金曜日, 2月 29, 2008

ピアノの消音装置

先日、電子ピアノをピアノ屋さんに持っていてもらい、ピアノには消音装置をつけました。これが、鍵盤の左下部分につきました。







おじさんと助手さんと2人で、半日がかりで取り付けてくれました。ピアノの中には細長いバーがついて、レバーを入れるとキーをずらしてキーが弦に当たらないようになっています。代わりに、キーの動きをセンサーでセンスして、ヘッドホンから音を出します。音は、ピアノ、オルガン、ハプシコード、ストリングなど、8種類。自動演奏は、まだ聞いていないけれど184曲あるそうです。

音はグランドピアノからサンプリングしたものだそうで、音響も何種類か選べて、上手になった気分で弾けます。だから、大人が楽しむにはいいけれど、子供の練習用にはあまり使いたくなかったのだけど。

自分の肉体を使って生きた楽器の音を出す方が音楽としては大事だと思うのですが、我が家の住宅事情ではそんなことは言ってられません。レバーを戻せば普通のピアノに戻りますし。弾ける機会が増えることの方がメリット大なので、つけることにしました。

子供達は珍しいので何やらちょこちょこと弾いたりデモを聞いたりしているようですが、何をやっているのか分かりません。ヘッドホンなので、傍には何も聞こえないんです。

確かめずにスピーカーなしでつけちゃいました。やっぱり音がしないとつまらないです。スピーカーを買ってこなくては。あと、ヘッドホンを2個つけることもできますが、今は1個です。ヘッドホンも買わなくては。

木曜日, 2月 28, 2008

ネットのお陰でファン活動

うちは、ついこないだまでテレビが無かったんです。で、今も、テレビは夕方の『おかあさんといしょ』とか『忍玉乱太郎』とかの時間帯しかついてない状態。夜中にある、『嵐の宿題くん』とか、『NEWS ZERO』とか、すごく見たいけど、我が家の生活パターンには乗りません。9時過ぎにはお休みモードに入るのです。部活の朝練もあるし。

『うたばん』とか、『Hey!Hey!Hey!』とか、1回ずつくらい見たけど、嵐が出ている時間は限られているし、コマーシャルは多いしで、基本的に時間がない我が家では、見れません。

週末の昼間にある『GRA』ですら、けっこう見れないんだよね。週末は週末で、やることがあるわけで。

会社で話してみると、女性の同僚の誰もが同じような生活ぶりみたい。仕事して子育てしていればテレビ見る暇はない。元の職場のエンジニア達は当然そうで、スーパーハードな生活してるし、今の職場の特許エンジニア達も、あんまり世俗的な事に時間を割いてはいないような感じ。

だけど、私も、実は毎日のように嵐の活動はフォローできてしまっています。朝の通勤時間に、携帯で、嵐関連のいくつかのブログを読ませて頂くわけです。詳細なレポートが読めるんですよ。ジャニーズウェブでも通勤時間にニノの『ゲーム日記』を読めるし、他の記事もチェックして事務所からの最新情報が分かります。ファンクラブでも最新情報が入るし、時々事務所や嵐くん達からのメールも入るし。

で、夜には、パソコンのネットで、何週間遅れか、何年遅れかでの、『うたばん』や、『Hey!Hey!Hey!』や、『宿題くん』を見るわけです。コマーシャルは無いし、嵐の所だけ見られるし、好きな時間帯に出来るしで、快適です。昔の嵐くん達の姿を見られるのが、また、ファン活動としては非常に意味が大きいです。ドラマは年遅れだけど、DVDで週末に見てます。

こんな密なファン活動をしたのは初めてです。昔プリンセスプリンセスのファンをやってましたが、追いかけ損ねた内容が今よりもすごく多かったと思う。当時私がパソコンを持ってなかったから、っていうだけかもしれませんが。

でも昔はYouTubeもなかったわけだし。やっぱり、テレビ以外のメディアのウェイトがうんと大きくなってきていて、時間の拘束なく情報を得やすくなっているということだと思います。

いい時代になったもんです。

水曜日, 2月 27, 2008

青い封筒(嵐 ドームツアー)

嵐 五大ドームツアー "ARASHI Marks 2008 Dream-A-live"  申し込みの青い封筒が届いています。


このタイミング、ドームは私としては"Step and go" で行き過ぎるところなんですが。本来は。

新シングル"Step and go"は凄い勢いで売れているようです。嵐らしい、いい曲です。



我が家の場合、先日大野君の舞台に大枚はたいたばかりだし、シングルCDは今回はパスするつもりです。

嵐のアルバムは毎日聞いてますが、この新曲はタイトルのごとく、今までの路線でもうワンステップ、先へ進む、っていう感じ。当然買うものだと思っていた娘が不思議がっていましたが、

「ここで簡単に買わない姿勢がアーティストを育てるんだよ、」

と語った次第。娘には、お小遣いではHey!Say!JumpのCDもコンサートも無理で、我慢させてるしね。

嵐くん達も今作りたいものは何か考えてくれていると思います。急いでやることがいいことじゃないし、急いでもいいものはできない。今回は、今までの路線が漸く多くの支持を得てきたから、この路線での収益を上げておこう、といったところじゃないかな。

で、次のアルバムもでていない段階での、コンサートツアー、しかもドーム。

この新曲プラス今までのおさらいのような感じになるのかなぁ。

曲を聞いていて、「コンサートに行きたい~~」と思うことはあるのだけど。嵐はもう、アリーナでは会えない所へ行ってしまったのかしら。

ドームツアーの後に本当に次の新しい一歩を進めてくれるのか。それとも、来年が嵐デビュー10周年だし、当面は大きな変化はないのか。ドームという大きい会場でやるということは大きいけど。

コンサートに行きたくてファンクラブにも入ったけど、デビューがドームってのは、真面目に体力が心配っス。

とは言え、行こうと思って必ず行けるものではないのよね。おおちゃんの個展、整理券をもらうために徹夜は禁止って言われたってことは、始発で行っても入れなくなってたってことだよ。auの広告で街頭でもよく見かけるようになったし(シアワセ)、CDは売れてるし。 最近の嵐の進出ぶりは目覚しいです。 数打って当たらねば、いつまでも嵐くん達に会えません。

覚悟を決めて申し込むことにしましょ。





    (クリックすると画像が見れます。)
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火曜日, 2月 26, 2008

嵐 コンサート 夏のドームツアー決定!

大野くんの個展は入場方法が整理券ではなく、前もってウェブで応募して抽選するように変更になったんですって。

すごいね。当日配布の整理券では混雑しすぎて危険になったということでしょう。ジャニーズウェブには『徹夜は禁止』なんて書かれてます。

ジャニーズショップもすごかったけど、あれはジャニーズの全部のグループ対象だわけで。今回の個展は、そのうちの1つのグループの嵐の、そのうちの1人のメンバー大野くんの、しかも趣味で作っていた作品の個展で、そんなに人が集まるとはジャニーズ事務所も思わなかったんだろうな。

でも、大好きな大野君がテレビで出るたびに、ほんっとに嬉しそうに来て欲しそうに、「来て下さい!」って、何回も言うから(可愛いの)、ファンは絶対行くわけですよ。入場料も無料だったけど、それは関係ないでしょ。

いずれにせよ今回は29日(金)までで、ウィークデーには私は行けないですが。なんと、全国巡回も予定しているそうです。

という案内があった直後に、今度は、全国5大ドームを回るコンサートツアーがあるとの発表。題して

"ARASHI Marks 2008 Dream-A-live"

5月16日から7月6日にかけて、福岡、大阪、名古屋、東京、北海道を回るそうです。おおちゃんの個展も一緒に回るのかな?

おおちゃんは舞台『転世薫風』の直後ですし、体力は大丈夫なんでしょうか。松潤も立て続けの映画撮影の後ですね。最近はテレビのお仕事も多いようだし。

若いから、やれちゃうかもしれないけど、余力を残してあげて欲しいです。おおちゃん、テレビでは寝ててもいいよ。

月曜日, 2月 25, 2008

電子ピアノ10年でお別れ

10年前、ご近所に気兼ねなく弾けるようにと電子ピアノを買いました。色々な音色(色々なピアノ、オルガン、弦楽器、管楽器、打楽器、人の声、その他名前も覚えられない沢山の楽器)で弾けるし、色々なパターンで自動伴奏もしてくれるし(歌謡曲風、ジャズ風、ビッグバンド風、ロック風、カントリー風、などなど)、単にピアノとして演奏するだけでなく、いっぱい遊びました。


         


で、実はそのちょっと後、ピアノをもらったんです。で、今、家には電子ピアノとピアノと、2台あるのです。元々は電子ピアノよりはピアノの方が欲しかったし、他方ピアノは昼間しか弾けないし、電子ピアノも面白いので、いずれも捨て難く。子供2人がそれぞれ弾くこともありました。

でも、あんな大きなものが2台もあるわけで、さすがに子供達も大きくなり、場所もありません。弾く頻度も以前よりは少なくなってきたので、電子ピアノを手放すことにしました。代わりにピアノに消音装置をつけることにしました。

でもね。それなりに愛着のある電子ピアノです。どう処分するか、悩みました。

電子ピアノの中古市場というものもあるようですが、買い取りをしてくれる場合があっても8年までとかなんです。故障なく正常に弾ける場合、などの条件もついています。実は、しばらく前からうちの電子ピアノは何個か音がちゃんと出ないキーがあるのです。

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とここまで書いて数日経ってしまいました。昨日、電子ピアノはピアノ屋さんに引き取られていきました。

音が出なくても、キーが機械的に動かないだけだろうから、調整して施設などに寄付しましょう、と言って下さってたのですが、実際に見て頂いたところ、キーの故障は重症かも知れず、部品が砕けていると修理できないかもしれないとのこと。その場合は処分するしかないとのこと。通常ならお金を払って処分しなければならないわけで。今回はピアノに消音機をつけるのと同時で、無料でした。

ネットで色々見ると、8年目くらいの電子ピアノを修理してもらうという話題がいくつか見られました。このくらいが電子ピアノの寿命という感じかも。ピアノと違い、電子ピアノ10年となると中古市場にも乗らないのかもしれません。メーカーにお願いすれば修理できたのかもしれませんが。

息子が生まれた頃、まだ電子ピアノしかなくて、私が弾くと、電子ピアノの下の私の足元によくもぐって来て聞いていました。自動演奏や色々な音色や、色々な伴奏機能でもよく楽しんで遊んでいました。お姉ちゃんも色々な楽器の音での演奏を重ねて録音したりして、1人で合奏を作ったりしていました。

ピアノは生の楽器だけど、電子ピアノは電子音だから、言わば楽器としては偽者だわけです。が、良く出来ているんです。でもうちでは2台は置けない。新しい環境で新しい人たちに楽しまれて欲しいと思います。が、それができないなら、それがあの子の寿命だったのでしょうねぇ。

木曜日, 2月 21, 2008

大野くんの個展は混んでいるらしいです

今日から、嵐の大野智くんの個展が始まりました。

実は明日午前中用事があって仕事の休みを取ったのです。午後からでも大野くんの個展に行けるかなぁ、無理かなぁ??、と思っていたのですが、無理みたいです。混んでいるらしい。

今日は初日で、午後5時から開始だったのですが、さっきネットで調べたら、午前10時の段階で整理券がなくなったそうです(!!)。

明日は午前11時から開いているはずですが、午後から出かけて会場に入れそうには思えない。入れても、人がすごく多いと、作品が見えないですね。

個展の会場で作品集「Freestyle」が買えるかな、なんて事も考えましたが、これも断念。先日、早々に増刷が決まったと聞いたので、いちおう近所の本屋さんで予約はしました。気長に待ちましょ。

本屋さんでの反応は上々でした。店員さんがすぐに嵐の大野くんの本という事を分かってくれました。

店員さん「入るかどうか分かりませんが。」

私「でも増刷されたそうですから、お願いします。」

店員さん「お時間がかかりますが。」

私「いいですよ。注文がたくさん来ているのですか?」

店員さん「はい。」

と言われて、目の前にあった注文票の束を見ると、すぐ前の人も大野画伯作品集の注文をしたようで『Freestyle』と書いてありましたよ。

おおちゃん、すごい!!!

この本は今手に入れないと永久に見れないかもしれないですよね。これは買わねば。

個展については、付き添い(?)の翔ちゃんが、「追加公演みたいなのはできないのかな」と言っていたそうです。是非お願いしたいです。ロングランで。

月曜日, 2月 18, 2008

ご近所のお葬式など

昨日は、出かけた帰りにご近所でお通夜に出会いました。とても親しかったというわけではないですが、けっこうよく知っていた方が亡くなりました。びっくりしました。

以前自治会の役員をやった時に、この方と別の方とのややこしい勢力争いみたいなのに巻き込まれ、てんやわんやの目に会いました。その時には私は防犯防災部長で『半端でなくえらい目に』あいました。おじさんは無知な私の先に立って大活躍しましたが、自分自身も警察のお世話になったことがあった人かもしれません。

半分引退した実業家みたいな方でした。やはり定年退職後の別の方と、のんびりムード主体のおばさんばかりの自治会で、ビシバシやってました。闘うのが面白いみたいなおじさんでした。

ですが、その後は、女だてらに仕事に励んでいる私に目をかけて下さいました。私が病気で休んでいる事を惜しんで下さいました。おじさんの職業人の感覚は自治会には異質なものがあったけれど、仕事人の特徴的な価値観がある人でした。

私が仕事に復帰した事を喜んで下さったのも、ほんの最近の事でした。病気をしていると聞いてもいませんでした。

あっけないものです。

急だったので他のご近所とも何も情報交換もできませんでしたが、夕飯の後に大急ぎでお線香とお香典だけあげて来ました。詳しいことは分からなかったけれど、心筋梗塞だったそうです。

お通夜は、大急ぎで行った感じでは、あんまりしんみりはしていませんでした。にこにこ笑っている人が多かったです。あんな感じだったので、あちこちに敵を作っていたのかもしれません。

優しい人格者で惜しまれて皆を悲しくして逝ってしまうばかりが良いのではないかもしれません。やりたい放題の暴れん坊で暮らし、あっけらかんとサバサバして逝くのも、寂しさの中にさわやかさを覚えるような気がするのですが、変でしょうか。

実は、10日ほど前に、別の方も亡くなりました。参加しているがん患者の会『ふきのとう』の代表の武藤さんです。あんなに頑張っておられた武藤さんでも、勝てなくなる時が来てしまった、という事実を、どう考えればよいのか、まだよく分かりません。『ふきのとう』の多くの会員は残されていて、徐々に皆さんの考えがまとまっていくのだと思います。その中で私もじっくり教わることがあると思います。

そのちょっと前に、直接存じ上げてはいませんが、間接的にお話を伺っていた、がん患者の方が亡くなりました。

闘病記のブログを、経過が思わしくない中で、閉じてしまった方もあります。

「死は日常から隔離されている」なんて、昔は思ったことがありましたが、とんてもない。それは昔自分が若かったから、日常にある死を知らなかっただけでした。生まれて来る人の数と同じだけ、死ぬ人もあるのですね。

そうそう、3年ぶりに仕事に復帰してみたら、知らないうちに赤ちゃんが生まれていた同僚、後輩も、あったっけ。

火曜日, 2月 12, 2008

めげないぞっ/米国特許調査

今朝、通勤のバスで職場の人と一緒になりました。

雨降ってましたね、とか、普通に話していましたが、私はイヤホンで方耳で嵐を聞きながらでした。

「何か曲を聴いてるんですか?」って聞かれたんです。

ちょっとためらったけど、「嵐っていうグループで...」と話したら、

「ああ、お子さんが好きなんですか?」

私「ぅぐっ、、、いえ、、、」

「あ、あっ、コンサートとか、行かれるんですか?」

私「ぁ、ぇぇ、なかなか行けないんですけど」

だんだんと、相手の表情が、面白いもの見つけた、って感じになって、、、そこでロッカーまでたどり着いたので分かれました。

....もう。。

嵐は Hey Say Jump! とは違うのに。

でも翔君はヤッターマンだもんなぁ。

めげないで行こう。   嵐、がんばって。私のために。


仕事の方は、見習いですが米国出願の出願前調査専門みたいになってきました。国内より大分めんどくさいです。米国特許調査の大変なところは、

①当然ですが、言語の問題。特許英語は言い回しが特殊ということもあります。
②分類が日本の特許のようにしっかりしておらず、分類を頼って調べることがあまりできない。
③大分類だけでなく、日本特許はFタームという細かい内容分類があるのですが、米国特許はこれがない。
④従ってキーワードで調べるしかないが、英語の単語は文法的に変化する。複数形のsがついたり、様々な語尾変化も多く、それを全部入れて検索しなければならないので、検索式が長くなる。
⑤図面データを見るためには特許公報全体を見なければならない。日本の特許の場合は図面だけ見ることができて便利です。私が使っているシステムだけかもしれませんが。

でも、米国特許調査で意外と楽なところは、実は、米国特許の多くが日本出願もされているということ。日本で調べて出て来たものの米国出願を調べると、かなり参考になります。

米国出願を調べるようになって実は嬉しいもう1つの点は、調べる特許を選ばせてもらえるということです。どっさりある中から、「好きなのを選んでやっていいよ」と言ってもらってます。かなり嬉しいです。

調査して同じような内容が出てくれば、出願しても特許として成立しないので、無駄な米国出願をせずに経費の節約になるというわけ。気になる分野についてキーワードで謎解きしながら宝探しするような感じで、面白いです。

金曜日, 2月 08, 2008

東京芸大大学院メディア映像一期生製作展「OS1」と大野智「FREESTYLE」

嵐の大野くんから、作品集「FREESTYLE」の発売を知らせるメールが来ました。ジャニーズウェブで登録すると、嵐のメンバーから時々メールが来ます。

1月27日に、東京芸術大学 大学院映像研究科メディア映像専攻 一期生修了製作展「OS1」というものを見に行きました。

東京芸大というと、画家や音楽家を育てるところという漠然としたイメージしかないのですが、『メディア映像専攻』という新しい専攻が大学院にできて、その”一期生”の修了製作展があったのです。

まずはこの専攻科ができたという事自体がとても面白い。製作展「OS1」はその校舎で開催されたのですが、校舎は横浜みなとみらいの中にあり、それも横浜港の海べりの、海上保安庁の巡視船が泊まっている向かい側にありました。立ち入り禁止??と思わせるような柵の向こう側の奥にあり、明らかに倉庫を改装したものです。

作品は色々あったけれど、多くは、ものごとの順序や、因果関係の枠を取り払って、発見や印象のつながりを表わそうとしているように思えました。

うまく書けないけれど、風景の過去と現在を、自分と他人とが切り取った映像をつなぎ合わせて作ったものや、鏡を使って、おばあさんと、おばさん(お母さん?)と、女の子の映像が入り混じって揺れるものや、レンズを使って、映像の中に見ている自分が写りこんでいるものなど。

映像のメディアを使うと、順序や因果関係の枠に囚われずに思うものを創り出せてしまう、というような芸術が始まっているらしいです。

ラズロー博士が、「全ての出来事の痕跡は無くならずに残っている」と言われていた(一応自分の記事のリンクしときます)のを思い出しました。全てのものはつながっている、関係している、というのです。

物理的な世界の中での出来事のつながりは、俄かには理解できないですが、人間の意識の中では色々なものが順番や因果関係に係わらず、様々な断片の総体によってそれぞれのイメージを形成しているのかもしれません。今考えていることも、大昔見た何かと今ある何かとの重なりによって出来ているのでしょう。

そんな思考やイメージをそのままに表現することが、映像メディアによってより直接的に可能になったのかもしれません。

この製作展を見ていて、私は大野くんの「Oの嵐」での作品や、数少ないけれど今まで見たことのある大野くん作のフィギュアの事を思い出しました。

「Oの嵐」はテレビの大野くんのコーナーで、ランダムに選んだ複数の写真を元にイメージを膨らませて新しい絵を描くというもので、大野グラフィクス(OG)と名づけられていました。苦労して描いていたこともあったけど、う~ん、とうなるくらい上手いのもありました。

写真も映像メディアの1つだとしたら、上の製作展と同じジャンルに数えられるのではないでしょうか。

フィギュアはOGのようにテレビ番組の場で作ったものではないですが、やっぱり変で上手いです。ジャニーズウェブのブログコーナー「智のひととき」でも時々絵をアップしているのですが、ここの絵も、変な絵です。文章では書けないです。変だけど、上手いです。「OS1」の製作展の中に並べても引けはとらないと思いました。ひょっとしたら、大野くんの方が完成度が高いかも? まぁ、学生さん方よりは大野くんの方が年上なのですが。

当たり前の世界の秩序を前提としない芸術が、病的でなく健全な感覚で創造され得る時代になってきたのかもしれません。
芸大メディア映像の学生さん方にも期待するのですが、大野くんのメールには「絶対見てみて下さい!おもしろいから」とありました。まだ見ていないけれど、大野くんの作品は、面白くて暖かい、変だけれど健全な作品なんじゃないかなぁ、と期待するのです。

今回の大野くんの作品展と本の出版は、大野くんが10年間にわたって作り続けて来たものだそうです。今、27歳です。大学院といった守られた環境で作って来たものではありません。嵐としての過酷な仕事の合間に、好きで作り貯めて来たもの。アイドルよりも画家になりたかった、と漏らすこともありました。

作品集・個展までたどり着くのは、決して早くはなかったと思います。大変な中で好きで続けてきたことを形にできて、本当に良かったね。おめでとう!!

メールをもらって、やっぱり欲しいなと思って夕飯後に本屋さんに行ってみたけど、やっぱり店頭売りはありませんでした。残念。

(昨日書いて間違えてた所を直しました(2/9)。)

火曜日, 2月 05, 2008

嵐の一番の謎は、、、

嵐の一番の謎は、大野くん。

この人のスイッチは、舞台の上でないと入らないようです。その時の魅力が、半端じゃない。歌、ダンス、殺陣。私はまだ映像でしか見たことがありませんが。

バラエティでしか見ていないと想像もできないような姿を現します。華麗で神秘的。この人の舞台は一万円払って見に行く価値があると思う。

auのCMも見ました。『呼びかけ編』では、翔くん、相葉くん、松潤、ニノのそれぞれが、それぞれの普段の仕事場で携帯で話していて、自然なのに、大野くんだけはおおぼけのお殿様姿。『サポート編』では、他の4人も安心して眠っている姿だけど、大野くんはひときわ子供っぽく手足を投げ出して寝ていて、その寝顔の口に翔くんが赤いガーベラの花を挿します。

お殿さまのボケと天真爛漫な寝姿の後に、ガーベラをくわえた華麗な顔が映し出されます。このコマーシャルを作った人は、この人が眠りから覚めてスイッチが入ったらどれほどの変身をするか、知っているのでしょう。大野くんの価値を知っていると、彼の寝顔にガーベラがとてもよく似合うと思うのです。知らない人にとっても、お殿様との対比は印象に残るでしょう。このCMの主役は大野くんですね。

だけど、実際は、この人は目が覚めてもスイッチが入らないのです。起きていても、寝ぼけているような感じなんですねぇ。

スイッチは舞台の上でしか入らない。だから、チケットを買う意味があるんです。

日曜日, 2月 03, 2008

大野くんの舞台に当選(嵐)

やりました、ゲットしました。

嵐の大野智主演「プーシリーズ外伝 アマツカゼ」 於:青山劇場

正しくは「出演/大野智・佐藤アツヒロ」となってます。佐藤アツヒロさんというのは光GENJIのメンバーでキムタクなどと同年輩の方らしいです(ゴメンナサイ、知りません)。

都内まで出るのは時間がかかるので、日曜日の昼の部ばかりで申し込み、ビギナーズラックなのか、第一希望で通りました。先ほど、電話の『音声確認システム』で確認しました。初めての、ファンクラブでのチケット。

ヤッホ~。

チケットが来るのが楽しみです。

土曜日, 2月 02, 2008

勝ってはいけない:その3

以前、女性の同僚のことで、自分が正しくても、あからさまに上司に勝とうとしてうまくいくはずがない、というような事を書きました。自分の業績なのに他の男性社員や上司に取られる、という意識がある女性エンジニアで、上司との関係がかなり悪くなっています。

今回の異動に際して自分の書類を全部整理しましたが、”勝ってはいけない”の体験がもう1つあった事を思い出しました。ある仕事で、上司達の予定の通りに将来指導者となって行くべき男性社員を先に行かせるように、待っていなければならなかったのです。つまり、彼の仕事が終わるまで、私の仕事を止めておく必要があったのです。とっととできるのに、彼が先に行くべきだから。それが何ヶ月も終わらずに、待たされました。

でも、本当はあれは変です。

評価でも同じような事は起っているようです。昇進させて行くべき人に、期待をこめて良い評価をつけるのです。その予定表からは女性社員ははずされるということもあるようです。上に書いた同僚はそれがあからさまに見えてしまって、闘ってしまっていました。

私などは、評価はされたいですが、昇進はあまりしたくないです。今までも色々、大変なことはありましたが、これが中間管理職になったらさらにもっと色々大変なことがありそうですから。だから、前途有望な男性同僚が先に行ってくれることは、応援してました。

開発は競争だから、みんなしのぎを削って、ぎりぎりで頑張っています。ジャンヌ・ダルクのように、それを引っ張って行ける女性も居るだろうけれど、私では男性達はついて来ないでしょう。

けど。 しらけちゃう部分も、ありましたねぇ。 大きな方針を決める時には、どうせ私の言うことは取り上げられないし。ほら、半年前に私が言ったとおりじゃん、とか、心の中で言うことが何度もありました。今回異動できて良かったです。

私が居たところはうちの分野の開発の最前線の最先端を担うグループと言っていいのですが、女性は1人も居なくなりました。でも、すぐそばに、女性が集まっているグループがあります。製品自体でなく、製作環境を改善する仕事で、開発の場をサポートするグループです。そこは徐々に女性の人数が増えています。

『会社』の暗黙の方針が、まだそういうものなのかな。

それに従うのがいいと言うのは、正しくはないのでしょうが。でも、闘うのはとても大変そうです。上に書いた女性同僚は、「学位を取ったら辞める」と言っています。もう会社で孤立しているに等しいですが、それまで頑張るそうです。でも、本人も言っていますが、辞めた後の行き先も、本当に上司は見てくれないのかもしれません。

私も病気で休んで考えましたが、女性エンジニアも一旦会社を辞めたらタダのおばさんです。再就職はなかなか厳しいです。

入社した時、ある先輩に教えられました。

「上司を持ち上げながら、自分も上がって行く。それがサラリーマンの王道だ。」

会社は組織だから、上司と協力できないと、自分の道も広がらないのです。

金曜日, 2月 01, 2008

異動一日目

正式異動の一日目。略式だけど一応、示達式があり、新職場の皆さんに集まって戴いてご挨拶をしました。

安全教育、新しい社員証のための写真撮影、勤労・管理担当の方からの説明などがありました。

術後の凹んだ顔で何々証というものの写真を撮るのは4回目です。1回目は、放送大学の学生証を作った時。2回目は、運転免許の更新をした時。3回目は、休職の後に職場復帰をした時の社員証。否応無しに自分の顔に慣れてきます。大体左右が同じような具合になる程度に微笑んだつもりだけど、うまく写っていますように。

異動に伴って色々とやること・片付けることがあるのですが、特許調査の案件の山も急にやってきました。びっくりしましたが全部やるということではなく、この中から好きなのを選ぶように、とのこと。但し、数日前から外国出願準備の米国特許を調べるよう指示されています。自分の特許の外国出願の明細書を読むのも嫌いだったんだけど。

仕事はそうそう選べない。やれと言われるものはやらねば、です。
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