サントリーホールのコンサートに行ってきました。ダーリンと二人で、子供を置いて夜にお出かけしたのは初めてです。
朝、オカズを作って置いておきました。お湯を入れればできるラーメンを準備しました。無事、自分達で食べた模様。お風呂も沸かして入って、親達が帰ったらせんべいは既に寝てました。感心感心。たまこは「おなかすいた」と言うので、追加でシュウマイを食べさせました。おなかのすく中2娘はまだ自力で追加はできないらしいです。
ケルンWDR交響楽団、指揮はセミヨン・ビシュコフさんというロシア系の人。久しぶりのクラシックのコンサート。
サントリーホールはオーケストラの後ろに席があり、今回初めてその後ろの席で聴きました。指揮者の顔も身振りも間近にハッキリ見えるし、ティンパニのお兄さんの手元もばっちり見えるし、面白かったです。
すご~く、上手でした。バイオリンの音がきれいで、フルートの音がきれいで、トランペットの音がきれいで。ホントにホントにきれいだった。
後ろから聴いているためだったのかもしれないけれど、音が、重厚というよりその正反対の、線の細いような音で、でもきれいで、バイオリンの響きが『べっこう飴細工』みたいだ、と、私は思いましたよ。本来の音は正面から聴かなければ分からないのだろうけれど、後ろに来る音もきれいでした。
指揮者さんがくるくるパーマで、太ってて、うちのダンナさんは、何とかというマンガの何とかという登場人物に似てる、と言って、何とかは思い出せないそうですが、私も何かマンガで見たことある顔だ~、と思ったのだけど、思い出せません。(写真付き公式ホームページ)
で、ちょっと見には、クラシックの指揮者さんらしく見えない気がしたんですが、その指揮がすごく分かり易い。指揮棒がくるくる回って、でも回り方があんなに何種類もあるというのが、見事で、きれいで、すごくおしゃべりな指揮棒、って感じで、オーケストラよりも一回り、オーバーに表現をして演奏をひっぱっている感じでした。オーケストラの後ろの席だから、それがばっちり見えるのが、初体験でおもしろかった。
両手を振りながら全身で指揮をしてくれている小太りの指揮者さんが、だんだん、とっても可愛く見えてきて、オケの音もきれいで愛らしくて、あ~、『のだめカンタービレ』で出て来た、『白いバラの花』が飛んでくる、ってのは、これだ~~、と思ったよ。
西部ドイツ放送協会(WDR)のオーケストラだそうで、日本で言えばN響みたいなものらしい。ドイツの人はしょっちゅうこんなきれいな演奏を聴いているんだねぇ。やはり本場の実力はすごい。どの音も安心して聴けました。酔えました。ブラボー、でした。
福岡とか、仙台とか、大阪とか、回って、東京公演で最後だそうです。ケルンWDR交響楽団は、何枚もCDなどを出しているオーケストラだということでした。
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