火曜日, 6月 01, 2010

この世は幻なのかしらん

今日は色んなことがあったんですが、一番驚いたのは、世の中の情報はあてにならないんだ、ということで。

最近、ニーチェの言葉が話題になってるのですが、昔、私が若かった頃は、ニーチェは「神は死んだ」とか言って、ニヒリスティックな人だって教わった、と思っていました。

それが、最近は、ニーチェは前向きな人だった、という本が出て、ベストセラーか何かになっているそうです。

それを聞いて私は思いましたよ。世の中で言われていることとか、社会科の先生が言ったこととか、信用できないんだな、と。本当はどうだったのか、人がいう事をそのまま信じてもダメだと。

でも今日は、それ以上に驚きました。ACIMというものをちょっと知ったのですけど。A Cource In Miracles 奇跡のコースという本で、ハリーポッターの次に多く世界中で売れている本らしいです。

WikipediaのACIMの項によればその中では、「キリストは人類の罪をあがなうために十字架にかかった」ということを否定しているそうです。

そんな。。キリスト教の出発点みたいに言われてたことではない? 私は原罪という考え方が嫌いというか、苦手で、キリスト教というとまずそれを思い出すというのか数十年来の習慣だったのだけど。今は、原罪なんてないと書いてある本が人気があるらしい。

まあね。前向きなニーチェの方が好きだし、十字架で人類の罪をあがなったなんて言われない方が好きなんで、いいのだけど。私の何十年かの悩んだ日々は何だったのよ。

太平洋戦争に日本が負けた時、天皇が人間になって多くの日本人は呆然となったそうですが、こんな感じだったのかな。

ニーチェも人間になって、キリストも人間になったのかな。

愛への帰還 奇跡の学習コース



人生を変える「奇跡のコース」の教え

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