水曜日, 6月 09, 2010

なぜそんなに仕事をするのか

嵐くん達、次々に新しいお仕事が入って、大活躍ですね。でも忙しすぎないかなぁ。

嵐とは関係ないんだけど、先日、産業医の先生との面談がありました。その時に初めて分かったことがありました。

私は技術部である開発をしていましたが、高性能化の限界、っていうものがあるわけです。あらゆる要因を考えに入れて最も最適な条件を実現したとしても、これ以上はできない、という限界があったんです。限界を示し、報告しました。

その限界をちょっとでも超える可能性のある構造について、検討をし、最適な構造を示し、よくなってもこれだけ、ということを報告しました。多少良くなる可能性があるけれど、大して良くはなりません。

だけど、限界を大して越えられない、なんていう報告は、喜ばれないんだろうと思います。何も反応がないのです。

社内で報告しましたが、業界最大手の高収益の某社も同じような検討は絶対にしています。学会で話していてがっちり予想がつきます。彼らは分かっている無駄な開発は、しないはずです。

だけど開発は止まらない。私の目からは、それはダメでしょう、と思われる開発が続きました。で、いつのまにか、私が検討した「多少良くなる可能性がある構造」について、別の若手が再検討をさせられていました。私には知らせずに。私以上の結果が出るはずはないのに。私ほどに予備知識があるわけでもないのに。

どうしても、そうまでして、止まらないのだなぁ。莫大な時間と、莫大な予算を使っていて、うまくはいかない、という情報が出ていても止まらない。

ダメですよ、と皆さんを説得するほどの気力は出ませんでした。データーで示しているのに、なぜ通じないのか、不思議なものでした。

でも、産業医の先生の意見によると、上の人がいついつまでに売り上げ何倍、性能何倍、と言ったら、それに合わせて無理に線を引いてしまうそうです。そう聞いて、分かった気がしました。データー(事実)は見ずに、社長の予定に合わせることに必死になって、がんばっているのです。

でも物理法則には逆らえないから、実現不可能なことは実現せず、膨大な予算と労働時間を使っても、結局データーに沿った製品になるはずです。

これって日本的な組織、ってことなのかなぁ。

結婚もせずに、そんな風にがんばっているの。

テレビ番組って、多すぎませんかね。夜中まで撮影してあんなにいっぱい作っても、人が見ることができるのは一度に一本なのに。録画はしても見る時間がなくて見られなかったりして。効率の悪いうちの会社の開発と似たようなところがある、とは言えないかな。

怪物くんの番宣はすごく何度も何度もあったけど、あんなにやる必要あるのですかね。

私の場合は嵐のメンバーのドラマが週に複数重なったら、見れません。時間がないんだもの。減らして、嵐くん達が寝不足にならないようにお願いします。事故とかも起きるし。

嵐は今人気が高くなっているので、どんどん使われているのでしょうが、忙しすぎにならないようにお願いします。

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