土曜日, 3月 28, 2009

サイモントン療法研修

サイモントン療法の宿泊研修(6日間、伊豆高原)が、毎年、2回行われているようです。サイモントン博士ご本人の講義などがあり、川畑先生が通訳して下さるものです。4月のプログラムに参加することにしました。期が明けてからで、会社の休みも取れて、参加申し込みもしました。

文部科学省がんプロフェッショナル養成プラン、とかのコースも、最近増設されたようですが、それの大元になる、以前から行われているコースです。
文部科学省がサイモントン療法のプロフェッショナル養成を後押ししてくれるようになったのなら、画期的な進歩です。日本でも癌患者のメンタルケアが広まっていくと期待できるかもしれません。

ところが。

サイモントン療法は精神神経免疫学に基づくもので、実績もあり、まぁ、ざっと言って「ちゃんとしたもの」なんです。けど、『せいしんしんけいめんえきがく』なんて言ったって、何のことやらなので、イメージ療法とか、ヒーリングとかとも呼ばれます。それで、怪しい、アブナイもの、じゃないか、みたいに思う方もあるんです(そうじゃない、ちゃんとしたものなんです、紛らわしい書き方ですみません4月になってからの追記です)。

そうなると、非常に説明はしにくい。おまけに、都合の悪いことに、以前から思っていたんですけど、NPO法人サイモントンジャパンのトップページは、どこやらのヒーリングサイト、という印象も強く。サイエンス系じゃないものに拒否反応を示す人には受け入れられにくい怖れもある、ぎりぎり境界線上みたい(そうじゃないちゃんとしたものなのに(追記))、なんです。

何の変な研修に行くんだ、と思われたようなんですが、イベントスケジュールに『文部科学省』の文字があったから、納得(安心?)してもらえたらしい。伊豆のコースは文部科学省のではないですが。

市民講座も日大医学部の講堂で、日大の病院の共催でやっているようです。4月8日で、無料です。興味のある方、どうぞ。

サイモントン療法は良いものなんですが、知名度がないため、どうも、話していて要注意人物扱いされそうなうっとおしい雰囲気を感じることも多いです。癌治療にサイモントン療法を併用することはオススメです。効果があって、副作用はないんですから。

5 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

wilsこんな時間に目が覚めてしまいました。また眠るとは思いますが。今掛かっている阪大歯学部付属の先生は自己免疫と言う言葉を手術の説明の時に何度か使いました。だから出来るだけ輸血もしたくない、自身の体の治ろうとする力を信じたいみたいな事を。31日生検9日術と言うのが今の病院のスケジュールですがとても向こうのような気がします。こうしている間にも癌はどんどん広がって・・・
三田病院は3日です。

オルゴールぴょん さんのコメント...

何ヶ月(何年?)も前から癌は少しずつ広がってたんですよ。4期まで来るのには相当かかったはずでしょ。可能な最短の、最善の治療を探っておられると思いますから、不安に感じすぎないようにしましょう。不安なのは当然ですけど。

歯医者さん達は虫歯予防とか、歯を大事にしてからだを丈夫に、とか、患者自身の力で状況を改善させることをよく仰ってますよね。癌について自己免疫の事を仰るのも正論として正しいのだと思います。

でも大事なのは、とにかく治ることで、セカオピで医学部出身のお医者さんの意見を聞かれるのはとても良い事だと思います。口腔機能については口腔外科は専門ですが、癌というのは口腔よりも広い背景で取り組まねばならない病気だと思います。

匿名 さんのコメント...

私もそう思うのです。もちろん補綴をはじめとする再生術も大事なのですが。癌自体が治らなければ再生術も何もあったものではありません。命がなくては再生も、術後のQOLもあったもんではないと考えています。

SeaMount さんのコメント...

私も患者として参加させていただきます。よろしくお願いします。

私のブログでは、上の記事一覧の[有明通信]を見ていただくと、サイモントン療法関連の記事が出て来ます。

『がん治癒への道―サイモントン療法の新たな展開』については、たくさん書きました。

オルゴールぴょん さんのコメント...

SeaMountさん、初めまして、ですよね。コメントありがとうございます。
ブログ拝見しましたが、今まで見つけられなかった、千島理論や船瀬さんの本についての議論を見られて興味深いです。勉強されてますね。まだちゃんと読んでいませんが大変参考になりそうです。
伊豆ではお会いできそうですね。ほっぺたが引っ込んでいる一般参加者が私ですので、見つけたら声をかけて下さい。

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