水曜日, 3月 31, 2010

年度の最終日/特許調査

今日は、3月末で職場を去られる方たちのご挨拶がありました。私の特許調査の師匠を含めて3人。仕事は減らないのに、人は減ってしまいます。

師匠には個人的にプレゼントをあげました。今後も個人事業主として特許調査はたっぷりお願いする予定のようですが、他にも、地域の自治会の仕事や、奥様との散歩などもやりたいとのこと。

仕事に燃えてしまう師匠ですが、今後は仕事以外にも世界を広げようとされているようでした。朗らかな方なので、うまく仕事からフェードアウトして、素敵なおじいさんになられると思います。

退職される方を見ると、自然と自分の行く末の事も考えてしまいます。

今まででうちの職場で特許調査を現役で続けられた最年長は70歳!です。景気によって、社員で居続けるか師匠のように個人事業でやるかなどは変わりますが、やろうと思えばそのくらいまでやれる仕事です。

但し、調査の質の問題もあります。私も経験を積んできて、他の方の調査で質が伴わないものが目についてきました。どう対策できるのか、個人の努力の問題なのか、分かりませんが。

昔は文科系の方がキーワードだけで機械的に検索していた時代もあったそうです。技術系の人でも、それに近い場合もあると思われます。それでも一応、ひっかかってきたもので調査報告書は書けてしまう、という仕事です。

ま~、仕事ってそんなものかもしれません。

職場の上司は調査の件数の事は言いますが、質は見てくれません。質が一流でなければ、楽しくできないのですが。

今期は、件数ノルマにちょびっと上乗せして終えることができました。上司は、ホッとした様子で「良かったね」と言ってくれました。私は元々が質に燃えてしまう技術屋あがりで、事務系の上司とは感覚のずれがあります。でも、上司のやり方にもだんだん慣れてきました。

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