金曜日, 1月 02, 2009

サイヒロコメッセージアート展と大野智

思いっきり自分勝手な夢の内容なので、読んでやろうという方以外スルーをお願いします。

今日は東京駅まで行く用事があり、お天気がいいので、ブラッと歩いてみました。八重洲ブックセンターはお正月で閉まっていて、更に歩いていたら意外なことに、見覚えのある東京国際フォーラムの特徴的な建物が見えました。東京駅と有楽町駅って、実はとても近いです。

東京国際フォーラムは、以前、葉っぱさんが声かけしてくれてオフ会をやった時に初めて来た所で、懐かしいです。開いていたので、入ってみました。私にとって、ですが、大発見がありました。

サイヒロコ『世界を拓く「平和の文化」メッセージアート展』というのをやっていました。インフォーメーションのお姉さんに聞いたら写真を撮ってよいとのことでしたので、携帯で撮ってきました。






この展示、是非とも大野くんに見てほしいと思いました。そう多い展示ではなく、5分もあれば見終わってしまう展示ですが、このインスピレーション、きっと大野くんはわかってくれると思います。



サイヒロコさんという方は、存じ上げなかったのですが、東京都生まれで、国連選定アーティストであり、様々に活躍されている方だそうです。

東京国際フォーラムのガラス棟ロビーギャラリーのフロアいっぱいに展示がありました。

メッセージは『21世紀のアートは人々の生活の場に』というもので、20世紀は戦争の世紀だったけれど、21世紀はアートを文化の核に置きなおし、アートは美術館の中にあるものでなく、世界中の人々の生活の場で五感に働きかけ、心を開花させる、とのこと。正確にはウェブサイトをご覧下さい。

サイヒロコさんは「五感を開く四次元空間を都市や空間、施設に活かすことによってアートの位置付けを広げた活動を行」っているそうです(プロフィールより)。

以前、東京芸大の発表会『OS1』を見に行ったことを書きましたが、ひょっとしたら、東京芸大にメディア映像専攻というのができたのも、大きな流れとしてはサイヒロコさんが国連などで活躍されている事と何か繋がっているのかもしれません。私は、これからのアートは、時間的、空間的な順番など関係なく、感性の生み出すものが病的でなく自由に表出されていてほしい、と思います。(アートど素人の勝手な願望です。)


今日見た展示では『リサイクルアート』として、『パイプの脳みそ』と『宇宙に笑う』が紹介されていました。長嶋茂雄さんのスニーカーが提供されているそうです。

リサイクルというのも、それぞれに別々の時間を過ごして来た別々の物を集めて新しい物を作る事であり、一つではない複合的な時間を持っています。



『パイプの脳みそ』




『宇宙に笑う』


また、サイヒロコさんに平和のメッセージを送ると、サイヒロコさんがそれを集めて、大きなメッセージにしてくれる計画があるそうです。24時間テレビの時に大野くんが日本中の誓いの絵を集めて作ってくれた気球を思い出しました。形は違うと思いますが、内容的には、あれの国連版みたいな感じだと思いました。

サイヒロコさんの展示には、痛みがあると思います。実際に、世界には今も戦争があるし、貧困もある。それを知っていて展示を作ると、そういう作品になるのでしょうが。大野くんがやったらきっと、もっとあったかいものになります。

ガラス棟ロビーギャラリーの展示の脇にはベンチがあり、通路の一部となっている展示を見ながら様々な事を考えて座っている事ができます。アイドルファンの戯れ言と言われるだろうけれど、この空間全体に、大野くんの作品を感じたい。きっと、世界を幸せにすることができます。大野くんの作品は、平和なんです。。。何とも、バカみたいな表現しかできないな、と思いますが。

大野くんが、場所と機会が与えられて、自由に『でっかい絵』を描けますように。

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いつも読んで下さる皆様、ありがとうございます。明日から4日ほど帰省するのでブログはお休みします。

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