木曜日, 8月 14, 2008

魔王の恋について行く

人間の恋も、分かりません。

魔王の恋、分からない~。ついて行けません。

昨日(だっけ)、最初の頃に教会でしおりさんを見ていた領の顔が怖かった、と書いたのですが、この、第1回のタイトルが、「愛を捨てた復讐鬼-哀しき魔王」だったんです。

愛を捨てた、っていうのは家族を殺されて心を無くした、というような意味なのかなぁ、みたいに思ってました。 っていうか、あまり考えてなかったんですが。

だけど、これもしおりさんがらみの内容だったのかも? 教会でしおりさんを後ろから見ながら、本当は可愛い人だな、と思いつつ、「その気持ちは捨てて、彼女を復讐のために利用するんだ」と考えていたのかな。

実は何年も、芹澤やしおりさんを見続け、タロットカードの意味も考え続けて、復讐計画を考え、考えている間はそうできるつもりだったんでしょう。

だけど、実際に行動を起こした時、芹澤やそらちゃんのお母さんがどんなに辛い思いをするかを目の当たりにします。
第何回だったか忘れましたが、図書館の前で芹澤の、石本の死を悲しみ、怒る気持ちに触れた時、成瀬が延々としおりさんの事を考えている『恋心』が分からない、とか、分かったとか、以前書きましたが、
「可愛い人だなと思いつつ、その気持ちは捨てて復讐に利用するつもりだったけれど、芹澤でさえこんなに傷つき動揺しているのに、彼女を殺人事件に巻き込んで同じように辛い目に合わせてしまうのか、いいのだろうか」
とか、考えていたのかも?

で、第3回で、しおりさんに『女帝』のタロットカードが届くのですが、この回のタイトルが「暴かれる素顔 愛とひきかえの復讐」なんです。愛とひきかえ、だったとは、分かってませんでした。難解だぁ。

『女帝』のカードをきっかけに、芹澤は一連の事件が自分の11年前の事件が元で起きていると知ります。成瀬はこの復讐のキーパーソンとして、まさにしおりさんを利用しているんだけど、それは愛とは両立し得ない。しおりさんを、欺き通すつもりだったんでしょう。

なのに第6回、しおりさんが領の事務所にやってきた時の衝撃。欺き通せなくなりそうでしたね。

魔王であるルシファー領としてのセリフが、すごく少ないので、恋心の殆どを想像で理解しなくちゃなりません。ぜ~んぜん、分かってませんでした。タイトルのヒントが貴重でした。

明日は第7回。地獄の門をくぐってしまっている成瀬領。この恋をどうするのか。しおりさん頑張ってほしいな。

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