題を抱えていることが会社に知れたら処遇に不利になるかもしれない、という心配をするらしいです。だからカウンセリングの窓口は社内ではなく、社外のカウンセラーにつながっています。

社内で相談しないと会社が良くなっていきにくいと思うけどねぇ。

病後短時間勤務とかは、労働組合の先輩達が作ってくれた制度で、この制度があるお陰で助かっています。制度上のことは組合に相談するわけで、声が集まったら組合から会社に要請をしてくれる、という流れのはずです。

制度とは関係ない相談ごとは、保健センターや一般的な相談窓口がありますが、全部外部の相談先でした。保健師さんも社員ではなく関連会社でした。

だけど、うつ病の方とかは、長期で休んで復帰した後、始めは急に元気に仕事ができるわけでもないから、職場の人たちも病気のことを知った上での期間はあります。「薬を飲んでいるんだ」と言って、その日はハイで、その後は落ち込む、という状態が回りでも分かったり、彼は最近また調子が悪いみたいだ、と分かったりします。

がんの人は、手術して休んだ後、何も言わずに普通っぽく仕事しているようです。でもちょっと調子悪そうだったりします。

結局、私のまわりの例だと、社内での相談相手としては上司が当たっているみたいです。

それで元気になれるのかなぁ。

私も結局、会社での相談相手は上司でしたが、それ以前に自前で社外で色々相談した、って感じです。

会社の中での相談というのは、難しいのかな。

土曜日, 3月 05, 2011

会社の社会的貢献

会社の社会的貢献は、会社の社会的責任らしく、うちの会社でも社会的貢献のプログラムがあります。

それほど利益が上がっていなくても、株価はぼろぼろでも、配当もたいしてできなくても、社会的貢献にもお金をかけるようです。途上国に学校を作ったり、寄付をしたり、いろいろ。

それで思い出すのが、学生の頃にもらった奨学金のこと。もらって嬉しかったのだけど、その後、その会社がつぶれてしまったんだよねぇ。RCAという会社で、RCA奨学金というのがあったんです。

奨学金の他に真珠のブローチをもらいました。男子学生には真珠のタイピンでした。日本の学生に奨学金を出したのは途上国支援のような感じだったのかな。

RCAの社名が、とある技術の名前として残っているということを会社に入ってから知りました。立派な会社だったんだなぁ、と思いました。今ググッてみると、色々なところに残っているようです。

つぶれてしまったけれど、社会的貢献をする立派な会社がある、と学生に教えてくれたので、やっぱり立派な会社だったと思いますし、感謝しています。つぶれた原因は奨学金を出したからではないだろうし。

がん経験者が働きやすいように支援するのも会社の社会的貢献の一つだと思います。がん経験者が働きやすい会社は立派な会社です。それが原因でつぶれるってことはないだろうし。

逆にそういう会社ほど栄えてほしいし、そういう風に整備していくのは私たちの社会的責任です。



木曜日, 3月 03, 2011

安全保証(雇用)

私は癌の治療をして休職して、短時間勤務で復職して、3年経ちました。残業はもちろんしないし、また再発などして働けなくなるリスクも他の人よりはあるわけですが、私が職場に居続ける意味は何でしょうか?

たぶん、私が働き続けていると、他の人が安心なんだよね。あんなふうになっても働き続けられるんだな、と分かるから。

だから残業はしないけれど、いい仕事をしたいなぁ。

そしたら他の病気復職者も、そうでない人も、いい仕事をしやすくなるよね。

世の中は実は癌になる人は多いので、会社の上の方の方達は実はご自分も癌経験者だったり、癌だったり、という人は多いのではないですかね。

今日は電車で隣に座っていたおじさん二人が、病気の話をしていました。普段(会社で?)は話せないけれど、腫瘍だから切ったら終わりだよ、って言っていました。

切って終わりと思って同じ生活をしてたら、癌は生活習慣病なんだから、再発しても不思議じゃないですよ、って教えてあげたかったけれど、電車で急に知らない人にそんなことを話すわけにもいかず、黙っていました。

癌患者として生活を見直して、違う働き方をしても仕事を続けられる、というのがいいですね。

うちの職場はそうなってます、と言えるといいのだけれど。

そうでもなくて、けっこう病人が出ていて、休み続けていたり、不安げに働いていたりしている方があります。

だからやっぱり私が短時間で働き続けなければね。

火曜日, 3月 01, 2011

卒業式、入学式

今日は、小6息子せんべいの中学校の制服を注文に行きました。

ちょっと出遅れていまして、出来上がるのは4月上旬とのこと。つまり、卒業式には間に合わない!

せんべいが持っている服というと、Tシャツにフードつき上着くらいで、卒業式に着られるような服はありません。

ご近所にはちょっと年長のお兄さんもいるのですが、体格はせんべいよりもかなり大きくて、借りても合わないのは明らかです。

おばあちゃんに電話して、白髪大王のお父さんの制服が残っていないか、と聞いてみましたが、残ってませんでした。そうだよねぇ。

仕方ないからレンタルか、買うべぇか、とちょこちょこ調べていたら。

子供用のスーツが、割と安くてかっこいいので、買ってもいいかな~、って。

卒業式だけでなく、結婚式があっても着られるよね、とか、相談していたのですが。

高1娘のたまこが電話で聞いてくれた男の子が、中学校の時の制服を貸してくれることになりました。

良かったような、残念なような。

早く誰かに結婚してもらおうね。その時にはせんべいのスーツを買おう!






月曜日, 2月 28, 2011

いてくれるだけで大感謝

生きてるだけで丸もうけ、って言いますが、それは自分についてのことだよね。

同じように、子供については、いてくれるだけで大感謝、だと思いました。

ついつい、色々小言を言ったり心配したりしてしまいますが。

いてくれたら、それを喜んでいたら、何とかなって、結局たいていは心配はいらないのだと思います。

生まれた頃にはそんな風に思っていたはずなのに。

最近は居てくれていることへの感謝を忘れていました。

たまこ、せんべい、ありがとう。

考えてみたら、いてくれるだけで嬉しい。

白髪大王(お父さん)もついでに、ありがとう。

金曜日, 2月 25, 2011

社会復帰前の短時間勤務

癌の後に会社に復帰する人のカウンセリングとかができるといいな、とかって、以前書いたような気がするのですが、自分が癌の経験があるというだけで、人の相談に乗れるってわけじゃないですねぇ。

ちょこちょことググッてみると、自分が病後社会復帰についての知識なんて何も持ってないことが分かりました。何を今更、ですが。

病後の社会復帰は、健康面、メンタル面、社会制度などがからんで、多面的に色々なことがうまく行って実現する、って感じです。

私は今短時間勤務していますが、短時間勤務制度がある会社も一般的というわけではないそうです。

「がんサポート情報センター」の記事に、自分の会社に病後復帰のための短時間勤務制度を作った、という方の記事が載っていました。

リハビリ復帰のための短時間勤務制度

リハビリ復帰というのは、病後の一時期を短時間勤務で慣らして、いずれ普通勤務にする、という前提のようです。

後遺症がひどくない方だったら、普通勤務の方がお給料や昇進の上でも条件がいいですよね。リハビリ短時間勤務で様子を見ながら慣らして、普通勤務にできるといいと思います。

私の場合も、上司は最初の頃は、いずれ普通勤務に、と言っていましたが、後遺症で食事にすご~~~く時間がかかるため、どうやらずっと短時間勤務でやらせてもらえるらしいです。

これはリハビリのための短時間勤務というよりは、傷病理由の短時間勤務とでも言うのでしょうか。権利だから堂々と使い続けて下さいと、産業医の先生が言っていました。

ただ、実は短時間勤務で助かっているのは、後遺症のことだけではありません。子育てと仕事の両立にすごく役立っています。

高1娘たまこのお友達に、朝ごはんも夕ご飯も毎日1人で食べる、人と一緒にご飯を食べるのは学校でのお昼だけ、という子がいます。フルタイムで母親が働いているとそうなっちゃうことも不思議ではないかもしれません。可能かもしれないけれど、できればやりたくないです。

小学校高学年になっても中学生になっても、子供って小さい時とは違う難しさが出てくるので、手は離せないです。だから短時間勤務が助かります。

後遺症と短時間勤務のお陰で、もっと仕事を増やせるかもしれないのに、とか考える必要がなくなったので、心置きなく朝食と夕食を子供と一緒に食べることができます。

健康な人でも、そうしたいと言う人は多いだろうと思うのだけど、健康な会社員だと短時間勤務はできないんだよね。できても子供が小3まで、だったかな。アルバイトならばできるけれども。

健康な会社員でも短時間勤務とか、週4日、週3日、とかができるようになると、出生率も上がるでしょうね。

でもまずは、病後リハビリ短時間勤務から、全部の労働者が利用できるようになるといいと思います。

水曜日, 2月 23, 2011

今日も

お仕事して、晩ごはん作って、食べ終わったとこ。

電車の運転手さん、ありがと~~、とか、帰りの電車の中で思って。

朝は、交番のおまわりさんが「おはようございます」って言ってくれました。

んっ。おまわりさん、ステキ!

会社では、何でこんなに甘いんだ!とか思いつつ、そんなことは言いもせずに自分の仕事して。

でも仕事がつまらないと思うと、進まなくなるので、面白いと思うことにしました。

面白いは面白いんだけど、面白さを評価されずに調査の件数だけしか問題にされないのが面白くないんです。

でもそんな事を言っても話は通じないだけだから。

小6息子のせんべいが剣道を習ってますが、「力を抜いて」と何度も言われています。力が入ると、かえって的確に打てないそうです。力を抜いた後、どう力を入れるべきか、先生が教えて下さるそうです。

無駄に力を入れても肩凝りになるだけ。

会社の研究開発で、限界が来ているのに無視してもっともっとと頑張ろうとするのは、無駄に力が入って肩凝りになっているようなものです。以前いた技術部は肩凝りだったという気がします。

今は部署を移りましたが、仕事を増やさないことがミッションみたいで、気が抜けていて会社のぜい肉なんじゃないかと思われます。

肩凝りとぜい肉は大会社だからあり得てるんで、小さな会社ならつぶれてます。

つぶれてたら非生産的な仕事はしないで済んでるんだけどね。

もっと利益が上がるようにできそうに思うのですが。

ま~、つぶれたら困るので、やり続けながら何とかソフトランディングを目指しているわけですね。解雇もなかったし、今回は早期退職も募らなかったし。

大会社もヘロヘロになりながら、組織改変しながら解雇もせずに日本経済を支えているわけす。

ま~、その中に病後短時間勤務で、居られるのは、ありがたいと思うべきですね。

肩凝りもぜい肉もない活き活きとした職場は小さな会社の方に多いのかも。

肩凝りでもぜい肉でもない自分の個人の生活を目指さなくちゃいけないんだ。

肩凝りにもぜい肉にも煩わされない自分を目指さなくちゃいけないんですね。

月曜日, 2月 21, 2011

今日は

お仕事しました。いつものように。

いつもとちょっと違う分野の特許調査だったので、いつもよりも沢山の文献をプリントアウトして、微妙に違うものをよけて、近いものを集めて、どれが近いか検討しながら、報告書に載せるものを決めていきます。

私がやっているのは出願前調査で、特許出願するまえに、既によそで同じようなものが出ていないかどうかを調べます。同じようなものがあったら、それをよけるように権利化の人に出願内容をブラッシュアップしてもらいたい、と願って調べています。

今日のは、結局ちょっと厳しそうかなぁ。厳しそうであることが多いです。

ホントにダメそうだったら、出願しても拒絶査定になって出願費用の無駄になってしまうので、出願しないのがいいわけです。

だけど、どうしても何とか特許を出していかないと、他社特許に阻まれて製品をだしていけないので、無理にでも出していくという分野もあります。

参入した後1年、2年と経つうちに、最初はてんで先行他社の特許にかなわなかったのに、だんだんと遜色のない提案が出るようになっている分野もあります。そういうところ、自社ながら、さすがに大会社は違うと思うこともあります。
そういうの、そこそこ面白いんだけど。

私が昔やっていた分野は、物理的限界が来て、もうあまり展開が見込めません。ちらほら提案が出て、おっ、と思うこともあるのだけど、アイデアは特許にはなっても定量的に使えるものとして成り立つはずがない、と思うことが多いです。

というような状況で、だいたい分かっちゃったような気がするなぁ。

ここでこれ以上調査スキルを上げて調査の件数を増やしたいって思わないので。

他のことがやりたい。

と思うと、身が入らなくなっちゃうの。

ノルマの予定より多い件数やってたのだけど、ちょいと今はマイナスだす。

娘の高校のお掃除ボランティアもあるのだけど、行けなそうです。

木曜日, 2月 17, 2011

大きくなったら

幸福の矢になりたい、って、前にも書きましたっけ。

嵐にも会いたいな~。

普通にしてたら会えそうもないけれど、どうしたら会えるだろ。

松本潤くんは、国立の7万人の観衆と見ている風景は最高に幸せだと言ってくれました。

松潤は私の師匠だす。

いつもコンサートの始まりの時には、「幸せになる準備はできてるか~?」って聞いてくれます。

私たちに幸せを届けようと一生懸命本気で考えてくれています。

そして見える風景の中で、松潤自身も幸せなんだって。

幸せな人だなぁ。

希望の橋をかける矢になりたいと思いました。医者にはなれないから。医の字には矢が入っているから。

松本潤は昔、滝に打たれて、エンターテインメントで世界中の人を幸せにする、って言ってました。
あれは「真夜中の嵐」って番組だっけ、うろ覚えですが、10年近く前だと思います。

松本潤は有言実行してます。

松潤にあやかって幸福の矢を目指してます。世界中に幸福のハロー効果をばらまこう!

水曜日, 2月 16, 2011

ハロー効果と癌患者への心理的介入の疫学調査

先日、病気の人へ心理的に介入した時に病気の経過が良くなるかどうかについての疫学調査結果の本を立ち読みした、と書きました。

他の病気ではいずれも経過が良くなったのに、癌についてだけは、良くなったという結果ではなく、著者のお医者さんは、がん患者は気持ちの持ち方で病気が良くなると考えてかえってつらい思いをしているので、良くなったという結果がでなくてホッとした、とのことでした。

私はこの結果は間違いだと思うので、立ち読みだけして本を買わなかった、ということも書きました。

でも、どう間違いなのかは、明瞭には説明できなかったのですけれど、これって、心理学とか社会心理学での、ハロー効果というものだと思います。

ピグマリオン効果とも言うらしいです。細かいことは不正確かもしれないけれど、その類です。

同じような子供であっても、この子は成績が伸びる、と予め教師に言っておくと、本当にその子の成績が伸びてしまう、とのこと。この子は伸びるはずらしい、と教師が無意識的にでも思っていると、それが反映してしまうらしいです。それがハロー効果。

逆に、この子はダメだ、と予め教師に言っておくと、本当にダメになってしまう、という効果もあって、こちらもナントカ効果という名前がついているらしいです。がん患者への心の効果の疫学調査結果は、むしろこちらの、予めのダメイメージのナントカ効果の方に相当するのでしょう。仮にダメハロー効果と呼ぶことにします。

癌への心理的介入の疫学調査でダメハロー効果は、やめて欲しい。それで本なんて書かないで欲しいです。

調べるお医者さんが、癌であるこの人は死ぬに違いないと思ってしまっていては、気持ちを明るくなんて言っても逆効果です。癌患者は敏感ですから本心の方を感じ取ります。プラスの心理的介入になりません。

今の世の中でがん患者の亡くなる割合が高いのも、社会心理学的にダメハロー効果が効いてるのかも。死ぬ死ぬ言われてるから~。

死ぬ人が死ぬのは心臓病だって同じですよ。死なない人は死なないのは癌も同じ。

ということで、癌を特に他の病気に比べて怖がらない先生に疫学調査をしていただきたいものです。

金曜日, 2月 11, 2011

苦あれば楽あり、楽あれば苦あり、とは。

「人生楽ありゃ苦もあるさ~」って歌がありましたね。かの有名なドラマ水戸黄門の主題歌でした。

楽も苦もある、ならよいけれど、楽あれば苦あり、と言うと、サボったり楽をしたりすると後で苦労するぞ、楽をしてはいけないよ、と戒めているように響きます。

楽あれば楽あり、であって欲しいですね。

楽あれば苦ありは、いつから言われるようになったのか知りませんが、昔は有効な知恵だったと思います。

戦前とか、江戸時代とか、世の中にお米とかが足りなかった時には、みんなに行き渡らないので、大部分の人は我慢をしなければなりませんでした。技術も進んでいないので、苦労をいとわずに働かねばなりませんでした。楽を実現できる人は少なかったので、楽をしてはいけないと戒める必要があったのかもしれません。

実は私は、現代では「楽あれば楽あり」だと思っています。

サボるのでなくより楽な方法でやるのは、奨励した方がいいです。

技術の進歩や世の中の進歩で、同じことが以前よりも楽にできるようになった時に、より大きな楽しみと前進が得られるのです。これってゴールデンルールだと思います。

電車でも飛行機でも、電話でも、電気釜でも、何でも、色々な例がありそうです。

苦あれば楽あり、はどうでしょうか。

苦労をすれば後で楽な状態になれるでしょうか。

苦労を苦労だと思っていると、苦労すればするほど、ますます苦しい状態になったりしませんか。

苦あれば楽ありも、戦前とか江戸時代とかに、人々に苦しい仕事を不平を言わせずにやらせるために必要だった言葉かもしれません。

今は生産性が上がっているので、苦労というほどにやらずとも、実は大部分の人にゆきわたるだけの富はあるのです。
既にテレビはあるのにわざわざ地デジに全部変えたり、どれだけ生活上の必要性があるのか不明な3Dテレビを一生懸命作ったり売ったりしているんですから。苦しんでやるような仕事なのかは疑問です。

また昔の同僚で、職場の雑用仕事を一手に引き受けて、いっぱい残業もして働きづめの人がいて、当時の上司は「ああいう人はいずれ報われるよ」と言っていました。でも、ある程度の昇進はしたけれど、結婚もしていないし、最近見かけたら何だかボロボロなんです。

でも苦労ではなく、努力した事は報われる、って事は今も成り立っていると思います。

一生懸命練習した選手が金メダルを獲得するとか。

その練習は苦しくてもやりがいがあれば、楽しみでもあるだろうと思います。

だからこれも、楽あれば楽あり、になります。

つまり、楽をしたら苦がやってくるのではないかと恐れるのではなく、楽をしてもっと大きな楽を目指しましょう。
また、やりがいをもって楽しく努力して、大きな喜びや楽しみを手に入れましょう。

っていう意味だと水戸黄門の歌が気に入っている息子に教えなくちゃ。

木曜日, 2月 10, 2011

特許侵害訴訟と幸せと

今日は知財協の研修でした。特許侵害訴訟についてで、午前だけ受けて、午後は小6息子せんべいの進学予定の中学校の説明会でした。

今日の午前中の研修の講師の弁護士さんは、素敵でした。エンジニアの幸せを考えてくれている感じの、生き生きとした講義でした。

特許権を侵害されたら、侵害している相手に損害賠償を請求することができます。が、侵害された方が、元々の特許権者ではなく、実施権を受けているだけだったら、請求はすることができないそうです。そこまでの権利はないとのこと。

但し、独占的実施権を受けている場合には、請求することができると考えられることも多いそうです。でもそれはおかしい、元々の特許権者と同じではないはずだ、との意見もあるとのこと。

ちょうど、内縁の妻が、実質的に妻としての立場であったとしても、財産相続などで、法的に正式に認められている妻と同じ権利を持つわけではないと考えられるのと似ているのではないか、とのことでした。

例が良いかどうかは別だけれど、元々の特許権者と、たとえ独占的であったとしても実施権を受けただけの人と、権利が同じというのはおかしい、というのはよく分かるし、そう言ってもらえるのは特許にする技術を作る側としては嬉しいです。エンジニアの仕事の値打ちを考えてくれる弁護士さんです。

特許を成立させるってのは、正妻の立場を確立しようとしてるわけ、ね。

んじゃぁ、特許侵害訴訟は、何なのかねぇ。よその女性は勝手に家の財産を使って商売するな、って訴えてるのかな。

ダンナさんは、何? 商標権とかかな。

火曜日, 2月 08, 2011

ビバ! 特許事務所

拒絶査定対応の中間処理の指示を、権利化担当の人が特許事務所に出してくれました。特許事務所には弁理士さんがいて、特許庁の審査官に出す書類を作ってくれます。

権利化担当は、説明したら内容は分かってくれたんだけど、事務所への指示は、審査官の意見を少し入れて請求項を少し直す、というもので、そんなものかなぁ、って感じでした。

だけど、事務所から来た返事は、ばっちりでした。出願当時のままの請求項で、意見書で反論するだけでいいのではないか、と言ってきてくれました。

分かってくれたぜ。

審査官も分かってくれなかったし権利化担当もいまひとつ分かってくれなかったけど、米国特許庁と中国特許庁に続いて、特許事務所は分かってくれた。

分かってくれる人が意見書を書いてくれたら、通るかな。

以前米国特許庁とやりあってくれたアトニー(特許関係の弁護士)さんは、すごい切れ味だった。勝つかどうかはある程度、弁護士しだいってことは実感したことがあります。

但し、日本の特許事務所の弁理士さんにも色々います。正直言って何のためにいるのか分からないおじいさんもおられます。いつも意味不明に名前が載っているという。

だけど今回は切れる弁理士さんが担当してくれたんだ。良かった、嬉しいなぁ。

この特許は癌の告知をされた後に最終的な打ち合わせをして、治療のために長期で休み始めた後に出願したんでした。その前に命を削っているとも自覚せずにやってた仕事の一部です。

ん~っと、特許に出したのはちょっと前の仕事なので、命を削ったのはその後の別の仕事の方かな。

後の仕事の方は実りませんでした。学会に出したけれど採用されなかった。でも、学会には出したけれど実はダメな技術だと思っていました。でも、どうダメなのかをみんなに説明できなかった。行けると信じている人たちがいたから。

その前にも、ダメですよ限界ですよこれ以上は性能上がりませんよ、行くならこれですよ、っていう結果を出したけど誰も相手にしてくれませんでした。今になって某社と某社が特許登録してるのを最近みつけました。

気に入らなかった上司達は私の結果を別の若者にやりなおさせてたけど、夢を追うのがエンジニアなんだろうけど、もうちょっと見る目が欲しかったと思います。と当時大きな声で言えれば良かったのだけど、こっそりやりなおさせてたら、ねぇ。

誰がやっても同じになる地味な結果なんだよね。みんな仲間です。地味でも正しいものは正しい。他社であってもそれが登録されているのは嬉しかったです。

派手っぽい研究開発は止まらないし。何かは残るのだろうけれどそのままでは大部分はうまくいかないと思いますが。抜けられてよかったです。

癌の治療の後仕事を変わったので、今回切れる弁理士さんが担当してくれたのが私の最後の特許というわけです。良い弁理士さんに担当してもらったようだし、ここまで自分で見れるのはラッキーです。

月曜日, 2月 07, 2011

中間処理

自分が出した特許の、中間処理が来ています。

特許の審査で拒絶査定されて、反論する意見書を出します。

意見書の下書きを書いて権利化担当の人に渡したのだけど、分かってもらえなかったみたいで、説明しました。

審査官も分からなかったんだねぇ。

あれはいい技術なんだが。

分かってもらえば通るはず。

米国でも中国でも許可査定になってます。

でも米国と中国で通ったのは、向こうが遅れているからです。

日本で通ればホントに使える権利として確立する。

けれど通しちゃっていいのだろうか。

ノウハウを教えちゃうという効果の方が大きいという可能性も大です。でも、もう止まらない。

そうまで驀進してどうするのか。

あれはどういう意味なのかなぁ。

驀進していいはず。

そうそう。幸せをいっぱい作る力になるはず。

土曜日, 2月 05, 2011

人は幸せになるために

人は幸せになるために生まれてきたそうです。

知ってましたか?

今どれだけ幸せなのか、実は最近まであまり気にしていませんでした。

だけど、実はすご~く、幸せなんだな~。

今日は、小6息子せんべいの剣道の稽古があって、夜の稽古なので、迎えに行って一緒に帰りました。

よその子はみんな車で楽して帰って行きますが、うちには車がないので歩きです。

夜道を、重い防具と竹刀を持っている息子と一緒に歩きます。特に何も話すことがないのよねぇ。

でも、重い重い防具を、疲れて歩けなくなりそうになったこともあったのに、最近は文句も言わずにしっかり自分で持って歩いて帰れるようになりました。一ヶ月前に比べてすごい成長なんです。

そんな息子と一緒に歩いて帰れるって、すごく幸せなことです。

幸せだね~、って雰囲気を特に出しているわけではないのだけど、実は幸せなことだね。

昨日だったか、通勤の時に、実は電車の運転手さんは私のために電車を運転してくれて、車掌さんや駅の職員の人たちはきちんと仕事をしてくれて、毎日が運営されているって、実はすごく幸せで豊かなことなんだ、と思いました。

そんなものは存在していないという国や地域もいくらでもあって、実は当たり前の事ではないのですが、特に幸せだとは今までは思わなかったんです。

水道や電気や、もう何でもそうですね。

私たちが会社で製品を作るのも、それをお客さんに買ってもらって、幸せになってもらうためです。

実はどの仕事も人の幸せのためにあるわけで。

人は幸せになるために生まれてきた、っていうことと、話が合います。

チルチルとミチルがみつけたように、青い鳥はここにいたんですね。

金曜日, 2月 04, 2011

節分

昨日は、高1娘たまこのお友達が泊まりにきました。二人で一緒に恵方巻きを作って食べながらおしゃべりをする、という計画だったそうです。

自分たちで巻き寿司を作るなんて感心感心、と思ったのだけど、帰って来たのは遅いし、なぜか本人たちが買ってきたのは散らし寿司の素でした。

なぜか散らし寿司は今日の朝作って、本人たちの朝ごはんとお昼ご飯用のおにぎりになりました。お友達もうちから登校しました。

散らし寿司で娘たちのそれなりの節分でした。ちょっと変だけど。インスタントだけど、自分たちで作ったから感心です。

木曜日, 2月 03, 2011

今日は

特許調査が早く終わりました。

最近は調査していて面白い特許が少ない。けど、面白いと思わないとやってられないし。

技術部にいたときに自分が出した特許の、権利化の中間処理が何件かきています。自分の特許の仕事をやれるのは嬉しいし、出したときには一生懸命だったけれど、もう古い話だから、実はめんどくさいです。

審査官にとんちんかんな事を言われるのも腹が立つ。「容易に類推ができる」内容だから許可しない、って言われるけど、実は容易な話ではないので、容易かどうか自分でやってみないのに分かるかっていうと分かってないですよ、ってことを、延々と意見書を書いたもんです。あれは審判になってるんだっけ。

審判の知財高裁裁判官さんは、特許庁の審査官さんよりは、内容の話が通じる感じのやりとりになってました。通るかなぁ。

米国でも中国でも台湾でも許可査定になった特許が、日本でだけ拒否査定だったんです。よくあることなんですが。

日本特許庁の審査官さんは、特許制度の国際的な指導的立場を築かねばならない、とか考えておられるようで、審査がきつい傾向があったんですが、きつすぎるという批判が出ている、と聞いたことがあります。

って、私も、特許庁主催の研修のあとの質問でガンガン言っちゃったことがありました。「容易に類推ができる」に頭に来てたもんで。

「そういう批判もあります」って言っておられたので、私以外の人も言ってたのだと思います。日本の企業が心血注いで作り上げたものを、米国も中国も守ってくれるのに日本の特許制度が守ってくれないなんて。企業での研究開発ができなくなってしまいます。特許に書いちゃったら、みんな真似できちゃうんですから。

他方でねぇ。私の特許の中間処理をやってくれているのは、私の職場の権利化担当の人なんだけど、とっても忙しいんです。仕事が積み上がってあふれているみたい。

中間処理の意見書の下書きを私が書いて、権利化担当があとの処理をしてくれるんだけど、最終形は特許事務所に出しています。丸投げなのかな~、直してくれてるのか。

仕事って散文的なものだよね。

面白みを自分でみつけていかねば。

水曜日, 2月 02, 2011

grounded

サイモントン先生の最後の研修でもらったもう一つのとても大事な言葉は、grounded です。

私が覚えている範囲、受け取った範囲で書いていますが、患者さんが非常に困難な状態になっている時に心の持ち方でより良い状態にできると伝えたいのに、どうしても伝えることができない時に、どうしたらよいのでしょうか、という質問に対する答えが、一言、「grounded」でした。「grounded」であれば、伝わる、と仰いました。

どんな説明をされるのだろう、と思いながら聞いていたのですが、説明の内容は、なかったわけです。

西洋医学ではエントロピーが、、、とか言って説明したって、患者が物理屋であれば、何を間違えた事を言っているんだやはり信用できない、って思われるだけですから。

確信を持って伝えれば、と訳されていたと思います。

説明の内容は、なかったんです。

電子の軌道は古典力学では記述できないということを古典力学の言葉では説明できないのと似ています。シュレーディンガー方程式は分からないと言われても、確信を持って量子力学で説明できれば、伝わります。考え方の枠組みが変わるから、非連続的思考が必要ですが。

「非連続的思考」と「grounded」は、ペアです。

瞑想とかの世界にも「grounded」という用語があるようですが、サイモントン先生がその意味で言われていたのかどうかは私には分かりません。groundedな瞑想ができれば心と健康の関係が確信できそうな感じはしますが。

地面とつながる、みたいな。

grounded であれば、心が癒されれば体を含めて人間が癒されると、患者さんに伝えることができるようです。

grounded であれば、下手な説明なんかしません。

grounded にはどうすればなれるんですか、って質問できれば良かったな。

火曜日, 2月 01, 2011

非連続的思考

サイモントン先生の最後の研修で、非連続的思考が豊かなものをもたらす、と言うことを仰っていました。強調されていました。

たぶん物理の類推から考えての意味だろうと思ったけれど、説明がないと『カオス』と同じくらいに分かりにくいかと思います。

私が思った内容で正しいかどうかも分からないし、確かめることができないうちに亡くなってしまいましたが、強調されていたので、私が受け取った範囲でメモしておこうと思います。私にとっては大きなメッセージだったから。

非連続的思考の内容は、いわゆるパラダイムシフト(古典論から量子論へなどの、考え方の枠組みのシフト)の意味と、量子力学の状態遷移とか波束の収束などの意味の、どちらかか、両方か、だと思います。

それまでに考えていた事柄との連続性がなく、理由付けができなくても、いい考え方にはシフトしなさい、それによって豊かなものが得られ、救われることができますよ、と教えて下さったのだと思います。

当時、私は親に理解されなくて困るという意識がありましたが、理解されるように説得などしなくても、良い考え方にはただ非連続にシフトすればいいのだ、と思って、セミナー会場で一人で納得していました。

西洋医学で認められないような療法でも、理由付けなどできなくても、効果のあるやり方ならばただ単にシフトすればいいのです。西洋医学に何が足りないかなんて、言う必要はありません。対応原理とも言えるのかもしれません。

状態遷移の方は、量子力学ではエネルギーレベルが不連続で、電子などの状態がその間を、ぴょん、と遷移するので、そのことだったかもしれません。波束収縮の方は、観測や相互作用によって、広がっていた波が一つの観測値に理由もなく、ぴょん、と収縮するので、そのことだったかもしれません。

『ぴょん』だな~。

私のハンドルネームは『オルゴールぴょん』なんですよ。

ぴょん、に意味はなかったんだけど、非連続的思考、っていう意味をもらおうかな。

できすぎみたい。すごいギフトだ。

サイモントン先生からギフトをもらったことがあって、亡くなった後の年末に、旅行に行きました。その時に、勉強しようと思って、先生の著書を持って行こうと思いました。汚さないようにと思って、ありあわせの紙でカバーをかけたんです。その時にたまたま手に取った紙が、クリスマスのギフト用の紙でした。

自分が手に持っているものが、あの世から先生にもらったクリスマスプレゼントだと思いました。あ~~、勉強しなさい、ってことですかぁ、って。

ま~、きれいな紙をとっておいたのがたまたまクリスマス用の紙だったというだけの、偶然なんですが。

先生の著書には西洋医学の不足点を書かれている所はなくて、それはとても注意深く避けておられると思います。これは私にとっては極めて重要で、堅持されて欲しいです。

心の重要性も単に重要なものを重要だと言っているのであって、それを重要視していなかった西洋医学を批判とかは、されていないと思います。そんな必要はないんです。

月曜日, 1月 31, 2011

エネルギー、エントロピー

医療関連で『エネルギー』って言葉は象徴的に使われることがあるのでしょうが、『エントロピー』も使われることがあるらしい。

両方とも物理用語ですが、物理としては何ら曖昧さのない概念なんだけど、ある冊子に載っていたのですが、医療とかで使うのは危うい感じがします。

『エネルギー』ってのは、活力とか気力の意味で使われることがあるけれど、それらは式では表せないから、本来のエネルギーとは別ものです。でも、この意味での『エネルギー』はまだ、比喩的な意味として分かりやすい。

でも、『エントロピー』は、医療関連で使ったら、部分的にはそれらしくても、意味不明だったり、間違えて使いがちで、危ないのではないかなぁ。

シュレーディンガーが人間はエントロピーを排泄などによって下げている、と言ったそうです。それは正しいと思うし、西洋医学的にもそうなっているはずです。違うのかなぁ。違わないでしょう。

こういう所で間違えると、とたんに信用を失ったりします。

サイモントン先生は、エントロピーは言ったことがない、と思います。私の知る限りでの著書と、講演との範囲で、ですが。

『カオス』はサイモントン先生が言及されたことがありますが、象徴的な意味として『カオス』は『エネルギー』と同じくらいには分かりやすいと思いますが。

全然関係ないですが、あるお医者さんが癌治療に関連して本を書いておられて、現代科学の限界のようなことを書かれて、その後、気功とかヨガとかの効果について書かれていました。後半はとても参考になったのだけれど、前半で量子力学がまちがっているとか書かれていて、それが、まちがっているの。

量子力学は解釈は難しいところがありますが間違っていませんので、せっかく後半でためになることが沢山書かれているのに、残念な本になってしまっています。

説明のつかないところは説明のつかないままに、事実をふまえて行けばいい、と思います。量子力学の黎明期にニールス・ボーアが使った『対応原理』っていうのがあります。とにかく実験結果を尊重していく、という姿勢が古典力学では説明のできない新しい量子力学を生み出しました。

西洋医学で説明できなくても、効果があるものは効果があるという事実がある、っていう『対応原理』によって、心が健康に及ぼす影響についての新しい体系が生み出されていくのではないかしら。

結局言いたいのは、エネルギーもエントロピーも、物理用語であって、伝統的な西洋医学にも、そうでない療法や医学にも、象徴的な意味で対応させるなら同じものが対応するだけでしょう。活力、だとか、排泄物、だとか。
西洋医学とそれ以外との違いにこれらの用語を持ち込むのは危うくて、多くの物理屋はそうだと思うけど、間違えていると拒否反応を感じてしまいます。

何か西洋医学の足りない点を指摘した上でないと進んではいけない、っていう生真面目な姿勢があるのかと思いますが、とにかく効果があるのだから、それを推し進めるのがよいと思います。

土曜日, 1月 29, 2011

大野くんのダンス

国立コンサートの新DVDが来ました。ドームの映像もリハーサルなどの映像も全く入っていなくて、いきなりコンサート。目いっぱいコンサート。

札幌ドームコンとは結構違う印象です。分かってたことだけど。札幌よりマイルドな、去年までの嵐に近い懐かしい感じでした。今更だけど、福岡ドームに行きたかったなぁ。このツアーの到着点はどうなったんだろう。

まだ買っていない方、今回のDVDはお勧めです。きれいです。成熟した嵐が見れます。挨拶は5人のそれぞれが、嵐らしい、彼ら自身の言葉で語ってます。みんなかっこよく決まってます。人生にとって大事なことを教えてくれてるの。

それで、話が変わって大野くんのダンスのことなんですが。

高1娘たまこの感想としては、DVDを見て、今回は大野ソロでも大野君はあんまり踊ってなかった、って言うんです。

私の感想としては、今回の大野ソロのダンスは絶品で、華麗な美しさを久しぶりに見ることができて、今の大野君のダンスがこの一曲の映像しかないのはもったいない、この値打ちが分かる人がもっと彼の魅力を発揮させる場を用意してくれないだろうか、と思ったんです。

でもこの華麗さは高校生には分からないのかなぁ。動きの幅とかは抑えているし。

加えて、怪物君の3D映画が決まったことは非常に嬉しいと思うんですが、大野君=怪物君、というイメージだけになるのは抵抗があるんです。紅白でも怪物くんと嵐との2回も歌ってたのは、嬉しいけれども微妙で、絶品の大野智を知っていると、お預けされているようなもどかしさがあります。

加えて、先日の嵐にしやがれで、東山さんがゲストでしたよね。東山さんはジャニーズの中ではダンスの第一人者という位置づけなんですかね。

実際東山さんはすごい人だと思うけれど、マイケルジャクソンのまねとかで、東山さんのすごさに比べて嵐の面々は、参りました、っていう流れでしたが、大野君のダンスを知っているとあの流れには無理を感じるんです。

大野ダンスは東山さんには引けをとらないです。けど、ジャニーズ的にはそういう位置づけにはなってないのかな。

Kyo to kyo だっけ。Youtubeで、東山さんが踊っている曲を、大野君が踊っているのがありました。大野くんの方がうまい、というより、切れがよくて、ちょっとずつリズムが余るんです。東山さん用のリズムだと大野君にはゆっくりならしいんです。

へぇぇ、と思ってたのだけど、そしたら、えっと、何て曲だっけ。別の大野ソロの曲があるんです。

その歌詞で、ヘイ、ミスター、リズムが合わない、、、あぁ、だってそれじゃ、しゃかりきになれない、っていうのがあるのです。

あのミスターは東山さんの事なのかな~、と思ってたのだけど。東山さん気の毒だけど。

違うのかね。

大野ダンスの方が東山さんよりも実力が上っていうことはジャニーズ的にも認められてるのかもと思ったのだけど。

ま~、大野ファンはそう言ってるということでもいいですが。

今は大野君と言えば怪物君、という感じですが、怪物君にあの華麗なダンスや演技が活かされるのには、まだだいぶ怪物君が成長してくれないとなぁ。

先が長そう、と思っていたので、せっけんのコマーシャルが来たという話が、嬉しかったです。イメージ的には救われます。怪物君的ではなく、大野君の華麗な一面を活かそうというコマーシャルが来た、のかな。そうであって欲しいです。

木曜日, 1月 27, 2011

枯れ尾花

がんの話の続きです。

怪物くん映画とかSceneのDVDとか、嵐関係の話題もいっぱいこぼしてしまってますが。紅白も見てましたが。

あっ、大野くんの、せっけんのコマーシャルの話はテンション上がってます。うれし~。

っと。こぼして、、、

がんの経過が、心の持ち方を明るくしても良くはならない、という疫学調査結果がでた、と書いてあった本を立ち読みしたんです。で、間違えてるな~、と思ったので、買わなかったんです。

この調査をした先生は、がん患者が心の持ち方が悪いために病気がよくならないと思ってかえって苦しんでいると思っていたので、心ががんに関係ないという結果が出てほっとした、とのことでした。

心の持ち方を明るくしても癌患者がかえって苦しくなると思っている先生(どうせ悪くなると思っている人)に、心を明るくと言われても、癌患者の方は心の持ち方を明るくしても、かえって苦しくなってしまいがち、ですよね。

よく言われる「鏡の法則」とか、心理学で言う投影とか、の類です。先生と患者が心を映し合っちゃうのではないかと思います。

明るくしてもかえって苦しくなるような心の持ち方だったので、病気にも良い影響を与えなかったのだと思います。

日本ではまだ出ていないようですが、外国では、心の持ち方で劇的に癌の予後が改善した、という学術的な調査結果があります。

たぶん、本当に心の持ち方で病気に良い影響を与える!と信じている先生(がリーダーになっている人たち)が調査をすると、患者の側も本気でそう信じることができて、体にも良い影響がでてしまうのではないかなぁ。

上の本と同じように、こちらも調査する人のバイアスがかかっているということかもしれません。

でもこのバイアスは、かけていいんじゃないかな。心を明るくすると病気の経過がよくなるとは、まさにそういう、意味なのではないかな。

自分自身が、癌患者は心を明るくしてもかえって苦しむ、と考えている学者さんは、癌患者と心の持ち方についての疫学調査をしないようにしなきゃいけないですよ。自分自身が調査結果に出てしまうだけかもしれません。

幽霊の正体見たり、って言うけれど、本に書いてあると信じてしまう人は多いです。投影が出版規模で拡大しちゃうわけで。

私も今でこそ落ち着いてるけど、がん治療後の当初は、この類の話で真剣に悩んでました。命が削られるような感じですよ~。そういう話自体が健康に悪いんです。

でも、困った枯れ尾花です。

金曜日, 1月 21, 2011

癌と性格や心の持ち方は関係あるのか

今日は本屋さんで立ち読みをしていました。

そしたら、色々な病気と性格の関係を調べた本がありました。ちゃんとしたお医者さんが書いたと思われる本で、疫学的に統計をとったものとして書かれていました。

その本によると、心臓病や肝臓病とか、他の病気は性格と関係があり、心の持ち方を前向きにすると病気がよくなるけれども、癌だけは、性格と関係がなく、心の持ち方を前向きにしたら病気がよくなるということがない、と書かれていました。

その理由として、がん細胞は何年もかけて大きくなり、ある程度大きくなった後は急に大きくなり、必ず死にいたる、と書かれていました。だから心の持ち方を明るくしても、それによって病気がよくなるということはないそうです。

さらに、この調査結果を得て安心した、心の持ち方によって癌がよくなるという考え方によって、かえって自分の心の持ち方が悪いために病気がよくならないと考えて、ただでさえ苦しんでいるがん患者をさらに苦しませることになっていると思っていたから、と書かれていました。

日本のお医者さんによる、日本の患者さんについての、疫学的な調査結果、という内容でした。

私の感想としては、この結果は間違っている可能性が高いです。

他の病気と違って癌だけが特別なのはなぜなのか、説明がありません。

また、この調査を行ったお医者さんの先生ご自身が、非常に癌を怖がっていらっしゃって、癌はいったん生じたら必ず成長し続けると信じておられますが、これは事実ではありません。縮小、消失した例はいくつもあるようですが、無視されています。

また、心の持ち方が癌の病状に影響を与えるという考えががん患者を苦しめている、という先入観のもとで調査を行っておられるので、その考え自体が調査対象のがん患者さんたちの心の持ち方に影響を与えている可能性が強いです。

これこれの結果が出てほしい、という願望が強いと、測定結果が影響を受けることがあります。科学技術でもよくあるのです。

願望を実現する方向に近い測定結果を選んでしまいがちで、いったんその測定結果を得ると、追試をしてもまた同じように選んでしまう、ということが現実にあります。その場合、願望を持っていない別の人が追試をしたら、違う結果になります。

疫学調査は統計調査なので、また、心の持ち方という内容は曖昧になりがちなので、先入観によるバイアスの疑いはさらに高くなります。

でも日本では、癌患者は必ずいずれ死ぬ、心の持ち方で経過が変わるという考え方はかえって癌患者を苦しめる、といった考え方をするお医者さんが多いのかもしれません。だからそういった調査結果が何度も出ているのかもしれません。

だけど、心の持ち方で経過が変わったという経験をしてみると、疫学調査結果なんて関係がないですね。

私の場合は、放射線・抗がん剤・手術で、取ってしまった後、癌が出てきていないだけなので、心の持ち方で治ったというわけではなく、治った後の再発などがない、というだけですが。

但し再発の可能性は高いとは言われたので、出てきていないのには自分の心の持ち方や生活のし方は関係があると思っています。

ちゃんとした疫学調査だとして本に載っていると、多くの人が信じてしまうでしょう。でも間違っているでしょうね。

木曜日, 1月 20, 2011

勉強しましょう

今日は、九段下の科学技術館に特許の研修に行きました。

最近よく思うのですが、勉強した方がいいです。ほんとに。

そう思ったのが、お気に入りのカフェでなんですが。

そこがすごく店員さんたちの感じがよくて、気持ちがいいのです。

それはチェーン店で、同じチェーン店系列の他の店でも同じように店員さんたちの感じがいいのです。

で、よく考えてみたら、同じように感じがよくて気持ちがいいチェーン店のカフェが何系列か、あるのです。

多分、大手のチェーン店では、気持ちよくサービスができるように、どこも専門的な研修をやってるのだろうと思うのですよ。

チェーン店でないローカルな喫茶店では、店長さんとかによる指導もないところもあるでしょう。

大手チェーン店では商品の仕入れなどだけではなく、接客面のレベルを上げることでもアドバンテージがあるようです。他に対して差をつけようとして、ハイレベルに研修が行われているように感じます。

でも、気持ちよさのポイントは、リラックス、です。

そういう研修をやっているのだろうと思われます。結局、企業がサービスで差をつけようとすることによって、ゆとりや落ち着きのある責任ある人間になる、みたいな研鑽を積む人が増えているのではないでしょうか。

常識がどんどん変わっているようで、勉強しないと追いつけないです。

今日の特許の研修内容とは直接関係はなかった話でした。

水曜日, 1月 19, 2011

今日は

高1娘のたまこはおなかが痛いと言って学校を休みました。で、私は、会社からたまこの高校に電話して。

小6息子のせんべいの行く予定の中学校にも問い合わせる事があって、会社から中学校に電話しなくちゃいけなかったのだけど、会社の会議で議論して熱が入って、その後の特許調査でも熱が入って、忘れてしまって、帰りの電車で思い出して、電車を途中で降りて電話しました。間に合いました。

たまこは結局お医者にも行かず、休んだら治ったようです。寒さに当たったのではないかと思います。

一応なんとかなったなぁ。

会議の内容は歯がゆいものでしたが、バシバシの最前線の職場だったら、子供や家のことにも対応しながら仕事してはいけないかもしれません。

特許担当って、開発の最前線からも、販売の最前線からも、遠いからか、それって基本じゃないですかって思うようなことが認識されていないことがけっこうよくあるんです。目をつぶって聞きながら、どこで何をしゃべろうかと考えます。時々、何も知らないというふりがしにくい気分になります。

短時間勤務で、子供の用事もあるから、ちょうどバランスがとれるのだろうなぁ。バリバリにやるにはいい情勢とも言えないし。

だけど、健康とか安全保健とかの担当に移りたいと言っても、移してもらえるわけもないです。素人だもの。

もともと、病気休職から復帰後は以前とは全然違う分野に移動したい、と希望したのですが、結局同じ分野の特許調査になりました。これしかできないということよね。

順当ではあってありがたかったけれど、3年やると飽きてきます。うん。飽きてきた。つまんない。

ま~、研修には行かせてくれるから、いい職場なんですが。明日は都内に研修に行かせてもらう予定です。ありがたいです。

金曜日, 1月 14, 2011

大きくなったら何になる

最近、特許調査の腕をもっと磨くよりは、何かできることがないかなぁ、と思っています。

癌の後に元気になる人が増えるといい、と思っているのですが、ネットサーフィンしてたら、ちゃんとそういう仕事で会社を興している人がいました。

癌の後に仕事を失ったり、復帰しようとしても職がなかったりする人も多いですね。仕事ができるようにお世話したり、癌の後の人にも仕事をしやすいように企業に働きかけたり、イベントを企画したりする会社です。

あ~、そういうのをやりたい、と思ったのだけど、あったんだねぇ。と思ったよ。
ご自身が癌患者だった方が社長さんで、その人はしっかり勉強して、社会貢献型の株式会社という形で実現してました。すごいな~。

私がやりたいと思ったのは、仕事を確保する前に、安心感を確保する役にたつことができないかなぁ、ということ。

会社では、産業医の先生によると、癌の後に復帰する人はたくさんいるけれど、復帰後また同じように無理して働いて、また具合が悪くなることを繰り返す人が多いらしいです。

私なんて、明るくなっちゃって、産業医の先生を元気づけているんですが、産業医の先生は癌の後の人やうつ病の後の人の面談ばかりやって、暗くなっちゃってるのです。

若くてエンジニアの職場の実態も知らない産業医の先生とは、違った貢献が私にはできるかもしれない。

社内カウンセラーみたいな仕事ができないかね~、と思ってみたりしています。

で、今日は特許調査の合間の時間にちょこちょこと、社内の健康相談やメンタル相談の窓口を調べたりしてました。

月曜日, 1月 10, 2011

パソコンが戻ってきました

けむが出て修理に出したパソコンは、マザーボード入れ替えてくれました。タダで。昨日戻ってきました。

キーボードも一部反応が悪くなっているのですが、それはそのままです。保証期間が過ぎているので有料になるのですが、それを直してまで使い続けたいというほど、上等のでもないんで、直しませんでした。他にも不具合があるのですが、だましだまし使うことになると思います。

それでも、代わりに使っていたちっちゃいネットパソコンよりうんと使いやすい。

私が新しいのを買ったら自分が使おうと高1娘のたまこがお下がりを狙ってますが、まだ、我慢してもらいます。

パソコンの使い勝手は入力がどれだけやりやすいかに大きく影響されますね。

いわゆるブラインドタッチで、手元を見ないで画面だけ見て入力できると、すごく楽です。ネットパソコンだと私はそれができなくなっちゃうのです。

ネットパソコンは一回り小さいので、手元を見ないとできません。小さくて便利ですけど。白髪大王のお父さんが、地域防災の会合とか、小学校のパパさんの会のイベントなどで必要な時に使っています。

私がブラインドタッチができるようになったのは、大学生の頃、本を買って練習してからです。3ヶ月くらいでほぼできましたよ。まだできない方、ぜひやってみて下さい。すごく楽になります。

ホームポジションとどのキーをどの指で打つかのルールが決まっているので、それを覚えます。これは一読して理解すればすぐに覚えられます。

次にキーの文字の並びを覚えます。本に載っていたキーの並びの絵を縮小コピーして、手帳に入れて持って歩いて、しょっちゅう眺めて覚えました。

あとは、ルールの通りに打つ練習を実際に自分の指を動かしてやって、身につけます。自分の名前とか、abc順とか、だんだんと手元を見ないで打てる言葉を増やします。

3ヶ月でほぼできるようになった後は、日々使っている中でだんだんとさらに自由にできるようになりました。最近は練習用のソフトも、音も出てゲーム感覚でできる面白いものがあります。

まずアルファベットの3段をできるようにします。3ヶ月ていうのはここまでの話です。これで相当楽になります。

次に、記号を加えます。

次に、数字も加えて4段を打てるようになれば、完璧です。そこまで必要ではないかもしれませんが。数年やっていると、けっこうできるようになります。

金曜日, 1月 07, 2011

6年目の検診異常なし(歯医者さん)

どうも、ちっちゃいパソコンは打ちにくい。いつもは、独り言をしゃべるみたいに打ってるのだけど、このパソコンだとどうも、つっかえてしまいます。

煙が出たいつも使っているパソコンは直って戻ってくるらしいです。多分タダで。良かった、と言えるのかな。別の会社に吸収されて今は無くなっているメーカーのですが、吸収先の会社も、パソコンメーカーとしてはほぼ無名かも。その吸収された先の会社で見てくれました。

もっといいパソコンを買うべかね。買いたいな。

ところで、年末に久しぶりに、国際医療福祉大学三田病院に行って、主治医に会ってきました。実は半年以上、行くのをサボってました。異常なしでした。6年目になります。

癌としては異常ない、ってことで、異常はないことはないんだけど。歯とか、ほっぺとか。

でも、歯とか後遺症は主治医に言っても、どうしようもないので。

治療をした頃は、命さえあれば、って感じで、放射線もかけまくり、お陰で癌が小さくなって、手術の範囲も小さくなって、良かったわけですが。

ここまで生きてきてみると、やっぱり後遺症は不便です。特に歯がぼろぼろなのが困ります。でも困っても主治医はどうもできないみたいです。切るのが専門の先生ですから。手術の腕は超一流です。

三田病院の歯科の先生も、やはり術後の緊急措置とか初期のリハビリには十分に対応して下さったと思いますが、数年もたった後の日常の歯のケアには、あまり対応してもらえないみたいに思います。癌研病院の歯科よりは丁寧だったと思うけど。癌研の歯科の先生も私がいたときとは今は変わってますが。

いずれにせよ、三田病院とか癌研とかの、大きな病院だと、歯医者さんはかえって日常ケアには弱いみたい。会社の歯科検診の時にも何度か言われたのだけど。

だけど、癌の術後で放射線もやってるとなると、町の歯医者さんにも診てもらえないのね。口が開かないし、放射線の後遺症であごの骨が骨髄炎になったりするらしいです。

それで、癌研に行く前に最初に告知された時の、横浜市大医学部付属病院で、近所の歯医者さんを紹介してもらいました。口腔癌の術後の患者さんをよく診ているところだそうです。

だからその歯医者さんに、行けばいいのです。

だけど、いろいろ、めげちゃってぇ。

もちょっとパワーを補充しないと、歯医者さんに行く気力が起こらなくて。

あ、仕事は昨日から始まってます。二日行って、また三連休。小6息子の稽古始めでおしるこを作らなくちゃ。

月曜日, 1月 03, 2011

新年おめでとうございます

横浜は三が日、良いお天気でした。平穏なお正月をお迎えでしょうか。

今年もよろしくお願いします。

元旦に、江ノ島に初詣に行きました。



判りにくいですね。帰りがけに見えた日の入りごろの富士山です。

てっぺんが見えませんでしたが、何だか幽玄な感じでした。何か意味深い一年になりそうな。

今年は飛躍だ~。

ぴょん、と、うさぎみたいに。(オルゴールぴょんなので)

年末に煙が出たパソコンは、保証期間は過ぎているけれど、煙が出ることは異常なことなので、直してもらえるのではないか、と白髪大王のお父さんがメーカーに相談してくれました。見てくれることになり、メーカーに送りました。

送り出す前にハードディスクは外付けのドライバを急いで買って、他のパソコンで読んでみると、生きていました。それで年賀状は何とかなりました。

直って帰ってくるかどうかわかりませんが。

今打って(入力して)いるパソコンは、ネットパソコンて言うんですかね、ラップトップよりも一回り小さいのです。結構速いですが、やはり使いにくいです。自由に打てません。

新しいのを買った方がいいんでしょうね~。
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