昨日、改めて、頭頸科と、口腔外科と、歯科について勉強しました。
漸く休みを取って昨日、歯医者さんへ行きました。いつもは三田病院ですが、横浜市大付属病院の歯科に行きました。
結局学んだのは、口腔癌経験者でもオーラルケアとかプラークケアとかはこれらの大病院よりも、普通の歯医者さんがいい、とのこと。
普通の、と言っても、普通の歯医者さんだと、口腔癌で上顎切除とか放射線治療していたりすると、開口困難があったり、骨髄炎になりやすかったり、抜歯できなかったりするので、治療を断られることもあります。
癌治療をした病院での情報を伝えるための紹介状をもらい、治療の提携をしている普通の歯医者さんの紹介をしてもらいましょう。っていうことが、やっと解りました。
三田病院ではうちの近所の歯医者さんは解らないので、市大病院の方で提携の普通の歯医者さんを紹介してもらいました。
もう6年前ですが、近所の歯医者さんで最初に歯肉の異常をみつけてもらって、紹介されて市大病院の歯科に行きました。この時の近所の歯医者さんは、提携病院には入っていませんでした。
結局、お世話になった病院は、
○近所の歯医者さん:異常をみつけてもらう。
○紹介されて、歯科大学の付属病院:歯科だけでなく全身だから、と言われる。
○さらに紹介されて、大学医学部の付属病院の歯科・口腔外科:病気の部分と全身についての検査を受け、耳鼻科も受診。
○セカンドオピニオンで癌研病院の頭頸科へ。ここで治療(放射線・抗がん剤・手術)を受けました。
癌研病院に(当時)、歯科もあり、エピテーゼという、切除した上顎部分を含めたでっかい入れ歯を作りました。
歯科・口腔外科は歯医者さんで歯学部、耳鼻科は医学部。口腔癌は広がると口腔だけの問題ではなくなるので、癌関連では頭頸科という科になり、これは歯科ではなく耳鼻科の別名のような感じです。
○治療後、順調に回復しつつも、歯のお手入れはなかなか大変。市大病院の歯科・口腔外科や、癌研病院の主治医達が移動した先の三田病院の歯科・口腔外科にお世話になっていました。
ところが、会社の歯科検診で、歯石をとってもらいなさい、とか、言われるのだけど、これらの大病院の歯科・口腔外科では、歯石をとるなんてことは、やっておられないようで。
町の歯医者さんの方が、歯周病とかオーラルケアとかには、口腔外科の先生よりもはるかに厳しいし、必要な器具などもそろっているそうです。
口腔外科の先生がちゃんとオーラルケアをやってくれないというわけではなく、分野が違うんですね。
術後5年半もかかって、やっと分かったよ。
頭頸科の主治医も、癌の再発がないかどうかは注意深く見てくれるけど、歯石とかは気にしてないようです。虫歯は気にしてくれるけど、口腔外科にくっついている歯科の先生に頼むと、やはり歯石とかはあんまり気にしてないようです。
だけど、術後何年もたつと、基本的な歯のお手入れというのが、実は実際上とても大事なんですよ。QOLというやつです。諸々の後遺症でお手入れが難しくて、もう、歯がボロボロだもの。
でも漸く問題点が分かったので、またぼちぼちと、やってみます。今度元気が出たら紹介してもらった近所の歯医者さんへ、い、こ、う。。。。何とか充電して。
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