土曜日, 2月 06, 2010

定年後の暮らし

先日、職場で定年退職された方がありました。そのお祝いをするお食事会がありました。定年後の暮らしぶりについて色々伺いました。

次の仕事を探したいけれど、健康上の理由で暫くはゆっくりされるそうです。お散歩以外には特に何もしていないとのこと。でも、その暮らしぶりが、動物との触れ合いが多くて、なかなか豊かな感じなんです。

散歩で多摩川に行くと、トンビが居て、エサをあげると食べるそうです。度々行くので覚えて、この方が現れるとトンビが上空に寄って来るとのこと。パンをあげるそうです。

他にもトンビにエサをあげるおじさんが居て、そのおじさんは肉をあげているそうです。先にその肉をトンビがもらった後だと、もう、行ってもトンビは寄ってこないとのこと。満足しちゃうのでしょうね。

お子さん方は皆独立されて、一緒には住んでいないけれど、猫と犬を飼っているそうです。両方とも多摩川で拾ったとのこと。

犬の散歩はお天気が悪くても必ず行くそうです。その話題で、参加のほかの方からも面白い情報が出て来ました。

犬の散歩をしていると、犬を介して色々な人と知り合いになれるらしいです。年配のおじさんが可愛い犬を連れていると、女子高生とも話ができる、とのこと。なるほどねぇ。犬がいないと、無理かもね、大抵の場合。

同じ時間に犬の散歩をしていると、同じ人と会うので、お友達を作りやすいそうです。

本名ではなく、ポチくんのパパ、とか呼ばれるそうで、かえって本名を知らせずに、犬経由での付き合いをする方が楽しめるという意見もありました。

幼児を公園に遊びに連れて行くお母さん達が、何々ちゃんのママ、とか呼び合っているのと同じですね。

けっこう、子供は自分の都合で自分勝手な行動ばかりするけれど、犬は必ず飼い主の帰宅を喜んでくれるので、かえって子供よりも可愛い、という意見もあります。子供も大きくなってしまうと、ペットほどには可愛くないのかも。

自分の定年後というのはまだイメージが持てないのですが、ペットがいる暮らしもいいかもしれません。



     

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