月曜日, 3月 23, 2009

癌とイメージングと『グリーンフィンガーズ』と『魔王』

いっぱい並べましたがあまり内容はありません。

『グリーンフィンガーズ』の相葉さんのコリンがまだまだ生々しく胸の中に残っているのですが、コリンがファーガスに促されてやっと自分の罪を告白して癒された姿を思い出すと、同時に、立ち直らなかった『魔王』の成瀬領を思い出してしまいます。成瀬さんは罪を乗り越えなかったなぁ。

コリンが活き活きとして生き始めるのは、ファーガスが与えてくれた『野草庭園』というイメージに向かって日々努力することができるようになってから、と言えないでしょうか。イメージングの法則に乗っかるかな。

成瀬さんが目指していたイメージは、破滅的なものだったから。あの人は破滅しちゃいました。

癌治療にも、イメージが大事です。直るイメージを持てたら、つらい治療にも励むことができます。けど、往々にして、余命何年とか言われると特に、そのイメージに合わせて死ぬ事を考えちゃうんだよね。死ぬとは限らない、が、科学的には正しいのに。死ぬとは限らないという正しいイメージをちゃんと持つだけでも、免疫力は上がるらしいです。

そういう不健全な信念を書き換える作業を行うサイモントン療法は、よく、イメージ療法、と呼ばれています。

サイモントン療法も、イメージングだったんですねぇ。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

e本日画像テータの説明があり上顎癌ステージ4でリンパ節への転移もおそらくあるだろうとの診断でした。大阪大学歯学部病院口腔外科です。外科的手術をした後直接患部への抗がん剤治療、その後の経過次第でリニアツクでの治療のようです。今月16日初診で来月9日手術予定です。癌研病院、国際医療の三田病院も考えてはいますが、時間との戦いの部分も有りどうしたものかと思っています

オルゴールぴょん さんのコメント...

こんばんは。ステージ4でリンパ節転移あり、は、私と同じですね。

私も最初の診断は口腔外科でしたが、私は目に近い方へ浸潤していて、或る先生からは、このくらい深ければ耳鼻科(癌では頭頸科と呼びます)だ、と言われました。耳鼻科は医学部で、口腔外科は歯学部ですよね。阪大の事は知らないのですが、一般には癌治療は医学部の方が専門領域です。

何があっても(つまり死ぬ事になっても)後悔しない治療を受けなさい、と言われ、最初の病院の検査結果と治療方針を聞いた後、当時の癌研病院頭頸科で今三田病院におられる鎌田先生のセカンドオピニオンを受けました。治療までの時間は伸びましたが、ここまで癌が大きくなるのには数年かかっているから、今最善の治療を探すための数週間を問題にするのは意味がない、とも言われました。
鎌田先生の「きれいに取れますよ」の言葉を信じて転院しました。なお、癌研病院の頭頸部の先生は4人も三田病院の教授・助教授・助手になって移っています。

私が受けた治療は、術前に抗癌剤・放射線でした。癌が小さくなり、始めの予定より少ない切除できれいに取れたようで、術後の抗癌剤などは無しでした。

私の印象では、口腔外科であること、手術で取りきれないことを想定されているように伺えること、が気になります。素人なので、それが最善の治療であるのかも分かりませんが。初診から1ヶ月も経っていないところで、十分な情報収集をするのは大変だと思いますが、治療は一旦始めたら後戻りはできません。
私の癌細胞のタイプは扁平上皮癌高分化型で、初診から治療開始までは昔のブログの『がんの覚え書き(略年表)』にあるように、約1ヶ月。始めの病院で撮ったMRIと、転院後放射線治療の前に撮ったMRIを比べると、やはり癌が少し大きくなっていました。けれど最終的には、転院後の治療の方が良かったと思っています。

上顎癌が進むと目を失ったりしますが、ちゃんと直って命がなくならない方がいいと私は思いました。結果的には目も残りました。時間に追われる中で様々な事を考えねばならないですね。大変な試練ですが、後悔のない道がみつけられることをお祈りします。

匿名 さんのコメント...

コメント感謝します。取り切ることは可能だが放射線は許容量が決まっているので最後まで取っておきたいとの判断と理解しました。東京に行くことは何の抵抗も有りません。
進展方向としては上方、奥方ですが画像を見ての説明では目までは距離があるので十分残せると言ってはいましたが、再発してまた手術になることを考えると怖い気がします。
私にとっては目を守ることは命そのものと同じなんです。なぜなら癌になった方の目しか私は見えないからです。東京に行くことはなにもためらいはありませんがウロウロしている間に進行が進むことがとても怖いです。、

オルゴールぴょん さんのコメント...

私も一昨日、大阪まで日帰りしたばかりです。新幹線は速いですね。9日までに日がありますから、転院想定ではなく単に納得するだけのためでも、セカンドオピニオンを受けられると意味は大きいと思います。
三田病院頭頸部腫瘍センターのホームページには先生方の担当の曜日が載っていますし、手術予定日や予定外でも診察が可能な場合があると書いてあります。

私もセカンドオピニオンの時(激混みの癌研病院で)、「先生が外来に出ておられる日に行けば大丈夫だから」と言われて、予約外の日に行って診て頂けました。
2月後半の月曜日に三田病院に検診に行きましたが、全然混んではいませんでした。癌研時代より、先生方は余裕ができておられるように見えます。事情を言って頼めばきっと早い時期に診てもらえますよ。

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