金曜日, 11月 30, 2007

共同作業の難しさ

先日も書いた『上司との関係が悪くなっている同僚』と、今日もトイレで話したのですが、彼女は今日も別の事で怒っていました。

成果の見えて来た仕事について、自分が最初に始めたものなのに、自分にだけ情報が回って来なくて外されている、と感じているらしい。

そうなのかもしれないし、そう感じ過ぎなのかもしれない。

どちらにせよ、トラブル感覚にいつも捉えられている感じで、気の毒です。聞いてあげても、アドバイスをしても、いつも何か新しいトラブルの話になるので、そういう人もいるんだなぁと思う所までで、それ以上に助けてあげられません。

いずれにせよ、女性の場合に男の中の仕事で共同作業が難しいのは確かです。男同士でも、成果がからむととても難しいのでしょう。男同士でもものすごく気を使って、連絡を取り合って互いを気にしながら進めています。その『輪』の中に、女は入りづらい(入れづらい)ということは、間違いないです。

そうすると仕事は進めづらい。結果の評価もされづらい。自分が優秀だと思っている女性が、耐え難いと思っても不思議ではないです。いわゆる『グラスシーリング(制度は男女平等なのに、見えない天井があって女は昇進できないこと)』に一般化できるかもしれません。

スムーズに仕事をするには、男性の中にまでネットワークを張る才能が重要です。私もそれは、できなかったけど。十分にはできない中で、精一杯アンテナを上げて、やってきました。アンテナを向ける一番大事な相手はやはり会社では上司なのだけど。彼女はいつも上司に不満なようで、残念だしもったいない。

折しも、私も移動の間近になって、大きな特許が登録になりました。それの継続特許の検討をしています。移動するとは言え、大きなネタだから私も手放したくないのですが、共同出願の元上司も、大きなネタだから、私が居なくなったら自分が一手に引き受けると言いそうな勢い。他にも何人かの共同出願者がいます。移動したら持って行けないのかなぁ。会社に権利は譲ってしまっているわけだけれど、アイデアは私のものだし、継続の内容も私が出したから、私がやりたいのだけれど。近々、アンテナを向けるべき上司が変わって、特許を書くのが業務ではないところに移ってしまうわけで。元上司の方にある程度を譲って、他の方々共に働いて頂いた方が私も助かるのですが、筆頭出願者はキープしたい、と思ってしまう今もエンジニアな私なのでした。

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