土曜日, 9月 29, 2007

生きすぎたら

やっぱり、葉っぱさんは沢山のことをしすぎたのではないかしら。だから、早く神様が迎えに来てしまったのでは。

今思っても、誰も、葉っぱさんのまねはできません。智識も、優しさも、ユーモアも持ち合わせて、専門家顔負けの貢献を頭頸部癌患者のために残してくれました。

それはやり過ぎじゃないですか、と意見がましく、言いかけてみたことが無いわけではありません。聡明な葉っぱさんだから、私が言いたい事は分かっていた部分が、あったのではないかとも思います。でも、私が葉っぱさんと知り合った時には、既にentoralはかなり大所帯になって、多くの人が切実にそれに頼るようになっていました。ますます彼女は惜しげなくそれに心を注ぐようになっていたように思えます。あそこまで行っていたら、私でも、辞められなかったと思います。喧嘩してまで辞めさせるほどの関わりにはなれませんでした。ただ、お会いする度に心の半分が悲しかった。

既に多くのことをやり遂げたから、神様が、休みを下さったのでは。既に何度か再発をしている葉っぱさんです。その度に乗り越えてきているとは言え、今後、さらに再発をしながらあの仕事ぶりを続けていたら、私はもっともっと悲しい思いをしたのかもしれない。

沖縄の海で溺れたとのこと。神様に近いところで、連れて行かれてしまったような気がします。

葉っぱさんは立派だったけど、葉っぱさんの真似をしようとしては、ダメ。うまく言えないけれど。

火曜日, 9月 25, 2007

事件(バラ)

珍しく、ダーリンがバラの花を買ってきてくれました。皆無ではないけど、滅多にないこと。

わ~~い。





水曜日, 9月 19, 2007

ノイズキャンセルのイヤホン

SDオーディオプレーヤーを買ったのですが、技術の進歩にとても驚いています。

本体が小さい、軽い、磁気テープやMDの頃よりもずっと小さいのに沢山の曲が入って使い勝手もいい。

でも、何よりも快適になったのは、ノイズキャンセル機能つきのイヤホンです。

昔のは、電車の中などで使うと、騒音で曲が聞こえにくいのでボリュームを上げる必要がありました。すぐに耳が痛くなって、あまり長い時間使えませんでした。

今回のイヤホンは、何やらプヨプヨのゴムで、耳にぴったり入ります。そして、何と、電車などの騒音を消してくれるのです。

隙間がなくて音を遮断するだけでなく、イヤホンに小さなマイクがついていて、それで騒音を打ち消す音を出して騒音が聞こえなくしているそうです。単なるモニターになるモードもあって、それとノイズキャンセルモードを聞き比べてみると、全然違います。

使いながらお茶碗を洗っていると、水をバシャバシャする音が殆ど聞こえないのです。変な感じ。

そして、ボリュームをうんと下げて使えるので、むしろ、音楽に混ざって自分の耳の中の鼓動の音とか、イヤホンのコードが衣服とこすれる音とかが聞こえてきます。戸外で使うと、イヤホンのコードが風をヒューヒューと切る音が聞こえるの。

会社で同僚に話してみたら、彼もノイズキャンセルのヘッドホンを使っているとのこと。電車で使っていると、目的の駅についた事が分からず、乗り過ごしそうになるそうです。

ヘッドホンの方が騒音キャンセル機能が高いのかもしれないけれど、耳にぴったり入るタイプのイヤホンのノイズキャンセルでも十二分に高機能だと思います。軽いし、柔らかいから痛くもならないし、落ちないし、低ボリュームにできて長時間使えて、快適です。

癌と何の関係があるかな? まずは私には「嵐は最高の抗癌剤」です。嵐の曲は健康にいいんです。

でも、もっと直接的に、サイモントン療法のイメージ療法のテープなども、色々あるようです。携帯オーディオ+ノイズキャンセルイヤホンは、それにも昔よりずっと快適に使えるかもしれません。

末期の乳がん患者で骨転移もして車椅子になって身障者手帳ももらって、という方が、イメージ療法のテープをずっと聴いていた、と仰ってました。他にも、琵琶葉温浴とか磁気療法とか、あらゆる事をされたようでしたが。十年以上経った今、昔の話が信じられないほどお元気です。

金曜日, 9月 14, 2007

SDオーディオプレーヤー持ち歩き

iP*Dがいい、とかいう話は聞いていましたが、持っていませんでした。昔ならウォークマン。今は持ち歩き音楽プレーヤーもかなり進歩しているようです。娘は、どうしても欲しいようで、確かお年玉で、後発の安いのを買って、持っています。毎日使っているようです。

で、私も、仕事にも復帰した事だし、ご褒美の意味でも、と、買いました。ビ*クカメラのお兄さんのアドバイスに従って、音が一番いい、という、SDオーディオプレーヤーというのを買いました。1ギガのSDカードがついていて、パソコン経由でそれに音楽データを入れます。48グラムだっけ。軽くなったもんです。

お父さんに部屋を追い出されました。ここまでだぁ。SDプレーヤーに嵐のアルバムをいっぱい入れました。嵐三昧できます。  シアワセ!

水曜日, 9月 12, 2007

お食事会

会社に復帰して10日弱となりました。休み休み通っています。

うちの職場は開発最前線で、皆忙しいです。私は今、短時間勤務にしてもらって、昔の山のような書類の整理しかしていないのだけど、デスクに座って何か見ているだけで、意識が『戦闘モード』になる感じ。
午後になるとくたびれて頭が働かなくなります。

移動を願い出ているわけだから、あれらの書類は基本的に今後関係のないものなのだけれど、それなりに心血注いで開発して来た足跡だから、中々捨てられないものがあります。

休んで三年強。技術は進んでいるようで、基本はそう急には変わらない。無理な開発だ、と思っていた部分はやはり進んでいない一方で、地道に進捗している部分もあります。書類を捨てながら、隣の席の”若い衆”に開発の昔語りをしちゃったり。捨てる前に、誰かに語っておきたくなるという老兵の心理。

よその会社、よその職場は知らないけれど、開発の場で、女には地道・着実なテーマは、なかなか与えられないという傾向は、ありました。ちょっと普通のメンバーはやらないような、一見、一歩進んだ領域の、新境地を開拓しなければならないようなテーマで、その実、失敗しても当面の実害がないようなものを与えられることが、結構、多い。で、成功(?)したら、その後の地道・着実な発展段階は、男がやるのです。

このパターンは、私以外の人でも、隣の部署でぼやいている女性がいました。それをあからさまに不平として言うと、協調性がないとして、昇進しない。だけど、後輩の男性の何人もに追い抜かれたその彼女も、私が休んでいる間に昇進していました。良かった。

うちの職場は、それなりに女性の数は居たのですが、どんどん移動して抜けて、何と戻ってみたら、うちの部署で女性で残っているエンジニアは私1人です。男性達は未婚率が高いし。もう、早く逃げ出そう。

あ、今日はお昼休みに、女性同僚達が復帰おめでとうお食事会をやってくれました。私の病後の弱虫息子の話などして皆を泣かしてしまいました。忙しい中のお昼休みに集まってくれた同僚達に感謝です。

日曜日, 9月 02, 2007

仕事に復帰

漸く、9月からの仕事復帰となりました。明日が休職後初めての出勤です。癌告知から数えると、3年と3ヶ月くらい、退院からだと、2年と10ヶ月くらい。

もうこれ以上休んだら退職、というタイミングですが、無理な出勤というわけではなく、主治医からも、そろそろいいんじゃないの、と言われての復職です。

前のようには働けないから、と配置替えを願い出ましたが、新しい職場を紹介はして頂いたものの、決まるところまでは間に合わず、とりあえず以前の職場に仮の復帰となりました。

紹介して頂いた新しい職場は、以前の職場のようには忙しくないようですが、仕事内容はとても面白そうです。もう、技術系から離れてもいい、と思ったのですが、やはり今更技術系以外で使ってはもらえないようです。思わず一生懸命やりすぎてしまわないように、しなければなりません。そうしないように職場替えをお願いしたのだから。

おまけに新しい職場では通勤時間が、今までよりも片道45分ほども長くなります。前ほど忙しくないと言っても、必ずしも楽にはならないかも。だから十分には働けません、と言ったら、来るなと言われてしまうのかもしれません。

まずは昔の書類の整理、膨大に溜まっているメールの整理(削除)、置いてきた機器や荷物の確認などしながら、徐々にひょっとしたら新しい職場に行くための準備が入るかも。

ひとまず近い昔の職場に『毎日通う』ことと、ちゃんとごはんを食べる(食事に時間がかかるため)、家の生活が成り立つ、ということが両立するかどうか、やってみながら考えさせてもらえるようです。
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