水曜日, 6月 16, 2010

今時の修学旅行説明会(小学校)

午後半休を頂いて、小6息子せんべいの修学旅行説明会に行きました。面白かったです。子供がかなり活躍する説明会なんです。

修学旅行の行き先はお決まりの日光東照宮。高1のお姉ちゃんが小学校の時と同じです。お姉ちゃんの時にも説明会がありましたが、今回は違っていました。

自分が小学校の時の修学旅行に説明会があったとは全く記憶になく、自分達が何か説明をしたという覚えはありません。かな~り昔の、ゆとり教育とか生きる力とかが言われるずっと前です。子供は先生方のお膳立てに従って行くだけだったのではないかと思います。

高1娘のたまこが小学生になった時、授業の内容が自分のイメージとかなり違っていて驚きました。特に、国語はかなり変わっていて、子供達に話し合いをさせたり、企画をさせたりすることがとても多くなっていました。「総合的な学習」という時間もできて、お祭りをやったり、それの内容を子供が話し合ったりしていました。

でも、たまこの頃には正直言って、子供達の話し合いについての先生方の指導は下手でした。先生によってでしょうが、授業参観で見ていると、子供は方向性もなく話しているだけで、まとまらず、そのまま時間切れになっていました。お祭りの準備が間に合わずに、企画がやり直しになって、前日に先生が徹夜で仕上げていたこともありました。

私が小学生の頃の、先生の授業で知識を吸収することが主体の学校教育から、変化しようとしていたのだと思います。でも、ゆとり教育の方向性は大丈夫なのか、と不安になったものです。

たまこの時の修学旅行説明会も、子供達による実行委員による説明でした。実行委員会の活動があったのだと思いますが、説明の殆どは実行委員長くんがやりました。ほぼ、1人で説明していました。

今回のせんべい達の修学旅行説明会は、面白かったです。実行委員の組織が省になっていて、それぞれに大臣とメンバー達がいました。総務省に総務大臣、計画省に計画大臣、生活省に生活大臣、勉強省に勉強大臣、などなど。それぞれの省でそれぞれに役割りを考えて決めたことを発表してくれました。数十人の子供が発表を行いました。

全部の子供が今回の説明会で発表をしていたわけではありませんが、修学旅行以外にも様々な行事があり、例えばちょっと前に「一年生を迎える会」をやったばかりです。その時にも実行委員があったわけです。暫くすると運動会もあります。今回委員になっていない子も、他の行事で活躍するのです。

先生方の指導が高度になったんだなぁ、と思いました。ゆとり教育は行き過ぎて、見直されていますが、先生の授業を受身に吸収するばかりではない、現代的な授業がなされるように学校が進化した部分はあるのだと思います。私の子供の頃よりも良くなった部分も多いと思います。

         

0 件のコメント:

サイト内検索は右側のボタンをチェックして検索ボタンを押して下さい