木曜日, 5月 31, 2007

ラズロー博士の本を読む国会議員さん

ふと、国会議員の方でラズロー博士の著書を読んでいる方はあるのかな、と思い、検索してみました。すると、ありました。民主党の参議院議員の、松井孝治さんのメルマガに出ていました。

京都から、この国のかたちを変える第112幕』2005年3月に東京シビックホールで催された、ラズロー博士の講演会に行かれたそうです。

地球交響曲第5番や博士のご著書で、かねてから尊敬されていたそうです。博士のプロフィールやご講演の内容も紹介されています。

日本の国会議員にラズロー博士に注目されている方があることを知って、かなり、安心しました。でも、今のところ、このお一人しかウェブ上には見当たりません。『国会、ラズロー』や『民主党、ラズロー』だと、この松井さんのメルマガがひっかかってきますが、『自民党、ラズロー』だと、全然ありません。

そもそも記事自体、あんまりないみたい。何かを検索して結果は何万件、というのは日常によくあることですが、『自民党、ラズロー、アーヴィン』は、なんと56件。(アーヴィンと入れないと別のラズローさんが入って、それでも991件。)この56件の中に上記の民主党松井さんのメルマガも入ってきて、あとは一般の方のブログなどでこれらの語が入っているもの。『民主党、ラズロー、アーヴィン』では77件。
似たような感じですね。

大丈夫かなぁ。ラズロー博士の主張の趣旨が分かっていなくて、教育改革の議論ができるのでしょうか。

松井さん、頼りにしてますよ! 

水曜日, 5月 30, 2007

国連・持続可能な開発のための教育(ESD)の10年

文部科学省と国立教育政策研究所が平成17年度に共催した、「国際シンポジウム 持続可能な開発と21世紀の教育」の基調講演をラズロー博士がされたことを昨日書きました。
このシンポジウムを下敷きとして本がまとめられているそうです。






ラズロー博士の基調講演の全文も収録されているとのこと。

そして、このシンポジウムに伴って、ユネスコに

「持続可能な開発のための教育」

を日本から提案し、採択されたとのこと。2005年からの10年間は、ユネスコが世界に主導する

「国連・持続可能な開発のための教育(ESD)の10年」

であるそうです。今は、その真っ最中だわけです。

持続可能な開発のための教育、って、聞いたことが、あるような、ないような。私が不勉強って言うか、ぼんやりだったようで。今言われている教育改革も、こういうことを下敷きにしているんでしょうか??

でも、そのベースになっているラズロー博士の主張は、ベースになっているんでしょうか。国会答弁とかで、ラズロー博士のお名前、出たことがありますか? 

新聞では? 雑誌とかでは? テレビでは?   是非、大元のラズロー博士の主張について、紹介していってほしいです。
教育についての施策にかかわる国会議員の方々は、必ずラズロー博士の著書の一冊くらいは、読まねばならないと思いますが。読んでいらっしゃるでしょうか。

上記の本のアマゾン上の紹介文にもありましたが、ラズロー博士の科学に裏打ちされた真意に比べて、癒しとか人間とか、開発を止めて自然に帰るとか、甘い方に流れているというか、甘い半面ばかりが前面に出ているような印象があるのですが。

現代の歴史的な位置を認識するには、文科系の学部であっても、大学を出たならば量子力学の基礎の大筋くらいはたどっておかねばならないと、個人的に思っています。今まで人に言ったことはないのですが、私はそう思います。そうしなければ多くの大切な事が理解できません。

基礎の大筋だけ理解するための、新しい教育課程や教科書も、もう検討しなければいけない時期だと思います。古典力学が量子力学になってもうすぐ100年。アインシュタインでさえその『意味』を把握するのを拒んだ量子力学だけれど、ラズロー博士は日常との分かちがたい関連を丁寧に説明して下さっています。人間は量子力学の世界の中に住んでいる、と教えてくれています。だから、地球規模での人間の行く末を考えて子供達の教育も考えねばならない、と教えてくれています。おっと、まだ私は上の本や博士の基調講演は読んでいないのですが。

尤も、量子力学なんて学ばなかったという方も大丈夫、ラズロー博士の著書を読めば結論は学べますけど。でもこれからの教育には入れていってほしいものです。

ラズロー博士は、癒しや自然への回帰だけを言われているわけでは全然ないでしょう。むしろ、科学の最先端をさらに進めた先を見ておられるのです。日本の教育がそこを理解せずに進んだら、日本は大変なことになります。理解している他国は、理解した上での地球の歴史を進めていくでしょう。

是非、どなたか日本の主要人物の方に、ブタペストクラブに入って頂きたいものです。

安部総理大臣は現職だと、無理でしょうか。世界の賢人として、ダライラマ14世やゴルバチョフやアーサー・クラークなどと名前を並べなければなりません。

でも、元の総理大臣のどなたかなら、入ってもよいのでは。そして世界の賢人から学んで安部総理大臣を補佐してほしいものです。何といっても、日本は上記のESDの、提案までした国なのですから。元は学者をされていた国会議員の方など。伏見康治先生はもう100歳近く、無理でしょうか。学問の裏打ちのある方の補佐が、総理大臣にも教育関係の方々にも、不可欠だと思います。

火曜日, 5月 29, 2007

文部科学省もラズロー博士に基調講演を依頼

相変わらず、ウェブでラズロー博士の追っかけをしています。

龍村仁監督の映画『ガイアシンフォニー5番』に博士は出演されています。そのご縁もあり、日本には幾度かみえて、講演などされていたようです。(これも知らなかった。)見つけたものはリンクしておきました。

また、日本政府や、日本の知識人は、どれだけラズロー博士の仰ることの重要性が分かっているのだろうか、とも危ぶんでいました。重要性に比べて知られていなさすぎ、という印象を持っていました。

でも、ちゃんと分かっているようです。平成16年度教育改革国際シンポジウム「持続可能な開発」と21世紀の教育というのがあって、その基調講演をラズロー博士がされていました。国立教育政策研究所と文部科学省の主催です。

そう、21世紀への開発と教育の方向を探るには、ラズロー博士の羅針盤が基調として重要、と、文部科学省も考えたのです。

このシンポジウムも、知りませんでした。参加費無料だったのにぃ。。平成17年3月21日開催。癌の手術を終えてぼーっと暮らしていた頃ですが、まだガイアシンフォニーも見ていなかったし、ラズロー博士のことも知りませんでした。

1度逃してもどうってことないようなものだけれど、ラズロー博士もご高齢です。1932年生まれだそうですから、今は2007-1932=75歳。あと何度、日本に来て下さる機会があるでしょうか。

月曜日, 5月 28, 2007

ラズロー博士、ブタペスト会議、日本学術会議

5月20日に行われた『世界平和瞑想デー』について知らなかったため、後追いしてます。が、これを提唱されたラズロー博士やブタペストクラブについては、日本では必ずしも知られておらず、これから理解を広めていかねばならないと思います。ラズロー博士はノーベル平和賞の候補とも言われているそうですし。

気をとりなおして、後追いをすることにします。

暫く(半年くらい?)前にブタペストクラブを調べようとしたところ、この会の日本語のサイトはありませんでした。今もないようです。正式のブタペストクラブのサイトは(Club of Bdapest)ドイツ語と英語で、オフィスはドイツにあります。主催者のラズロー博士はハンガリー出身(1932年ブタペスト生まれ)の方です。

ブタペストクラブの名誉会員リストには、日本人では指揮者の小林研一郎さんが載っています。ただ、コバケンさんのホームページには、ブタペストクラブ関連の活動は載っていませんでした。

今見たら、ブタペストクラブのホームページにこの会議の日本大使という方が載っています(半年前には載ってなかった)。しばたみつひろさん。東京の社長さんで、ロータリークラブやスポーツ協会(?)の運営委員をされている方。

クリエイティブメンバーというところに庄司昭雄さんという方が載っていました。岩手の外食産業の社長さん。

日本人も活動されているのですね。ん~。でももっと、ビッグな、存在感のある方、入って下さらないかしら。コバケンさん、頑張って下さいよ。

半年前に見た時には、日本のどこかの宗教家っぽい方のお名前もあったと思いますが。ラズロー博士の主張は精神性を強く含む要因があり、宗教的に見えてしまうこともあるかもしれませんが、実際は科学者です。

ブタペストクラブにはダライラマ14世も入っておられますし、宗教を否定はしていませんが、特定の宗教と関係があるものではありません。

ブタペストクラブは科学を含む人間の叡智を集結して、人類と地球の未来を考える賢人会議で、ラズロー博士は国連のユネスコ総長の顧問をされているそうです(1999年現在・「創造する真空」あとがきより)。

日本学術会議でも、「科学者コミュニティが描く未来の社会」(平成19年(2007年)1月25日、イノベーション推進検討委員会)という報告で、ブタペストクラブと関連があると思われるブタペスト会議について触れています。同報告の3ページに、

『学術研究は単に知の創造のみを目的とする
のではなく、それを社会の変化というイノベーションにつなげなることも
目的とするべきである。すなわち、ユネスコと国際科学会議(ICSU)の共
催で開催された世界科学会議(ブタペスト会議)で採択された「科学と科
学的知識の利用に関する世界宣言」(平成11 年7月1日)にあるような「社
会における科学、社会のための科学」は、学術研究の重要な責務の一つで
ある。』

ブタペスト会議の宣言は、日本学術会議も重要と考える学術研究の責務の一つなのです。平成11年は1999年で、この時ブタペストクラブ総帥のラズロー博士は、この会議を共催するユネスコの総長顧問でいらしたわけです。


平成19年(2007年)と言えば、今年ですね。ブタペスト会議の重要性がこのように、認められたのだから、この委員会に参加された学者先生方、ブタペストクラブにもどんどん参加して下さらないかな。それだけ値打ちの大きい会です。   無理でしょうか。




     

土曜日, 5月 26, 2007

世界平和瞑想デー5月20日(大事なイベントを逃してしまいました)

5月20日、もう終わってしまったそうですが、ラズロー博士が呼びかけられた『世界平和瞑想デー』があったそうです。

知らなかった。

ラズロー博士は「ブタペストクラブ」という賢人会議を主催しておられる方で、ピアニストで、物理学者で、哲学者、というすごい方です。「地球交響曲」で紹介されているのを見て知りました。著書は「想像する真空」だけ、読んだことがあります。

大成功だった、とのこと。世界中の多くの方が参加されたらしいです。でも、あんまり話題になってなかったんじゃないのかなぁ。この会、趣旨を理解するのは、けっこう難しいと思う。でも、大事な試みです。人類にとって。呼びかけを実行された博士の叡智も素晴らしく、それを世界規模の人々の実行にまでもって行った人々のサポートも、素晴らしい。

人類は、一方で、壊れかけているかのようです。原爆とか作ってしまったし、テロは起きるし、戦争はなくならないし、豊かになる一方で貧富格差はますます開くかのようだし、理解不能なような犯罪は起きるし。でも、一方で、人間の整合を取り戻そうとする試みもより深く、規模も大きく、試みられるようです。

より大きな痛みを経験した上で、人間はより賢くならねばならない。日本人も、アメリカ人も、中国人も、イラク人も、アフリカ人も、ヨーロッパ人も、インド人も、どこの国々の人々も、世界の平和を、この日祈ってくれたのであってほしいと思います。私、知らなかったんだけど。ラズロー博士が私を知ってるはずはないものね~。ファンなのにな。

一回の世界規模の瞑想で、世界平和が実現するというわけにはいかないでしょうしね。永遠に続けなきゃいけないのかも。そう、がっかりすることはないんでしょうが。

金曜日, 5月 25, 2007

イギリスで箱詰めすればイギリス製(セレブレックス)

昨日から、親戚のY兄ちゃん(子供達の叔父さんですが、兄ちゃんと呼びます)が来ています。会社から東南アジアに派遣されて長いですが、帰国のたびにうちに泊まってくれます。

統合医療ビレッジで処方されたセレブレックスの個人輸入で、試行錯誤したことを話しました。最初イギリス製を輸入しようとしたら、プエルトリコで作られたものをイギリスで箱詰めされた(packed)ものがタイから発送されてきた、と話しました。で、彼に箱を見せたら、

「うん、イギリス製。」

とのこと。イギリスで箱詰めされたら、イギリス製なんだそうです。うなぎとかで、外国で育ったものでも浜名湖で数日養殖してから出荷したら、浜名湖産になる、というのと同じだそうです。なるほどね~。

じゃぁ、正真正銘、私が最初に使った個人輸入代行業者は、正しい表記で仕事をしてくれていたわけ。処理も迅速だったし。私が常識がなかったために、意味が良く分からずウロウロ試行錯誤したのでした。

この業者さんは「元気販売」さん、そっけないサイトです。ここのいい所は他に、販売促進メールが来ないこと。不要なものはないけれど注文から受け取りまでの、必要と思われるサービスは洩れなく完備してくれている(と思われる)ところ。

薬の個人輸入は個人の責任で行うもので、内容は本人があらかじめ決めておかねばなりません。薬効とかは、患者としては、ワラにもすがる思いで非常に知りたいという場合も多いですが、それを示すことは薬事法で禁止されています。個人輸入代行業者さんは、輸入手続きを代行してくれるだけ、で、それを「そっけなく、でも確実迅速に」やってくれる感じで、よいです。

Y兄ちゃんは、時々タイにも行きます。「今度買ってきてあげようか」と言ってくれました。タイでも、一般には医薬品は処方箋がないと買えないけれど、『買える場所がある』んですって。時々、バイ@グラ(セレブレックスと同じくファイザー社の薬)とかを、買ってきてくれと頼まれることがあるそうです。買える場所はあるから個人輸入代行業も成り立っているのでしょうね。

ラッキー。さらに安く買えることになるかもしれません。

水曜日, 5月 23, 2007

蛙くん、こんにちは

「お母さん、見て見て!」とゴル吉に呼ばれて、見てみると、池に浮かんだ笹舟の上に小さな蛙くんが。まるで絵本の中の一シーンのようです。

梅雨が近くなると例年、大きなヒキガエルがのそり、のそり、と歩き回ります。私は好きなのですが、ご近所には苦手な方もあるようです。夕方や夜中に道の真ん中を歩いていたりして、踏みそうになることもあります。

それが嫌われてか、暫く前に、池の片側に伸びていた水溜り部分をコンクリートで埋め立てられてしまいました。例年沢山のオタマジャクシが泳いでいたところです。蛙たちは大打撃だろうなぁ、この辺の蛙は絶滅かも、と思いました。この水溜り部分でない池の部分にも例年沢山卵を産んでいましたが、池の方だとコイが食べてしまうのではないかと思われました。





でも、ゴル吉に教えられて見てみると、池の周囲の石組みの周辺にも、沢山の小さい小さい蛙くん達が動いていました。

石組みの間にはもっと沢山、かたまりになってうじゃうじゃいました。
これだけいれば十分なのかな。でも、大部分は生き延びることはできないのでしょう。以前、埋め立てられた側の岸の近くで、もっと小さいのを踏み潰してしまったこともあったっけ。(ゴメン。南無阿弥陀仏)

コイに食べられないように気をつけて。お散歩したくなったら、道の真ん中に出ないように。お姉さん達、おばさん達が、キャ~、って言って歩けなくなるからね。

でも私は、蛙くんが無事に生息していることを知って嬉しく思いました。

月曜日, 5月 21, 2007

シロイルカと写真2回目達成! (癌の術後のたっぷり遊べた日々)

先日、シロイルカと写真を撮ることができたことを子育て日記の方に書いたのですが、実は、昨日も、行ってきました。

母の日イベントの続きだったのです。昨日は珍しく、娘が部活がないとのことでした。先週は娘以外の3人しか居なかったから、今度は4人で撮ろう!ということで、また行きました。クイズに正解して勝ち残ると、シロイルカと写真を撮ってもらえるのです。

決定的だった問題は、「シロイルカは脱皮する、マルか、バツか?」というもの。












正解は、なんと、マル。脱皮なんてねぇ~。ヘビや蝶々じゃあるまいし。でも、遠くの座席から、お父さんが『マル』のサインを送っています。母の日イベントなので、回答するのはお母さん、家族は横の席に離れて応援、ということだったのですが、司会のお兄さんが、「サインを送ってもいいですよ、応援してあげて下さいね」と言ってたんですよ。

これに正解できたのは数人。全部で10組の家族が写真を撮らせてもらえたのですが、わりと初期にこの権利を獲得しました。

脱皮と言っても、シロイルカ型にすっぽり皮を脱ぐというわけではなく(だったら面白いですけどね)、ちょうど日焼けの後に皮がむけるように、または垢が落ちるように、皮がむけるそうです。それを「脱皮」と呼んでいるんですって。

先週はシーマちゃんと写真を撮ったので、今回はプルルくんと、家族全員で撮らせてもらいました。大満足です。

我が家は八景島シーパラダイスのファミリーパス(年間フリーパス)を例年買っているということを、子育て日記の方で書きました。でも、手術以来、私はろくにシーパラに行けませんでした。2回行けば元が取れるのですが、このノルマを達成するために、年度末にやっと行くといった感じでした。

でも、今年度は、5月で早々とノルマ達成です。おまけに、シロイルカと、家族全員での写真つき。私自身も、写っています。へこんだ顔だけど、ま、いいや、です。デジカメの電池が切れちゃって、まだ見ていないけど。

IV期でもモルヒネのんでても、放射線治療・抗癌剤で全然食べられなくても、2年半たって元気になり遊んでいます、というご報告でした。

土曜日, 5月 19, 2007

ギターを買いました

人生、楽しまなくちゃ。というわけで、ギターを買いました。



いえ、実際買ったのは、こんな高級品じゃないです。値段は正直、と改めて知ったという話。


中学生の頃、ギターが欲しくて、古道具屋さんでみつけて買いました。500円でした。

なんとかちょっとは弾けるようになりましたが、手が痛かった。左手で弦を押さえても、なかなか音が決まらない。一生懸命練習しました。ギターって難しい、と思いました。

ある日、クラスメートのお誕生日会に呼ばれました。殆どおつきあいのない子でしたが、同じクラスのよしみで呼んでくれたようでした。『社長の娘』と聞きました。

で、その子の家に、ギターがあったのです。頼んで、弾かせてもらいました。なんと、ひょい、と弦を押さえただけで、パシリ、と音が決まります。弾きやすい! こんなにも、楽器によって決まるのか。私がものすごくスジが悪いというわけではなくて、うちの楽器がものすごくボロなんだ、と知りました。そりゃ、古道具、500円ですものね。

そのままギターは弾かなくなり、いつどこにどうしたやら、記憶にもありません。

でも、ふと、思い出して、「今や大人になってウン十年、あの時の無念をはらすことはできる身なのに、あのままにしておく必要はないじゃないか。」と、今更ですが、気がつきました。人生遅すぎることはない! やりたいことはやらなきゃ!

というわけで、買ったのです。

が、そこは貧乏性。よさそうな、やはりお安めのを、注文しちゃったのです。余暇の楽しみというだけだし、と、控えめに。

届いて、ワクワク、音を合わせて、弾いてみました。

あの、かつての500円ギターよりは遥かにマシ。でも、あの友人宅でのパシッと決まる快感には、届きませんでした。やっぱり、お安めはお安めなんですねぇ~~~。

値段は正直。そういえば『新しいパソコン』のログイン音も、非常に安っぽく。値段のとおりだわ。

新しいギター、初心者用としては”十分”なのだと思います。家族で楽しむのには役立つでしょう。練習しようと思います。

それにしても、あの友人宅にあったギターはいくらぐらいのだったのかな~。実はすごい高級品を触らせてもらった経験だったのかもしれません。

生活を楽しむことを知ったのも癌のお陰です、、って、わざわざ言わなくてもいいのですけど、癌関連のブログですから。

金曜日, 5月 18, 2007

天然ビタミンE、合成ビタミンE、ピクノジェノール

ピクノジェノールを飲むことについて、もうちょっと安心度を高めておこうと思います。

頭頸部癌に放射線治療をした時に抗酸化物質を摂った場合のデータは、ビタミンEとベータカロテンについて行われたそうですが、良く見るとビタミンE(アルファトコフェロール)とあります。アルファ、とわざわざあるのは、どうやら合成ビタミンEということらしい。

天然のビタミンEを例えば大豆とかから抽出すると、分離しきれない4種類のトコフェロールが含まれるそうです。アルファトコフェロール、ベータトコフェロール、ガンマトコフェロール、デルタトコフェロール。

アルファトコフェロールだけを合成して作った人工ビタミンEのサプリメントに比べて、天然もののサプリは価格が高めになるけれど、抗酸化作用は天然ものの方が高いそうで、天然ものの方が人気があるそうです。

4種類の物質、体に入っての作用は同じではないのでしょう。ネットでちょいと調べただけで文献などは分かりませんが。

単体のアルファトコフェロールという物質のみを高濃度で摂取したら、体に悪いことは起こりそうな気がします。食塩だって、合成された単体のNaClばかりを摂ったらとっても体に悪い。にがりブームもありましたが、海水から作った天塩や岩塩の塩は、味もまろやかだし、マグネシウムその他の微少成分が体にとってとても大事らしいです。

だから、この研究のデータを『抗酸化物質をとるのは有害』とか『ビタミンEサプリメントは頭頸部癌患者には有害』とかまとめるのはまちがいで、

『抗酸化物質のうちアルファトコフェロール単体ばかりを大量にとるのは頭頸部癌患者には有害』というのが正しい。多分。

他に、ビタミンCでも、ビタミンAでも、天然ものと合成ものでは効力に違いがでるそうです(詳しくはこちら)。合成して単体成分を作った場合と、天然から抽出して分離しきれない成分が含まれている場合では、体の中での作用が違うのです。

学者の先生達は厳密なデータを望まれるので、『不純物のない純粋なビタミンE=アルファトコフェロール』を使われたのでしょうが、天然ビタミンEだったら違う結果だったかもしれないのですよね、と思ってしまいます。


他方、処方されているピクノジェノールは、合成はできないものです。もともと、『フランス海岸松の樹皮のお茶』だったそうで、製品はこの樹皮の抽出成分の乾燥錠剤です。

内容は数十種類のフラボノイドや、アントシアニンだそうです。個々の成分の効果はまだ明らかになっていないものも多いようです。特定の成分ではなく、人工に作れないので、お値段も高めらしい。でも、内容はお茶だとか、ワインの類。毎日緑茶を10杯のむといいとか、ワインを沢山飲むのはいい、とかいいますが。それより一日一個のカプセルの方が楽。

赤ワインが体にいいのは、ブドウの皮の成分のためだそうですが、ピクノジェノールは松の木の皮をボリボリかじっているようなもの、になるのかな。あ、お茶の葉っぱをポリポリ食べる方に近いのかな。

安心感が沸いてきました。プラシーボ(*)も大事ですから。





*プラシーボ=『効く』と思ってのむものが効くという、気のせいによる効果。

水曜日, 5月 16, 2007

ピクノジェノール再開

統合医療ビレッジで、免疫検査の結果処方されているお薬とサプリメントは、全部で3種類です。セレブレックス、イミュトール、ピクノジェノール。他にもあったけれど、予算を含めて先生と相談してこの3つにしてもらいました。

さらに少ない予算に、というわけで、先に書いたようにセレブレックスはネットで個人輸入、イミュトールもネット購入しています。

で、ピクノジェノールは、実はこのところ飲んでいなかったのです。ピクノジェノールは、ビタミンCの350倍の抗酸化力をもつという、フランスの松ノ木の皮から作るサプリ。最近は、美容にいいとのことで化粧水などにもよく含まれています。

私は、癌の放射線・抗がん剤治療と手術を受けましたが、その後下あごの骨が折れました。放射線の後遺症による骨髄炎と言われました。でも、実際折れてはいるものの、炎症はなく、痛くもありません。多分、セレブレックスが効いているのだと思います。セレブレックスは炎症を抑えるのです。でも、先生からはピクノジェノールも処方されています。放射線障害は抗酸化力によって抑えられるらしいのです。

だけど、頭頸部癌患者が放射線治療を受けた時に、抗酸化剤を飲んでいると、生存率が下がるというデータが出ました。どうやら、放射線によってがん細胞をやっつける効果が、抗酸化剤によって抑えられてしまうらしいのです。

但し、そのデータは、放射線治療を受けている最中から数年間、抗酸化剤を飲んでいる人たちについてのものです。(解説記事もあります。葉っぱさんのところから引っ張ってきました。)放射線は患部で強い酸化力を発揮して細胞を傷つけ、癌を殺すので、その力が抗酸化剤で弱められてしまうというのは分かります。でも、放射線治療を受けてある程度の時間がたった後に、抗酸化剤を飲んだ場合にも、生存率が下がるのかどうかは、データがないようです。

この論文について、統合医療ビレッジのS先生に聞いてみました。先生のご意見は、放射線治療が終わった後にまで生き残っているがん細胞を、放射線治療の後にまで残る(酸化)効果で殺そうというのは期待できない。それよりも、自分の免疫力を上げて殺すほうがよい。むしろ、正常細胞にまで及ぼされた放射線によるダメージを回復して、放射線由来の新しい癌ができることを防止することが大切である。だからピクノジェノールを飲んだ方がよい。

至極納得しました。放射線治療をかいくぐって生き延びたがん細胞を、その放射線治療の余韻でやっつけることはできないだろうというのは、尤もなことです。それよりは、正常細胞を救った方がいい。

とは言うものの、一旦ケチがついてなんとなく飲めなくなってしまったピクノジェノールを、なんとなく再開することもできなくなっていました。今のところ骨髄炎もひどくならないようだし、癌の方も、再発・転移はしそうな気配はないし。値段的にも、節約精神が働いてしまって。

しかし、先日の術後2年半検診では、主治医から、そろそろ再発・転移よりは、別の癌の方も心配した方がよい、と言われました。別の、というのは、放射線治療による2次癌も含むのだと思います。私は放射線・抗がん剤ともにやっていますから、癌が老化によって発生するとしたら、私の場合、普通の人よりも多めに老化が進んでいるはずです。普通より老化防止(アンチエイジング)をしなくちゃ。その方が私の生存率は上がりそう。ピクノジェノールはアンチエイジングでももてはやされています。

さらに、ピクノジェノールのサプリは色々あって、先生から処方されたものよりも安くて、より多くのピクノジェノールが含まれているものが沢山あるのです。米国製のサプリで値段は半分以下で、含まれる量は3倍近いものがありました。これなら、朝夕2カプセルずつ飲んでいたのを1日1~2カプセルにすることもできます。ずっと安くなるし、カプセルを何個も飲むのもしんどかったので、これも好都合です。

サプリの個人輸入業者に、発注を出しました。健康と美容のために。お薬ではないので、先日のセレブレックスとはまた別の、米国をベースに営業している日系の会社です。ここは大きなところのようで、事故などの心配はなさそうです。

火曜日, 5月 15, 2007

あご・顔・口の中のがん患者の会「えがおの会」

ネット散歩していたら、『あご・顔・口の中のがん患者の会「えがおの会」』というのをみつけました。残念ながら、活動地が九州のようで、ここからは遠方です。

でも、遠くても、私と似た病気の方々が助け合って活動されようとしておられるのを知るのは、励みになります。遠くても、こうして見つけられるのがインターネットの素晴らしいところです。

趣旨も素晴らしい、ネーミングも素敵です。サイトは九州大学の関連らしく、世話人に九州大学の先生の方が含まれているようです。患者どうしだけで助け合う場合より、医療関係の方が入って下されば、どんなに心強いか分かりません。

ただ、残念なことに、活動の記録が2005年10月までで、その後放置されているように見えます。趣旨、履歴など以外のホームページの主要部分も、準備中のまま。

患者会を運営するのは、大変なことですね。会則を決め、会費を決め、役員の役割を決め、会を運営。それだけでも大変だと思いますが、ここのホームページを見ていて、それをインターネットに乗せるということの、メリットと難しさもあると思いました。

メリットは、情報の流通が圧倒的に良くなるということ。会員どうしだけでなく、日本中の人に、情報を発信することができます。私のように、全然違う場所にいる人間も、このページのメッセージで励ましてくれるということが、できています。

他方、インターネットに乗せることによって生じる難しさもあります。私はこの会には、今示されている形では、参加できないと思いました。遠方であるということだけでなく、役員さん方の氏名や、会員の写真が掲載されているのです。

顔がへこんでいるから写真を見せたくない、というわけではなくて(それもちょっとはありますが)、ネット上には例えばうちの子の写真なども、基本的に載せません。ネットはそういうことはできない空間だと思っています。ネットに乗せた情報は、その後自分の管理できないところへ行ってしまうことを覚悟しないといけません。リスクが大きいのです。

リスクを恐れて何もしないと、何も得られないので、バランスが大事です。「会」をネットに乗せるには、運営に当たる人や会員がそのバランス感覚を持たねばなりません。そこは、まだ日本の社会は発展途上です。例えばうちの子の小学校のホームページにも、幾度となく意見をしています。先生方もそこは分かっておられない方も多いです。大学の先生でも、けっこう分かっておられなかったりすることがあると思います。

ともあれ、ネットに記録された情報は数年後に誰かの役にたったり、誰かを助けたりします。「えがおの会」の方、情報を載せて下さって、ありがとうございました。九州の方、連絡をとってみられると、新しい発展があるかもしれません。

月曜日, 5月 14, 2007

メリーゴーランドと般若心経

昨日は、母の日のイベントがあるということで、横浜の八景島シーパラダイスに行きました。シーパラ、と呼んでいます。

シーパラは、水族館を中心とした遊園地がある人工島です。先日潮干狩りをした『海の公園』の目の前です。

橋を渡って島に入ると、目の前に大きなメリーゴーランドがあります。まず、息子と私でこれに乗りました。

私もメリーゴーランドは大好きです。メリーゴーランド=『豊かさと幸せの象徴』みたいに感じます。最近はシーパラでよく乗るので珍しいわけではありませんが、子供の頃に行った遊園地にはメリーゴーランドがなかったので、憧れていたのです。

息子も大はしゃぎでしたが、回りだすと、何を言い出すかと思ったら、嬉しそうに「はんにゃーはらみった~しんぎょう~~~」って、言ってるんですよ。

変な子です。

いつものおふざけの一つだ、と思って、好きにさせました。

それから、ホントに久しぶりに、『バイキング』に乗りました。







大きな、大きく揺れる船で、特に端にのると垂直近くになって、本当に落ちそうに感じます。

息子は一番端に、私とお父さん(夫)は息子の顔が見える方の、真ん中辺に乗りました。

真ん中だと角度は端よりはゆるくなりますが、前にも後ろにも大揺れで、やはり落ちそうなくらいに急角度まで揺れるしで、下から見るよりもキツイ絶叫系の乗り物です。

例によって、揺れのリズムに合わせて、繰り返し叫ぶことになりました。

「キャ~~、キャ~~、キャ~~、キャ~~、落ちる~、落ちる~、キャ~~、キャ~~、もういい~、もういいよ~、キャ~、キャ~~、」

このくらい叫んだ所で終わりになりました。

大変、肺活量の鍛錬になりました。のどが渇きました。放射線の影響で、唾液の出が悪くなっているはずですが、大丈夫でした。後でお茶を飲めばOKでした。

急降下のエスカレーターに乗ったみたいに、胃がちょっとへばった感じで、コーヒーを飲んで一息ついてからお昼ご飯に。でも十分に食べました。

術後はシーパラに行っても、行くだけでへばりがちだったり、乗り物に乗ってもせいぜいメリーゴーランドとか、レッドバロン(飛行機で、幼児用)とかだったり、「お母さんはここに座って待ってるから」とかだったり、でした。

でも今、術後2年半、いつの間にか、絶叫系にも乗れるようになっていました。写真のバイキングは今回が術後初めてだし、ゴールデンウィークに行った時には『ドランケンバレル(酔っぱらいの樽)』(いわゆるコーヒーカップと同じような動きで、一個一個の樽だけでなく全体の台も揺れる)にも乗って大丈夫でした。

それから、水族館のショーを見て、母の日のクイズに挑戦しました(『子育て日記』の方に載せました。

いっぱい遊んで、そろそろ帰ろうという時に、また、帰り道にあったメリーゴーランドに息子と乗ったのです。

すると、また、嬉しそうに、「はんにゃーはらみったーしんぎょう~~~」って、言っているのです。

この子の中には、メリーゴーランドと般若心経を結びつける何かがあるのでしょうか。

1年生の時、ゴルリナと3人で行った京都観光で、宿坊「智積院(ちしゃくいん)」さんに泊まったのですが、その時に朝の勤行に参加しました。数十人(百人以上かも)のお坊さんの唱えるお経を聞きました。まともに正座ができないゴル吉は、お坊さんに怒られてしまいました。無理だったなぁ、連れてくるのではなかったかもしれない、と思ったものでした。

京都東山、真言宗のお寺の宿坊 智積院会館(泊まった建物。お寺は別です。)


その時に頂いた「おみやげ」が、般若心経です。写経もあったっけ。なぞり書きですが、ゴル吉も頑張って写していました。

般若心経のイメージは、曼荼羅のぐるぐる回るイメージと通じていると思います。お堂いっぱいに響くお坊さんの読経の声も、曼荼羅のイメージと通じているのでしょう。あれが、メリーゴーランドで、思い出されるのでしょうか。

お坊さんに怒られた勤行が、いやな思い出としてではなく、楽しいメリーゴーランドで呼び起こされるような記憶になっているなら、母は、とても嬉しいです。無茶かと思ったけれど、一年坊主を宿坊に連れて行って良かったです。

私も元気になってきていますが、息子も色々な場面で心の糧を得ながら、元気に成長してきていると思います。

土曜日, 5月 12, 2007

いのちの落語に行けることになりました

樋口強さんという、癌になった後、本物の落語家さんになられた方があります。『笑いは最高の抗がん剤』とのこと。右に著書『いのちの落語』へのリンクも貼っています。

この方の次の著書につけるCDのライブ録音を行うための講演会が7月10日にある予定です。講演と、落語が聞けるそうで、申し込んでいましたが、今日、その招待券を送っていただきました。

だいぶ前に申し込んだのですが、私も初めてで様子が分からず、なかなか返事が来ないなぁ、と思っていました。キャンセル待ちの方もあるということで、もういっぱいなようです。

楽しみで~す。

金曜日, 5月 11, 2007

メモリーは何のため(新しいパソコン)

以前使っていたパソコンが壊れて、新しいパソコンを使い始めたのですが、以前よりは良いのを買ったつもりなのに、使用感は必ずしもよくなっていません。

許容範囲で一番安く、でも前のよりはちょっとは良く、という路線だったのですが。

CPUは前のは1ギガぎりぎり、新しいのは1.46ギガヘルツで、前のより速い。ワンセグテレビチューナーを入れるのに、推奨が1ギガでした。これを入れても心配しないでよいようにしたつもり。

でもメモリーは、1ギガバイト入れたのです(つまり1000メガバイト)。これは、大奮発のつもりだったんですよ。前のは、512メガだったと思います(あやふや)。512だって、大層なものだと思うんです。古いエンジニアとしては。

1ギガ入れれば、何をやってもサクサクと動くだろう、と、ワクワクしていたのです。

ところが。来たパソコンのシステムの表示では、メモリー768メガバイト、となっているのです。232はどこへ行ったのでしょう。お父ちゃんが、間違いではないかと言って、サポートに電話してくれました。そしたら驚きの事実が。画面の表示用に、使われているんですって。

ドット数は決して多くないのですが、色は32ビットで、今時はうっすら半透明に下に重なっている絵が透けて見えたりしますが、ああいう画面表示用に232メガバイトもあらかじめ取られているんですって。

仕事で仕方なくオフィス(ワード・エクセル)のバージョンアップをすると、イルカの絵が飛んだりするようになり、かえってやたらと遅くなるということが以前もありましたが。

何のためのバージョンアップ、何のための技術革新? 私はハードウェアの開発をする会社に勤めているもので(休職中ですけど)。イルカを飛ばすために、透ける絵のために我々は開発をしているのかいな。

で、色や画面は美しくなったのですが、動作の使用感は前のパソコンと同等か、ひょっとしたらちょっと悪い。1ギガくらいでは、肝心の動作(ものを考える)部分のメモリは多くならないらしいのです。

複数ソフトがスイスイ動かなくても、タイプの先打ちくらいは安心してやりたいものですが。反応遅いです。メモリーのデフォルトは512で、1ギガに増設しなかったら非常に使いにくく感じたと思います。

おまけに、新しいパソコンには新しいソフトが乗っているわけで、入っているブラウザ(ウェブ表示ソフト)はインターネットエクスプローラのバージョン7というもので、これがよく落ちるのです。まだこれからバグフィックスされるのでしょう。マイクロソフトさんから自動更新のお知らせが来るわけです。オプションの指定でちょっと改善したりしているところですが。別のも徐々に試そうと思っていますが、落ち着くまで暫くかかるのですよね。

ちょっとくらい良いはずのものを買っても、大してよくならずにまた買いたくさせる、という今も昔も変わらない作戦(誰の?)。

よ~し、負けないぞ最低予算で行くぞ。と思うものの、1ギガのメモリーでもたっぷりとは言えない時代だと知って、時代の変遷を感じたのでした。

木曜日, 5月 10, 2007

術後2年半の検診異常なし/バナナ酢

先日、国際医療福祉大学付属三田病院頭頸科で、術後2年半の検診でした。異常なし。こちらでもご報告せねば。パソコンが壊れたり連休だったりして更新しにくい時期だったので、楽天の方にだけ書いていました。あちらにも検診の報告くらいは載せていこうと思っているので。

もう、再発の心配よりも別の癌の心配を、と言われたのが、嬉しいようなそうでもない微妙な気分なような、です。

まぁ、一般的な意味で、誰でもが気をつけるように気をつけましょう、ということでしょうね。

そこで、というわけでもありませんが、tomochan731さんがブログで紹介して下さっていたバナナ酢を作りました。

  


使い切れなかった黒酢があったのでそれを300g、バナナを2本、黒砂糖200gで作りました。

蓋の上に乗っているのは作った日付を書いた付箋です。一週間後に中のバナナを食べてしまう、バナナ酢の日持ちは冷蔵後で半年とのこと。

一晩置いた翌日に、水で薄めて飲んでみました。まろやかで、お酢のつんとしたところが殆どなく美味しくいただけました。体の中身が活性化されるような、ほっこり暖かくなるような感じです。

昨日はとても暑かったので、氷水で薄めてまたいただきました。美味しかったです。黒砂糖がたっぷり入っているので甘いけれど、カルピスよりずっと体によさそうです。

火曜日, 5月 08, 2007

のんびり個人輸入でセレブレックス

統合医療ビレッジで腫瘍内科の先生に免疫検査をしていただいて、セレブレックス(とサプリメント)を処方して頂いています。でもセレブレックスは癌の治療薬としては認可されていないので、自費。今は、個人輸入してのんでいます。

で、前回の個人輸入で、イギリス製を輸入するつもりだったら、タイから発送されてた、ということを以前書きました。

で、一ヶ月以上前に、また違う個人輸入代行サイトからやってみたのです。そしたら、3週間以上待っても、送られてきません。発送したというメールも何も来ません。

これは大丈夫かなぁ、と思い、「届きません、発送されましたか?」と問い合わせるメールを書いてみました。最悪、なしのつぶてで業者も居なくなってるとかいうことも、あり得ます。でも、幸いなことに、返事がきました。

「発送の指示を出したけれども相手先の手違いで、まだ発送されていませんでした。明日発送しますのでお待ちください。」とのこと。

まぁ、返事が来たということは、脈はあります。本当にそのうち届くだろうと期待できます。

だけど、もうセレブレックスを切らしてから、一ヶ月近くになっていました。そこで、前回のタイから発送されてた個人輸入代行業者さんにも、発注を入れました。

そしたら、この後から発注した方の業者さんの方の薬が、先に届きました。注文から10日はかからなかったと思います。注文の受付、入金の確認、発送のお知らせ、などの連絡メールも、ポンポンとテンポよく受け取ることができ、物もすぐに届いたのです。

他方、先に注文した方はまた2週間以上来ません。どちらも速達便なのですが。国際便で、税関もあり、遅くなることはあるようですが、そういう一般的な遅れとは違うように感じました。

また、まだ届かないのですが、発送はされましたか、とメールを書きました。すると、メールが来ました。「商品を発送しました。既に商品をお受け取りになった方もあると思いますが、ただ今発送のお知らせが遅くなっております。」というもの。どうやら、沢山の注文者に対して、まとめて発送のお知らせメールを書いているようです。そのメールと同じ日に、無事商品を受け取りました。開けたら、2箱のうち1個のふたが開いていました。箱づめも時間の余裕なくやったのかしら。

今度は『プエルトリコ製』を注文したのですが、やっぱり発送はタイからでした。

インターネットで個人輸入するには、始めはまずはホームページを『読んだ内容・雰囲気』で判断するしかありません。真面目そうな信頼できそうな雰囲気のサイトだったのですが。

多分、サイトを作る所までは誠心誠意作って、一旦作れば終わりで手間はかかりませんが、その後の実業務の部分で人手の少ない業者さんだったのではないかと思われます。ユーザーとの連絡を手間隙惜しんでいるようでしたが、同じように、日本側と外国での買い付け側・発送側との連絡も、密にできなくて、トラブルを生じがちになっているのでしょう。真面目にお仕事されているとは思いましたけどね。

遅くとも結局送られてきました。メールを書いてみてよかったです。

私は今再発しているわけでもなく転移しているわけでもなく、免疫検査で再発予防用にのんでいます。一ヶ月空いてもそれほど心配にはならないので、このくらいのトラブルは許容範囲、と思っています。安くあげた方がいいですから。

月曜日, 5月 07, 2007

なぜ歯肉癌になったのか?

ネット検索をしていたら、「たけしの本当は怖い家庭の医学バックナンバー『本当は怖い歯茎の出血~トラック野郎の悲劇~』」というのがありました。病名:歯肉癌(しにくがん)、私と同じです。

この番組用のアンケートが、患者会『ふきのとう』経由で来た覚えがあります。でも返信しませんでした。まだ当時は、人に自分の経験を伝えるだけの心の準備ができていなかったのです。私以外の『トラック野郎』さんの歯肉癌例があったらしい(実在ってわけじゃないのでしょうが)。

なぜ歯肉癌に? タバコを一日二箱、アルコールを毎日三合のむ生活を25年以上続けていたんですって。

それが原因。分かりやすいなぁ。

私の場合、昔も今も、タバコもアルコールもやりません。飲みに行けばビールをコップに半分つきあいます。家では、年に数回、ワインか、お菓子用のリキュールをを楽しみます。外でワインを飲むと帰れなくなるので飲みません。

タバコは、白状すると、今までの人生全体で二箱くらい吸ってるかな。大学生になりたての頃、経験してみたいと思ったらしい記憶が。でもそれだけ。多分、他人が吸ってるタバコの煙を吸った方が、自分で吸った煙よりもずっと多い。

それでも歯肉癌になっちゃった。何でなんでしょうね。

以前のブログでも書きました。『がんになったわけ』結局、思い当たるのは『仕事のしすぎ』くらいなんです。

あとは、過労で(と思われる)白血球数が下がっていたのに、気に留めなかったこと。

癌になるわけは千差万別。タバコも酒もやらなくても、なる場合があります。だから、『本当は怖い』のかもね。

トラック野郎も、酒・タバコだけでなくて仕事疲れが本当の原因だったんじゃないかしらん。

そんなにタバコや酒を飲まなくても済む程度の仕事量にしましょう。

日曜日, 5月 06, 2007

世界とブログ

以前は楽天でブログをやっていたのですが、こちらに移って三ヶ月ほどになりました。

楽天は初めてブログをやるのに、始め易く、また使い易い機能も充実していたと思います。ユーザーが特に何もしなくても、コメントを頂いたり、読者の方がどのように訪問して下さっているのかを知ったり、掲示板やコメントを管理をしたり、できました。コミュニティーのメンバー数も多く、びっくりするくらい沢山の方に読んで頂いていました。

でも、こちらは、またそれ以上に面白いです。ブログの部品が最小限しかないのでとっつきにくいのですが、楽天ではできないことができます。

一番、すごいなぁ、と思っていることがあります。ブログが世界とつながっているということが、じかに分かるのです。

Googleの機能でGoogle analyticsというのがあって、それとブログをつなぐと、ご訪問頂いた方の地理的な分布や新規訪問、リピート訪問数などが分かるのです。このブログの場合、横浜、東京が多いですが、大阪も多いし、沖縄、北海道まで、色々な地域の方にご訪問いただいています。正直、楽天の時よりは読者数は減りましたが、それでも、何度もご訪問いただいている方も、信じられないくらい多いです。本当に、ありがとうございます。

で、もちろん大半は日本の読者の方なのですけど、日本以外の方もあるということが分かります。リストにアメリカ、中国、ギリシャ、スペイン、フィリピン、ニュージーランド、カナダ、シンガポール、チリ、と載っています。

大半は、多分、Googleブログでランダムに覗いてみて、すぐに閉じてしまっておられるのでしょうけど。日本語だから。でも、つながっているというのが、すごいなぁぁ、と思っちゃうわけです。

時々、Google analyticsのページを開いてみるのを楽しみしていたのですが、パソコンを新しくしてからやってみたら、表示されなくなってたんですよ。で、色々調べてみたら、アドビのフラッシュがインストールされていないためでした。新しいので、追加のソフトが何も入っていないのです。
めんどいなぁ、と思いつつも、フラッシュをフリーでダウンロードできるサイトに行ってインストールして、無事に表示されるようになりました。

せっかく世界につながっているのに、英語ができないのが悔しいです。でも、ま、いいや。

土曜日, 5月 05, 2007

潮干狩りも大丈夫(腰痛:海の公園)

姪っ子達が帰ってしまいました。静かになりました。寂しいです。

と言ってもうちはまだウルサイのが二人も居るわけで、賑やかな方なわけです。夫婦二人のおじいちゃんちに行った時とかは、帰っちゃった後はホントに寂しいでしょうね。ホッとするかもしれないし。

先日はお客さんたちと横浜『八景島』の近くの『海の公園』へ、潮干狩りに行きました。

実は、ここへの潮干狩りには毎年行っているのですが、今年は行けないのではないか、と思っていました。お父さんが腰痛で入院などして、もうかなり良くなってきてはいたものの、中腰の潮干狩りの体勢は苦しそうだったからです。でも、ごく最近はもう本当に良くなってきたようで、「行けるぞ、行くぞ~~」ということになりました。

『海の公園』の潮干狩りは、アサリがざくざくと採れます。お天気も良く、人もいっぱいでした。横浜市が管理していて、一人2kgまで、と決まっています。うちは8人で行ったので、16kgまでは持って帰れるわけです。でももちろんそんなに持って帰っても食べられないので、クーラーボックス一杯になったところで終わりにしました。海水の分もあるけど8kgくらいだったらしいです。

午前中で帰って来て、少しご近所に分けて、まずはお昼ごはんのお味噌汁に。これは8人分でも鍋一つでできます。クーラーボックスの中で砂を吐いているので、まだちょっとだけジャリっとするけど、まあ美味しく戴けました。

次は夕飯をボンゴレビアンコのスパゲッティに。スパゲッティの8人分は大変でした。一つの鍋では麺もゆでられない、ソースも作れない。麺を鍋二つでゆで、ソースも鍋二つで作り、麺とソースをあえるのは、麺をゆでた後の一番大きな深鍋で。普段の手順とは同じに作れなかったけれど、まぁまぁ思ったようにできました。みんな美味しいと言って食べてくれました。

まだ残っていたので、残りは全部バターで蒸し焼きにしました。一山ずつ取り分けて食べ、それでもまだ残った分は冷凍に。

その冷凍にしていた分で今日のお昼のスパゲッティができました。それで今回のアサリは全部食べました。

毎年恒例のアサリ尽くしが今年もできて良かったです。

水曜日, 5月 02, 2007

カラオケで改善を実感(新しいプロテーゼ)

連休中で、小ちゃい姪っ子二人を連れた親戚が来ています。今日はうちの子達は学校なので、お父さんとお客さん達は東京見物へ出かけました。久し振りに、新しいパソコンに向かってブログ更新の時間ができました。

お客さんが来て今我が家は8人家族状態です。人が多いことの充実感を感じています。子供達も、小さい従姉妹達が居ることで何だかいつもよりもしっかりしている風だし、私も、自分が作ったご飯を8人が食べる、という事に、普段よりもおおらかな満足感を覚えます。うちの台所で8人分作るのは大変ですが、結構お勝手も手伝ってもらえて助かるし。

特に、小ちゃい子達が自分が作ったものを食べてくれるのを見るのはひときわ嬉しいものです。過去から、次世代へ、次々世代へと、自然の中の人間の歴史をつなげて行く流れに、自分も含まれて役立っている、と思えます。

そんな難しい事、考える必要がないはずですが考えてしまうのは、核家族が失っているものは大きいのではないか、と普段から思われるから。人が多い時とそうでない時、家の中で流れている時間が違うような気がします。

そんな事に気がつくようになったのも、病気で休んだお陰かな。仕事に追われていた頃は、連休も仕事の続きのように慌しく過ごしてしまっていたような気がします。実際、忙しさという点では主婦は休みの日は仕事に行ってる以上に忙しくはあるのですが。

ところで、昨日はお客さんと家族でカラオケに行きました。すると、前回数ヶ月前にカラオケに行った時よりも、息切れが少なかったのです。渡辺美里の『マイレボリューション』が、途切れないで歌えました! 歯肉・上顎癌の上あご切除手術で口と鼻がつながっているので、息は口から声に出るだけでなく、鼻からスースー抜けます。プロテーゼをしても前回はスースーですぐに息切れしてヘロヘロになったのですが、昨日は結構息が続きました。そっかぁ、前回とはプロテーゼが違うからだ!と自覚した次第です。前のよりも閉鎖性が改善されている事はリハビリの先生のチェックでも言われていましたが、本当のようです。
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