土曜日, 5月 30, 2009

訃報

突然のことですが、ここからもリンクしているブログ『マイペースでいこう』のたいこさんが、亡くなられたそうです。

入院中でしたが、近況はブログでお知らせ下さっていたので、信じられません。

葉っぱさんと一緒のオフ会で一度だけお会いしたことがあります。

私と部位の近い上顎がんで、いつもとても力づけて頂きました。

あっけないです。

金曜日, 5月 29, 2009

早寝早起き

10時前から、息子もダンナも娘も寝てしまいました。いつもは塾で遅い中3娘のたまこも、中間テストが終わったので早寝です。嵐の松本潤くん主演『スマイル』見づらい。真っ暗なリビングでイヤホンでになっちゃうし、小4息子のせんべいを起こしてしまいそう。

ドラマがネットで好きな時間に見られたらいいのになぁ。

夜中はテレビ放送は無しになれば、エコなのに。

起きている子供も結構いますが、心身の健康にも育ちにも、良くないです。

夜の10時過ぎにならないと帰って来ないお父さん達も多いようですが、子育てはそれじゃ、できません。少子化の原因だと思います。

不況で残業が無くなって、子供が起きている間に帰れるようになったという上司がうちの会社にも居ますが、いいことです。本来は。

これを期に、お父さん達も早寝早起きにして、夜中のドラマはネットで好きな時間に見られるように、なって欲しいです。

水曜日, 5月 27, 2009

お仕事のその後

たまには仕事のことも書かねばです。

期が改まって2ヶ月が過ぎようとしていて、先期末の忙しさも大分遠いものに感じます。今は、わりとのんびりです。

年度が変わって、昨年度の評価のフィードバックがありました。ちょこっと、給料あげてもらえるらしい。

以前の開発最前線での仕事に比べて、やはり楽に感じます。短時間勤務でも、そこそこ評価してもらえるなんて。以前のゴリゴリやってた自分が気の毒なくらいです。

入社以来、与えられた最前線の職場で馬車馬のように働きながら、結婚・出産・子育てやって、仕事も人並みにやろうとしていましたが、やはりゆとりがあるのは一歩、二歩、引いた職場です。特許調査はエンジニアさん達のお仕事をサポートする縁の下の仕事です。

鶏頭より牛後がいいッス。それでも給料は一緒なのが、世の中不思議ですが。

学会発表や論文や最前線といった華やかさの精神的・抽象的な満足感が、安月給を補っているのが日本のエンジニアなのかもしれません。多分、他社のエンジニアさん達も同じようなお給料しかもらってないですから。

さてしかし、今の職場でも、上司からのもっと仕事しろ攻撃があります。いつまでも短時間ではいられないよと。

今期の目標も立てましたが、件数増やせ攻撃に従って達成できた先期の実績に、今期はさらに上積みせよと。

ほえぇぇ、とため息ですが、結構調査の仕事に慣れてきて、以前よりも件数を上げるのが楽になってきました。

先期は結局要求された通りの実績でしたが、増やせ攻撃にはいっぱい抵抗しておいたので、今期の上積みはあまり大幅には要求されませんでした。なんとかなりそう。

但し新しく、新人さんの教育などが加わりました。教わる立場から教える立場へ。それも自分のためになります。

短時間勤務はキープしたいです。時間がなければご飯が食べられない。後遺症で食べるのがすごく遅いので。

パートみたいなものですな。パートの正社員という制度はないのですが、あればいいと思います。

とりあえず、なるべく長く短時間勤務社員でねばろうと思います。

火曜日, 5月 26, 2009

術後4年半検診 異常なし

半日休暇を頂いて国際医療福祉大学付属三田病院に定期健診に行ってきました。上顎切除手術をして頂いた主治医に三ヶ月おきに診て頂いています。口の中を診て、首を触診して、異常なし。

唇の端の方にちょこっと、小さな小さなしこりがあるのですが、それも心配いらないとのこと。大きくなるようなら気をつけた方がよいけれど、今は小さすぎて針もさせないそうです。実際は、暫く前にちょっと炎症ぽくなっていたのですが、治ってからだんだん小さくなってきて、ちょっとだけしこりが残っています。

「4年半だね。次の次の回で5年だ。」

5年はひとつの目安ではあるんでしょうか。無事に迎えたいものです。もう一歩です。

先週、歯医者さんにも三田病院に来たのですが、その時に、なおとさんのお見舞いにも行きました。なおとさんは順調に超選択的動注の抗癌剤治療と放射線治療を続けているところです。

超選択的動注というのは、抗癌剤治療を、全身に抗癌剤が回るやりかたではなく、癌の近くまで動脈の中に管を入れて、癌の所にだけ抗癌剤を入れるやり方です。必要なところにだけ高濃度に、全体量としては少なく抗癌剤を入れることができます。

なおとさんとネットでの知り合いだと言ったら主治医は驚いていました。先日は歯医者さんも、驚いて、偉いね、と誉めてくれました。偉いわけではないのですが、癌患者同士って、助け合ってしまうという感はあります。

なおとさんは手術はしないかもしれない、とのことで、私の時と違っているのか主治医に聞いてみました。

まだ治療中でどうなるか分からないけれど、超選択的動注のやりかたが、私の時よりも細い血管まで癌の近くに抗癌剤を入れることができるようになっているそうです。機械も(何の機械かまでは分かりません)昔よりもよくなっているとのこと。

医学は進歩しているわけです。私だって、当時の治療だから今生きているのかもしれないのであって、数十年前の治療とか、江戸時代とかならば、もう死んでいたかもしれません。

三田病院は古い建物で、一見したところでは最新の機械が入っているのかどうか分からないような気がしてしまいますが、なおとさんによると、今の建物のすぐ横の空き地になっている部分に、超高層の病院に近々立て替えられるそうです。

三田病院の近くでは今、超高層のきれいなマンションがほぼ建築し終わったところで、三田病院も新しくなったら、麻布十番のイメージに合うぐっときれいな一角になるかもしれません。

土曜日, 5月 23, 2009

嵐ファンクラブの方、ご注意

嵐のファンクラブ会報が届いています。どっきりニュースつきです。

内容はまだファンクラブ内部限定ということなんだけど、ネットには洩れてきているようです。なんと、ニノの舞台が決まったということなんですよ。

まだ内部限定とのことですが、注意が必要だなと思ったことがあるので書きます。チケットの申し込み方法のこと。

申し込みはメール又はハガキで、ということですが、一つの名義で一公演を一回しか申し込めない、とのこと。これが今回は厳密で、複数枚申し込む時には代表者だけでなく同行者もファンクラブ会員ナンバーを書かなくてはいけなくて、代表者と同行者を入れ替えて別途に申し込む事も禁止、と、あるのです。

家族や友達同士で組んで複数申し込んで抽選に当たる確率を上げるということが、禁止みたいです。代表・同行を入れ替えて複数申し込んでいる場合は両方を無効にするそうです。

申し込みは殺到するだろうし、会場が狭いので、みんな平等に当たる確立を低く、ということかしら。みんな、一回こっきりのチャンスということ。

見逃してやってしまう方が出てしまいそうに思えます。もっと大きな字で書いてあれば親切なのに。

私も子供をファンクラブに入れて確率を上げようかと思っていたのですが、この手が使えないみたいです。

複数名義戦略をとるつもりだった方、くれぐれもご注意を。

水曜日, 5月 20, 2009

新型インフルエンザの記事から(大麻記事事件、毎日新聞事件)

ちょいと苦言です。インフルエンザ記事にからんで色々思い出しました。

今日、会社帰りに駅のホームのキオスクで、赤い大きなひときわ目立つ見出しの日刊現代が目に止まりました。「新型インフルエンザ劇症化の恐怖(単語が違っているかも。重症化?とか。)」みたいな見出しでいかにも、恐怖をあおってる。

新型インフルエンザは広まっていますが症状は普通のインフルエンザ並みかそれ以下で、毒性は弱いらしいです。広まっても、早目に気をつければ大丈夫そうだ、と思っているのに。

ウィルスが伝染する間に突然変異して毒性が強くなる可能性はあるらしいですが、それは普通のインフルエンザもそうだろうし、すぐにそうなるとも限らないし、必ずそうなるとも限らない。そんなことをあんな特大の見出しで書いたら、過剰に心配する人が増える可能性があります。それを分かった上でやっているのは、売るためでしょう。

日刊現代、って、週刊現代と同じく、講談社系なのかな、と思って検索してみると、やっぱりそうでした。

過剰に心配する人が増えてお店や観光地の売り上げが減っても、仕事が滞ったり子供達が遊びに行けなくなって困っても、自分達が儲かりさえすればいいらしい。

週刊現代の、大麻記事の事件と同じ感覚です。被害者のアイドルを事件の当事者であるかのように書いて、多大な被害を与えました。雑誌が売れればよかったんでしょう。

検索結果に日刊現代が毎日新聞問題で毎日新聞を擁護している、という内容が出てきました。毎日新聞問題というのも知らなかったのだけれど。
毎日新聞問題の情報収集wikiというのに載っていました。その擁護の内容で日刊現代の感覚が実によく分かります。

『毎日新聞問題』自体は、毎日新聞問題の情報収集wikiのトップページから見た方がよく分かります。毎日新聞がここまでひどいとは思わなかった。

毎日新聞の方も、裁判とかこのwikiの活動とかで、是正されていって欲しいと思うし、週刊現代・日刊現代の方は、すくい難いし、私としては、許し難いっス。

日刊現代の毎日新聞擁護を見ても、報道する者としての良心がなさすぎる。今後も報道被害を出しかねないように見えます。

多くの人たちはちゃんと分かっていて、日刊現代の記事なんてまともに取り合っていないのだろうし、週刊現代の記事も信用していないのだろうけれど。

それでもアイドル君の風評被害は残っています。許し難い。

知らない人はいて、買ってしまうのでしょう。週刊現代はあれ以来、訂正記事も謝罪記事も出した様子は無いなぁ、と思っていましたが、未だに廃刊になっていないなんて、不思議です。

そのままやり過ごせるつもりだったのかもしれないけれど、毎日新聞擁護などで同じ感覚の事を繰り返し、自分達の過ちを世の中に再確認させてくれます。侮るな、週刊現代。アイドルファンは、忘れないです。

毎日新聞問題は2チャンネルから大きく取り上げられるようになってきたそうです。大衆の良識がインターネットで集約されたようで、面白いと思いました。
やり放題にさせず、NOを言い、言わずとも買わないということでNOを示していかないといけないと思います。次の被害者を出させないために。

日曜日, 5月 17, 2009

ランチュウの幸せ

”癌っの後だから普通の日常”口腔癌経験者のブログでございます。

アイドルグループの嵐が大好き、中でも、実は大野智さんが大好きです。

Youtubeで、まごまご嵐の、大野さんが金魚のランチュウに「かわいい」を連発している動画をみつけました。「ランチュウ優しい」「ランチュウのためなら、頑張れる」って。相葉さんから、「ランチュウに恋したね」って言われてました。

ランチュウにかわいいを連発している大野さんが、かわいいです。ランチュウを優しく見ている大野さんが、優しい。

ランチュウ、大野さんに愛されちゃったようです。

ランチュウって、何だか愛嬌がある金魚で、顔がぼこぼこなんです。

ランチュウは、昔、何か悲しいことがあったのかなぁ。ぼこぼこになって。でも、ぼこぼこだから病気というわけでもなく、子孫を増やして、あの姿で健康なんですね。

お気楽話ですが、治療で元気になった口腔癌経験者みたいです。言わしといて下さいね。

大野さんに恋されたランチュウは、幸せだ。そう思うと私にもその幸せが移りそう。

ランチュウは金魚の中でも愛好者が多く、泳ぐ宝石と言われ、高級ランチュウは一匹何百万円もするらしいです。

ぼこぼこで愛嬌がある所に味があるんでしょうか。

顔がへこんでても、それなりに自分の味を出していけたら、高級ランチュウみたいになっていける可能性はあるのかもしれません。

ぶかっこうでも泳ぐ宝石、ランチュウ

木曜日, 5月 14, 2009

生協でも嵐

普段、生協を利用しています。家まで配達してもらえるので大変助かります。子持ちワーキングウーマンには欠かせないと思います。今利用している生協では、お惣菜や漬物、スープ、ラーメンなどにも、化学調味料が使われていないので、愛用しています。

生協にはチケット類や本、CD、DVDもあります。

今日、来週配達してもらう品物の注文をしたのですが、な、な、な、なな、なんと、嵐の、ARASHI AROUND ASIA 2008 in TOKYOのDVDがあったんです。

昨年9月の国立競技場コンサートのです。嵐の2回目のアジアツアーの、神話の出発点のようなコンサート。私が初めて行く事のできた嵐のコンサート。うちではちょうど、今日もこのDVDをまた観ていたのです。

生協の品物で嵐を見たのは初めてです。小澤征爾さんや沢田研二さんに混ざって載っていました。

生協に注文する顧客って、所帯持ち以上の年齢層ですよね。若い独身女性がそんなに居るとは思えません。

「嵐って名前は最近聞くけど、、、あら、こんなDVDがあるのね、買ってみようかしら。」

って、買ってくれる人がいっぱいいるだろうと、生協の人たちも思ったのかなぁ。

上の年代の層のファンが益々増えてきているのでしょうね。




   

水曜日, 5月 13, 2009

スーパーで櫻井くん

会えたんだよね~、嵐の櫻井くんに。近所のスーパーに大きなディスプレイが設置されていて、三ツ矢サイダーのコマーシャルをやっていました。「キャッチボール編」です。

なんてさわやかな、健康的な櫻井くん。

にたにたしながらまじまじと見始めてしまいましたが、恥ずかしいので、そばのクッキーの箱の山の陰に隠れて見ました。

久しぶりに買って帰りました。三ツ矢サイダー1000ml。

「透明はごまかせない。」なるほど。

いつも麦茶しかない我が家。私がコップ半分しか飲まないうちに、全部飲まれてしまいましたとさ。

月曜日, 5月 11, 2009

喜びの子よ



一昨日の記事に奈津子さんから戴いたコメントにちなんで載せました。youtubeで見つけた動画です。見ていると幸せになれます。

土曜日, 5月 09, 2009

ザ クイズショウ 第4話

第4話みました。嵐の櫻井くんお疲れ様でした。

謎が気になります。本間さん、謎めいてます。神山(櫻井くん)との関係はどういうものなんだろう。神山って、正気の人なのかなぁ。まだ全体像が見えないけれど、どういう人として櫻井くんの中で一人の人物になっていくんでしょうか。

最後、血まみれでしたなぁ。ドラマってそういうのも多いですけど、やめてほしい。9時からなので息子と一緒に見ましたが、血まみれシーンは見せたくないです。破綻する人物像の物語も歓迎し難い。子供の見る物語ではないんでしょう。

神山(翔くん)が「答えられないのぉ?」と回答者に迫ったり、ドリームチャンスの所で踊ったりするのは、すごくかわいい。かわいいのに謎があって、壊れている、というような設定ですかね。面白いけれど、元の深夜枠の番組があったそうですが、深夜に子供抜きで見たいです。

金曜日, 5月 08, 2009

空即是色

喜びを感じながら生活すると健康に良い、という時、危険だと思うことがあります。苦しい時、それを無視して無理に喜びを感じようとしては、いけないらしい、と思っています。以下は、素人の癌経験者の考えなので興味がおありの方だけどうぞ。

癌患者にカウンセリングを行うと治療効果が改善する、という研究結果が、欧米ではいくつも報告されているようです。サイモントン先生の研究結果も、著書やホームページで紹介されている通りだし、その他にもたくさん、あるらしい。でも、日本では、必ずしもそうでないようです。

私が自分の癌治療を一応終えてサイモントン療法を知り始めた頃、日本での研究報告がないかと気になってネットで調べてみました。サイモントンジャパンが細々とやっているのを別として、その時みつかった情報では、日本ではむしろ治療効果が悪くなるという報告がありました。前向きにすることで治療効果が改善する事はない、と書いたものもありました。大きな病院での癌関連の精神神経科の治療内容は、精神面のケアと治療効果に関するものではなく、主に癌に起因した鬱病対策でした。素人の目についた範囲で、の話です。

素人話でなく、ちゃんとした研究として、ちゃんとした医療関係の方々が調べておられるだろうと思いますから、ここの点が本当にはどうなのかは、専門家に譲ります。

だけど、癌患者は今、少しでも治療に良い事を実行していかねばなりません。研究結果が出るまで待つわけにはいかない、と考える方が殆どだと思います。私はそうでした。

それで、素人話としてですが、日本人の癌患者は「前向きに」というと、本心は苦しいのに無理をして前向きにしようとする傾向があるのかもしれないと思うんです。

例えば癌細胞は壊れている弱い細胞なので、癌細胞は弱いからこそ、正常細胞以上に、放射線にも抗癌剤にも反応するのです。そう知って信じた上で自然に前向きになるのと、そうは信じられずに本当は恐怖でいっぱいなのに無理に前向きになるのとでは、健康に正反対の効果を及ぼすのかもしれません。

その他、例えば仕事のストレスが原因で免疫を落としたのが病気の原因だとして、「前向きに」して日本人の場合、楽になる方向なのかどうか。「前向き」の内容によっては、実は後ろを向いた方が良かったりすることが、ないでしょうか。

カウンセリングをした時に、どう対応すれば本人に良い影響を与えられるのか、難しい。サイモントン療法は独自に体系化されていて、多分その全体で結果的に良い影響を与えるようになっているのだと思います(これも素人話です)が、それは難しいので認定カウンセラーにしかできないわけです。

私は素人話しか、できませんが、喜びは大事だけれど、無理して苦しみを無視したり喜びを感じようとしては健康に悪そうだ、と思っているのです。

般若心経の色即是空、は、色が苦しみだとして、苦しみは空である、色が喜びだとして、喜びは空である、という意味かと思います。これは割りと、理解され易いのではないかと思います。でも、その後に、空即是色、と続いているのが、大事だと思うんです。空は何もない空ではなく、空は同時に苦しみや喜びを持って生きていることだと教えているのだと思うんです。

「色即是空」にとかく偏りがちではないでしょうか。「心頭を滅却すれば火もまた涼し」って、ご存知ですか。若い方は聞いたことがないかもしれませんが。無念無想の境地では火も熱くない、という格言で、どんなことだって感じずに我慢する事はできるはずだ、という意味です。

実際は、火に焼かれれば死んでしまうわけです。真に受けたらえらいことになりますが、焼かれて死んだ人の言葉でも、焼かれない日常生活の中で我慢を奨励するために使われています。

「武士道とは死ぬこととみつけたり」は本来、死んでも大丈夫だという境地でこそ武士として存分に働くことができる、という意味だと思うのですが、武士として目的のために死ぬのが武士道、と解釈されることもあります。是空で止まっている考えではないかと思います。本来、空即是色がこの言葉の意味だろうと私は思っています。

苦しい事にとらわれることなく(空)、苦しいと言うのは止めた方がよいけれど、同時に苦しみを無視しない(即是色)のが、よいのです、きっと。必要な薬はもらうとか、治療をするとか、必要な内容は必要な範囲で伝えるとか。

「喜び」関連のことを書くのはとても勉強になるのですが、読まれた癌患者の方が我慢をしすぎることがないように、書いておきたくなりました。

木曜日, 5月 07, 2009

病気ではない心が体を治す(カント、宇野千代、天風先生)

『喜び』と健康の関係について情報を漁っていたら、哲学者のカントにたどり着きました。中村天風という方がカントについて語った内容について、宇野千代さんが書いていました。

カントと天風先生」『文芸春秋』昭和48年1月号

カントは生まれつき背中が曲がっていた上に喘息で、子供時代には病気で苦しんでいたが、医者から、治療法はないが心は病気ではないのだから、苦しいと言わないようにすれば治る可能性がある、と言われ、それから痛い、苦しい、と言わないようにしたとのこと。それで治ったらしく、最終的に81歳まで生きたそうです。

このお医者さんは、カントの「痛い、苦しい、」と言う心が健康に悪影響を与えていると分かって、その心を変えさせることで病気を治療してしまったようです。

この話を紹介している中村天風という方も、若い時難病の肺結核になり、治そうとして世界を遍歴してヨガの行者に言われた事がこのカントの医者と同じ内容で、その半年後に難病が治ったそうです。

さらに、中村天風さんは40歳代に喉頭癌になって夥しい血を吐いたけれど、癌を持ったまま92歳まで生きたそうです。ホームページ(個人の天風ファンの方のもの)に色々紹介されています。積極的養生法などを説いたらしい。私は存じ上げませんでしたが、明治・大正・昭和を生きた、何だかすごい方のようです。



ヨーガに生きる―中村天風とカリアッパ師の歩み
 


中村天風の生きる手本―世界でいちばん価値ある「贈り物」 (知的生きかた文庫)





中村天風の本、CD

水曜日, 5月 06, 2009

喜びの声

「喜びの声を発すれば喜びの人となり、悲しみの声を発すれば悲しみの人となる。」
                                  内村鑑三

=== 喜びの声 第2弾  (第1弾はこちら

今日も空気がある!(ヨガでは空気はへその緒と考え、呼吸で宇宙と交流するらしいです。)

五穀豊穣

子孫繁栄

もうかった!

ツイてる!

幸せになろう。

つらい事もあったけれど、お陰で私も強くなった。

感謝の気持ちでいっぱいです。

イェーイ、一つうまくできた!

ハイ、喜んで。

ありがとうがいっぱい。

素晴らしい。



菜の花H.ozakiさん(フォトライブラリー)

火曜日, 5月 05, 2009

喜びは

「喜びは、しばしば身体全体に新しい活力を与え、ひとりでに活動したくなるように促す特効薬である。同様に、あらゆる事物や人間を、たえず静かな喜びをもって受け取ることも、大いに健康的であって、その効果はてきめんでなくとも、おそらくいっそう長つづきするであろう。

 喜びはある程度まで努力してつくり出すことができる、しかもごく簡単な方法によって。
 まず第一に、自分の持っている良きものに目を向け、その価値を認めて感謝することである。感謝は喜びにきわめて近い感情である。
 次ぎには、他人に喜びを与えることである。これは誰でも、病人でさえも、できることであり、ひとに親切にする機会は、つねに、どこにでも十分にある。」
                        ヒルティ『幸福論』

===
喜びがなんであるか、書いてありました。昨日紹介した『新書簡』のヒルティさんは、ウツ状態だったんでしょうか。「多くの苦しみを堪え忍んできた人々のみが喜びを知っている」なんていう、昨日の文のひがんだような考えよりも、この『幸福論』の内容の方が賛同できます。

喜びが健康によいということも、ここにも書いてありますね。

月曜日, 5月 04, 2009

喜びがなんであるか

「喜びがなんであるかは、元来、多くの苦しみを堪え忍んできた人々のみが知っている。その他の人々は、真の喜びとは似ても似つかない単なる快楽を知っているにすぎない 。」
                              カール ヒルティー『新書簡』より

===

そうなのかなぁ。苦しみを堪え忍んだ後でなければ喜びを知ることはできず、単なる快楽しか知らない、と。

喜びは大事だけれど、快楽主義になってはいけない。

苦しんだ人には喜びの大切さを言わねばならないし、楽ばかりしている人には快楽を戒めねばならない。つまり、相手に応じて正反対の事を言わねばならない。

勉強ばかりしている子には、遊びなさい、と言い、遊んでばかりいる子には、勉強しなさい、と言わねばならない、ということ。

癌になる人というのは、生真面目な人が多いらしいです。いわゆる、Cタイプ。癌性格とか言われます。

苦しみを堪え忍んだ上でさらに頑張って、病気になったような人が多い。

そういう人は喜びが何であるのかも分からなくなり、笑う事も忘れ、免疫力を落としている事が多い。

癌になった人には、「笑うと免疫力が上がりますよ」と言って、落語に行ったりして遊ぶ事を奨励した方が良い。

つまり、癌になったら、快楽主義の誹りを受けずに、大手を振って遊ぶことができるわけです。

死ぬかもしれない、となったら、本人がやりたいと言うなら誰も止めません。

癌になること自体が苦しみだとしたら、喜びを知ることのできる切符をもらったようなもの。

「喜びリスト」を作って、日々実行するように、という指導を受けたりします。

癌にならないうちに知る事ができたら一番良かったのだけれど。

癌になったら真の喜びが分かるっていうものでも、ありません。真の喜びとは? ヒルティーさんも、それを書いてくれればいいのに。

日曜日, 5月 03, 2009

喜び悲しみ

「喜びの声を発すれば喜びの人となり、悲しみの声を発すれば悲しみの人となる。」
                                  内村鑑三

====

「うきゃきゃきゃ、今日は楽し~」

「ラッキー、やった!」

「いいね~」

「オー、ラビュー」

「イェ~イ、うまくいったよ」

「好き!」

「ありがとう!」

「よかった!」

「しあわせ!」

「十分十分」

「カンペキ!」

「いい子だ! いい人だ!」

「愛されてるね~」

土曜日, 5月 02, 2009

「スマイル」第3話/「ザ クイズショウ」第3話

小5息子のせんべいは無事に一人で飛行機に乗り、おばあちゃんちに着いた模様。静かになった家で、一年ぶりくらいの感じで、ゆっくり昼寝をしました。昨夜は無事に嵐の松本潤主演「スマイル」も録画でき、今日はそれをゆっくり観賞でき、夜も、小学生に気兼ねなく中3娘のたまこと、嵐の櫻井翔主演「ザ クイズショウ」を観賞。なんて、充実した一日だったんだろ。

但し、ドラマの内容は、「『スマイル』は冤罪の物語なのかな~。また更に重くなった。」とか、思いつつ、まとめないうちに「ザ クイズショウ」を見たので、今は「ザ クイズショウ」の印象ばかりが残っています。怖かったぁ。

「ザ クイズショウ」は1話、2話を見ずに3話を見ました。クイズの生放送部分も一問一問進むごとに怖さが増すのだけど、その後の、神山(櫻井くん)が過去の記憶(?)にうなされる場面も、神山という名前も頭の中に定着していなくて、リアルに櫻井くんが苦しんでいるみたいに見えて、苦しかったです。

「スマイル」も「ザ クイズショウ」も、ファンでないほうが純粋に楽しめるのかもしれません。それに、両方見ようとも思わなくてすむ方がよいかも。

「スマイル」は松潤の新境地を開いているし、「ザ クイズショウ」も、神山(櫻井くん)のクイズ部分の人を喰ったようなおちゃめな追い詰め方の後に、謎めいた苦しみ方の演技があって、櫻井の実力は凄いぜ!どうだい、と意味不明に誇らしく思ってしまいました。

二人とも、それぞれ、よく頑張ってます。

金曜日, 5月 01, 2009

チャンネル争い

先週末は、「スマイル」も見られず、「ザ クイズショー」の方は、まさに見始めようとした時にお父さんにチャンネルを変えられてしまいました。「少林少女」を見たかったんだと。

嵐10年目ですが、10年は若造です。ユーミンや桑田さんのように、嵐は20年、30年、歌い続ける値打ちを見せてくれると思っています。20年後、ニノがどんな役者になっているか、楽しみだと言ったら、ダンナ=おとうさんに、せせら笑われました。

いいんです。私は嵐が好きだから。

嵐の人気が、キテルとか、絶好調とか、言われることもありますが、まだまだだと思います。コップの中の嵐です。もっともっと、大きくなってほしい。

「女性自身」の表紙の嵐の写真と記事とで、嵐サイコーという気分を改めて確かめ、味わうことができました。負けないぞ。

今夜の「スマイル」頑張りたいけど、明日は小5息子のせんべいが、一人でおばあちゃんちに飛行機に乗って行きます。朝一番に空港に連れていかねばなりません。連れて行くのはお父さんだけど。私も寝ているわけにはいかない。けど、連日の寝不足で、眠いです。中3娘たまこの部活朝練、せんべいとお父さんの釣り、そう言えば、自分以外の家族のためにばかり、早起きしているなぁ。

録画は失敗する事が多いんだよねぇ。消しちゃう人もいるし。嵐の録画だと言っても大事にしてくれない。

負けないぞ。
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