火曜日, 6月 15, 2010

華厳の世界みつけた

サイモントン博士がカオスについて話された意味が、華厳経と関係があるのではないか、と暫く前に書いたのですが、みつけました。

華厳経の風景」というネット上の記事です。カオスと宇宙と、人間と、華厳経について考えた方の記事です。マンデルブローのフラクタル図形がたくさん載っているみたいです。私は、カオスと華厳経に触れられているものをみつけてホッとしました。サイモントン博士も、似たように考えられたのかもしれません。

ちょこっと説明できることではなく、私が「どういう意味ですか」と問うても、遠くを見て同じ言葉を繰返されるだけでしたが、そんな形ででも言及されるっていうのは、すごい先生です。本質を伝えようという先生の意欲に感謝です。サイモントン先生に会えて良かったです。教えて下さってありがとうございました。

華厳経は読めないけれど、フラクタルは式だから有る程度分かるし、それで宇宙について考える方が私には、分かった気になることができます。自然科学は凡人でもお経の内容を理解できるように進歩してきたのかもしれないです。

カオスは決定論的な理論で、フラクタルは無限に小さい構造を持っていますが、小さな世界は実際には非決定論的な量子力学が支配しています。そういう風になっているわけです。

自然科学の素養を持つ人が世界観について書くものは、それぞれの人の背景によってけっこう微妙に内容が異なっている事があります。私には私のイメージをうまく説明できないので、こいつ何言ってるんだ??と思われる方は「華厳経の風景」へ行って見て下さい。私のイメージというわけではないけれど、似た部分はあるだろうと思います。きれいな図形もいっぱいあるし。

華厳経ってうまくとっかかれるものが見つからなかったのですが、参考文献も載っていました。
アマゾンで中古ならあるようです。最近読めてない本が積みあがっているのだけど。。。

竹村牧男:NHKこころの時代「ブッダの宇宙を語る、華厳の思想(上)(下)」日本放送出版協会、2002年4月
竹村牧男:「華厳とは何か」、(株)春秋社、2004年3月

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