嬉しかった年賀状その２と『歌のおにいさん』

今夜は嵐の大野智主演『歌のお兄さん』第１話があります。

録画設定したけれど、うまく録れるかな。今ひとつ不安なんですが録れるはず！　お父さんと息子は寝ちゃったし娘は勉強中（のはず、事実不明）。『歌のおにいさん』は明日子供達と観る予定です。

金曜日だけど、仕事（特許調査）の予定は追いつきませんでした。くっそ～～。月曜日の朝一に一個は仕上げられるように、土日のどこかでちょこっとやらねば。。。

今日はジャニーズウェブから大野くんの『迷惑メール』が来ましたよ。わ～い。また、『魔王』の時みたいに、毎週もらえるのかな。嬉しいです。楽しみ。ジャニーズウェブにも、製作発表のレポートが出ていました。

それを読んで、やっぱりかわいそうになりました。歌のおにいさんのダンスが、嵐でのダンスととても違っているので覚えられない、って。大野くんがやる健太はイヤイヤ歌のおにいさんをやるはめになってしまった役で、ふてくされた表情がたくさん出てくるので、家での顔が出てきてお母さんとかに面白いだろうなんて、ありました。子供の相手も本来苦手だしね。それで、今年もらった、もう一枚の嬉しかった年賀状のことを思い出しました。

その年賀状は学生の頃の先輩の女性からで、いわゆるオーバードクターで、ずっと大学の非常勤講師をやっていたのですが、昨年やっと、某大学の教授になった、とありました。

すごいでしょ。非常勤講師というのは、１年契約の大学の先生です。アルバイトと同じの、劣悪な労働条件でありながら、大学教育を支えている多くの非常勤講師がいます。十数年続くのはすごい。実は別の先輩で自殺しちゃった方もあるんです。そんなのを見て私は、ダメだ~と思ってさっさと企業に就職しちゃいましたが、彼女は頑張りぬいて、ついに正規の大学の教授職に就いたというのです。

で、ね。大野くんの『歌のおにいさん』って、彼女に幼稚園の先生をやれって言っているように聞こえるんですよ。

幼稚園の先生はお免状が要るから現実的じゃないかもしれないけれど、塾の先生になっているオーバードクターはざらに居ます。非常勤講師のお給料では暮らせず、肩書きと履歴用で、多くの人は塾などとかけもちしています。ロックバンドでは暮らせないのと似ています。

自分がこれと思う職業に就ける人はむしろ稀で、どこまで妥協するかを考えて職を得るか、むしろ、職があればいい方、悪くすると職につけない場合もあります。

私の先輩が正規の職員になったのは奇跡のようなもので、先輩と同じような立場で、何かのきっかけで幼稚園の先生になる人だって実際にありそうです。それでも職があればいい方という場合もあるでしょう。で、最初はなじめなくても、めぐり合った職場に新しいやりがいを見出して、暮らして行かねばならないんだよね。

私の特許調査の仕事も自分から望んだものではなく、前の職場の上司が、私によかろうと考えて引き合わせてくれた仕事です。楽しさをみつけて、やらねばね。

健太おにいさん、本当は歌のおにいさんを経ても後にソロデビューもできちゃう実力のある大野くんがやるわけですが、ここは、多くの凡庸なおにいさんの人生を表現して欲しいです。