木曜日, 3月 12, 2009

Working mother is the best(働くお母さんが最高)

十数年前、米国赴任中に長女が生まれました。3年間のプロジェクトで、半年も休んではもったいないので、産前2ヶ月、産後3ヶ月休んで仕事復帰しました。米国での子育ては最高に楽しかったです。日本で生んだ長男の時よりも、ずっとのびのびと仕事しながらの子育てができました。

車に赤ん坊用のチャイルドシートを乗せて通勤しました。どの駅でも、ショッピングモールでも、エレベーターが使い易い位置に必ずあってベビーカーで楽に移動ができました。

保育園でも、日本みたいに休みの日には預けないようになどと言われることはなく、預けることを罪悪視されず、仕事する母親であることに敬意が払われていると感じられました。

ママさん雑誌があって、記事もさることながら、色々な会社の広告が、どれも、働く母親達を褒め称えていました。求人広告だったのだと思います。何の会社だったのか覚えていませんが次のようなフレーズがありました。

Working mother is the best. We are pround of working mothers of our company.

「働く母親が最高です。私達は我が社の働く母親達を誇りに思っています。」

ノーベル賞受賞者を何人も輩出している某大企業の社長の記事でも、自分の母親もworking motherだった、working motherを活用していく、と書いてありました。

私も、働く母親達は最高だと思います。こういうセリフを、日本の企業にも言わせたい。今現在でも、働く母親達は最高だと思います。

帰任してから、米国の会社と仕事上の取引がありましたが、そこの社長さんは、積極的に女性を雇用すると言っていました。女性の方が有能でよく働くから、という理由でした。

有能でよく働くという点では特に、働く母親であれば間違いはありません。まず、子供がいて働く、という時点で、働く意欲が大きいです。真面目によく働きます。

また、子供がいて働くということは、会社で働いている時だけでなく、家でも会社にいる時間以上に忙しいのです。家では、子供達の食事、衣服、健康、保育園なり学校での生活などの面倒を見て、さらに自分自身のこともしなければなりません。多くの場合、分刻みで並列に様々な用事を処理しなければ、生活が回りません。

つまり、働く母親達は、様々な仕事を並列で手際よく処理する訓練ができているのです。おまけに、家での仕事があるのでずるずると会社にいる暇はないですから、残業なしに、会社にいられる短い時間の範囲内でテキパキと仕事ができるわけです。

私もたまに遅くまで会社にいることがありますけど、奥さんのいる男性達、テキパキなんてやってませんよ。ぼさ~っとした会話とかしていて、「会社で何ダラダラやってんのさ」って、思う事はよくあります。

働くお母さん達、最高でしょ。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

本当!その通りだと思います!
効率良くやらないと、生活が回らないんです!
復帰してから多分、私2倍くらいは仕事多くこなしてる気がしますよw

不景気で残業が0になって週休が3日になって、仕事をする時間が突然ぐっとなくなったじゃないですか。
残業のない給料を見たり、時間のない中で仕事をこなすことに慣れてないみんなが凄くあたふたしてるなって思いました。

でもワーキングマザーはこれが当たり前で仕事してたんですから、本当に有能な社員だと思って欲しいですよねっ!

オルゴールぴょん さんのコメント...

うちの職場でも、早く帰れるようになった男性達が「子供が起きていられるうちに帰れるようになった」なんて言ってます。

子供と晩ご飯一緒に食べるくらい、当たり前であってほしいのに、晩ご飯もお風呂も寝かしつけるのも奥さんに任せてたんだよね。それで、女性社員に「普通に(男性社員と同じだけの)仕事をしろ」とか、言って、そういう基準で「評価」したりして、ね。

世の中が変わるのにはまだ時間がかかるだろうけれど、女性達の働き方の方がマトモなんだから、自信もって行きましょうね。

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