水曜日, 12月 05, 2007

片付けなど(女性エンジニア日記)

今日は元の職場の方で定例会議がありました。先期、今期の業績とボーナスのことなどなど。

元の職場で何か用事があると、通勤が近くて助かります。ついでに、書類の整理などしました。

まだ元の職場に籍はあり、1ヶ月ほどは今までの机や棚を使わせてもらえる予定ですが、いずれ今までの書類の殆どは捨てねばなりません。

もう使う予定のない資料はバサバサと捨てますが、捨て難いものも色々あります。

海外出張のついでに寄った大学で、会わせて頂いた仙人のようなインド人の教授がありました。生きた伝説のような方です。頂いた論文や、個人的にして頂いた講義のメモ、到底捨てられません。

書きかけて仕上がらなかった論文のメモや資料、大半は捨てられるけれど、愛着のある分野のものは、やはり捨てられません。

私は仕事を変えていったいどうするつもりなんだろう、と、考えました。丸っきり変えるのなら、全部捨てればいいわけです。でも、一応技術に関係のある職場に行くことにはなったし、開発の現場から離れるのなら、開発に囚われずに好きな分野は趣味のように(?)追いかけることができるかもしれません。急いで全部を捨てることはない、と考えることにしました。

出した特許関係の資料も、これらは実務上捨てられません。結構多いです。ダンボール箱が要りそうです。

私が計画して私が作った試料で、いつの間にか(私が海外勤務している間にですが)他の人たちが分析を企画して実行し、結果報告会にだけ私を呼んでくれた時の資料も出てきました。こんなこともあったなぁ、と、思い出しました。
彼らは大人数、私は蚊帳の外、でした。先日の、『上司とうまくいっていない同僚』の話を思い出しました。彼女も私も、同じようなことを経験しているのかもしれません。
見事なデータで、見ていると感慨深いですが、今となっては古いデータ。捨てようかどうしようか、迷いましたが、代表的な図面だけとっておくことにしました。

男達は、ごはんを食べながら、無駄話をしながら、廊下ですれ違いながら、電車に乗りながら、集団で事を進めているのです。女はそれに乗れないこともあります。(女は女同士の結束を固めればいいのです。)

単行本も、考えてみると基本的な重要なものと、手放してもいいものとがあります。いくつかは手放さない方がよさそうです。

私が導入した装置、ウン千万しましたが、廃棄することになりました。もう古いし、私が休職している間は使う人が居なかったのです。これだけの予算をもらえたのだから、会社にはよくしてもらったと思います。

作った試料も、可也の予算が必要だったものです。作らせてもらえたのは、大したことだったと思います。まだ捨ててないけれど、これらは捨てねばなりません。

米国駐在中の共同開発相手の試料、他社に属する情報が入っているので、全部を自分で確実にシュレッダーにかけなければなりません。所々に出てくるのでドキッとします。うっかり捨てて訴えられたら大変です。もう古いからそんなこともないだろうとは思いますが。普通の社内資料はリサイクルセンターでおじさんがシュレッダーにかけてくれるのですが。

米国駐在の記念品や写真、捨てられません。

そんなに新しい職場へ持っていけるかしら。

まだ本当に移動するのは先ですから。

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