火曜日, 3月 10, 2009

イノベーションの芽は生まれている

「一歩踏み出せたなら景色も変わる」ウ~イェイ。(矢野健太starring Satoshi Ohno『曇りのち快晴』)

景色が変わって景気が良くなるには、今までと違う一歩を踏み出さねば。と思うのですよ。

私は特許調査の仕事をしているのですが、会社で、

(先輩)「あの提案は、つぶしたいので、そのための調査をして。うちの仕事の範囲ではないから。」

と言われたのですが、ノー、ノー。私は、「これ、面白いじゃん、やってみよう」と思っていた提案でした。

(私)「いえ、以前にもこの領域の案件をやったことがありますよ。一応読んでみましたが前例は無さそうだし、面白いですよ。」

(先輩)「。。本当にやる(出願する)なら、XX部とか、よそに回さないといけない。」

回してやってもらいましょう。うちの予算が無いのは確かで、できるだけ出願を減らそうとはしています。だけど、せっかくの新しい分野の芽を、つぶしてしまってはいけない。

特許庁主催のシンポジウムで話題になっていたオープンイノベーションの話でも、分野を越えて組織を越えて、イノベーションの芽を育てねばならない、と言われていました。

だけど、慣れていない分野は調査に時間がかかってしまうんです。さらに、つぶすつもりで大雑把に「これと似ています」という報告をするのではなく、詳細に読んで何とか差異をみつけて「こことこことこことここは似ているけれど、これは含まれていない」という報告を書くには、書き出してからまた時間がかかってしまうんです。含まれていない部分に進歩性が認められれば特許になります。いける感触で書けそうです。

相葉くんの舞台を見に行く前に件数を増やしておきたいのに、時間くってしまったぜぃ。

明日の午前中には提出して次の案件にかかろう。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

なるほどなるほど、と思って読みました。
一歩でも進まなければなにも変わらないし、変えられませんよね。
上手いことが書けなくてすいません。
やってみようという気持ちを自分が貯めるんじゃなくて、回すって方法もアリなんだな!って、ちょっと感動でした。

オルゴールぴょん さんのコメント...

間宮さん、こんにちは。お仕事復帰されたんですよね。ぼうやもお元気そうで、順調ですね。復帰おめでとうございます!

ワーキングマザーは居るだけでイノベーションですから。可能な限りの楽をして、ずっとお仕事を続けてくださいね。

変えるとか変わるという話としては、作って売っても利益が上がらない今までのものから、新しい領域に変えていかねば浮上はできないと思っています。でも、上が方針を示してくれないと大会社はなかなか変われないです。他部門との連携も困難です。

ここ暫くは、世の中がもっともっと変わっていくと思います。チャンスも生まれると思いますから、いい波をつかまえましょうね。

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