金曜日, 10月 19, 2007

サイモントン癌療法の10の原理:その6

サイモントン癌療法の10の原理
"The Ten Tenets of The Simonton Cancer Program"


どこまで訳したっけ、と忘れそうになるくらい、久しぶりです。続き、行きます。


6. Harmony is central to health - balance among the physical, mental, and spiritual/philosophical aspects of being. This extends to relationships with self, family, friends, community, planet, and universe.


6.調和が健康の中核である。つまり人間の、肉体と、心と、精神的/哲学的な側面の間のバランスである。この調和の範囲は自己と家族、友人、地域社会、惑星、そして宇宙との関係へと広がる。


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サイモントン癌療法10の原理の訳の続きです。

10の原理 その1その2その3その4その5は、


1.我々の感情は、健康と病気(癌を含む)からの回復に大きな影響を与える。感情は免疫系やその他の治癒の仕組みの強い原動力である。

2. 我々の考えや態度は、我々の感情に影響を与え、それによって我々の健康と治癒の仕組みに影響を与えている。

3.我々は自分の考え方や態度に大きく影響を与えることができる。それによって我々は、自分の健康に大きく影響を与えるように、自分の感情を形成することができる。

4.考え方、態度、感情へ影響を与えるやり方は、このプログラムで与えられる様々な用いやすい方法によって、すぐに教わることができ学ぶことができる。

5.我々は皆、肉体的な、心理的な、社会的な、精神的/哲学的な、存在として活動している。病気である人、その人の家族、地域、文化の個別の必要性に注目した上で、これらの側面に本腰を入れて取り組み、その広い文脈における治癒を目指さなければならない。





でした。

5までで、考え方や態度は治癒に良い影響を与えるように変えることができ、それは肉体から精神、哲学まで含めた、広い文脈での考え方・態度の深い意味での変革である必要がある、と述べました。
その6では、その変革の後、肉体から精神までの調和が得られ、この調和は社会から宇宙まで広がる、と述べています。そういう調和が、健康の中核である、と述べています。

そんな調和が得られたかどうかは分かりませんが、病気になってから、命や、地球や、宇宙について、随分と考えました。癌と言われて死について色々考えると、自分がこの星の上に生まれたこと、宇宙の摂理によって生命という不思議なものが生まれ、自分や地球上の他の生命が生かされていること、などについて、考える傾向が強まります。全員ではないかもしれないけれど。サイモントン療法のカウンセリングではそういう方向へ思考を促してくれます。

そうすると、安心できるようになります。

自分が病を得たことも、死でさえ、宇宙の摂理の中にあります。宇宙の摂理は地球の上に生命を生み出してくれましたが、単細胞生物から始まった私達は、ここまで進化することができました。結局、生命は良い方へと導かれて劇的に変化してきたのです。大局的には、宇宙によって我々は愛されているんじゃないでしょうか。

ちゃんと勉強しているわけではありませんが、ヨガや古代インド哲学では、息をすることによって宇宙とへその緒でつながる、と考えるそうです。母の胎内で守られていた時、へその緒から呼吸し、命を営むために必要なものを得ていました。胎内から出て肺で呼吸するようになった今は、息をすることによって母なる宇宙に繋がっているのです。で、ヨガでは色々な呼吸法が、中核的なレッスンになっているそうです。私はやったことないんですけどね。

社会や宇宙については、それぞれの地域や文化に応じて、それぞれに考え方があります。そこも含めて本腰を入れて考えましょう、とサイモントン療法では言っています。

自分、家族、社会、地球、宇宙、などが、全部調和していたら、ストレスはないでしょう。なかなかそうはいかないと思いますが、癌になる人は調和を取り戻すよう考え直してみると、良い方向へと何かが大きく変わるかもしれません。






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