火曜日, 10月 16, 2007

復帰できない人

復帰して2ヶ月目です。だいたい一ヶ月おきに、上司と産業医の先生と、勤労担当、総務担当の方々と、復帰後の調子について面談があります。

まぁ、ぼちぼち、ってことで、今しばらくは今の調子で、今の勤務地で短時間勤務でやりましょう、ということになりました。

でも、上司は、いずれ私を『遠い職場』に移動させて、特許業務につかせたいと思っているのです。私は、通勤が長いのは対応できない、と当初から言っているのですが。
特許業務をやるからには、勤務管理上の安全責任などからも、特許部隊の場所へ勤務地を移らねばならない、というのが上司の主張。

「当初から言っているように、できません」と言ったところ、「あんまりそんなに言っていると、先方からも、復帰はできない人だと思われてしまうよ」って言われちゃいました。

通勤が遠い人はいくらでもいる、家を買ったとたんに転勤を命ぜられる人もいる、昔は男女の役割分担で、女の人は外では仕事をせずに家のことをやったけれど、今は世の中が変わって女性が家のことも仕事も両方やろうとしたら、両方の仕事の量は変わらないのだから絶対無理は出る、それは皆やっているのだからそれを理由に、できないというのは通らない、

と、熱弁をふるわれてしまいました。

それでも、できないものはできない。できている人も居るかもしれないけれど、それはおばあちゃんが家事をやってくれるとか、家政婦さんを雇うとか、特別な条件を備えている場合。普通に健康な状況でもできないから、わざわざ今の職場の近くに引っ越したのです。無理にやろうとして削れる部分は、私の食事の時間しかありません。

どうやら、上司は私の夫に家事をやらせたいのかもしれないけれど。病気になる前の一時期はそんな風にもなってましたが、もう、やりたくないです。彼も腰痛持ちだし。

家庭の事を度外視して仕事をするような復帰をしなければならないのなら、復帰できない人というのはその通り。

今の勤務地でも、『思いもしないような仕事』(?)ならあるらしいです。まぁ、特許調査の仕事は、出来すぎの良い条件。私のキャリアが生かされるというのはその通り。それをやらせようと言って下さるのは有難いけれど。

まだ、数ヶ月は決定を猶予して貰えるようで、時間をかけて体力を戻しながら検討しましょう、ということになりました。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

なんとなくわかります。会社の言い分もわかりますが。何よりも一番大切なのは健康です。上司に訴えるより、産業医にきちんと説明してはいかがでしょうか。
無理はいけません、無理は。
前例がなければ、前例になればいいのです。ゆっくり理解してもらいましょう、お互いに。

オルゴールぴょん さんのコメント...

そう、前例を切り開く、時代の最先端。はぁ~。最先端て疲れますね。休みたいよ~~、っていう最先端なのですが。

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