金曜日, 1月 29, 2010

笑いと遺伝子標的薬、どっちが効く?

遺伝子には膨大な情報が書かれています。ゲノム、というそうです。それが、何年か前に全部解読されたそうです。今はその暗号を解いている最中とのこと。

で、その遺伝子情報に基づいて、癌などを治す画期的な薬ができると期待されているらしいです。できたら、癌の人はみんな、治る?? 寿命は画期的に延びる??

さあ。私は答は知らないのですが、知っている事を素人なりにつなぎあわせると、そうでもなさそうな気がします。

人間の遺伝子の情報は全部が使われてはいない、とのこと。部分的にオンになったりオフになったりして、97パーセントは眠っていて、オンになっているところのタンパク質が作られるとのこと。

筑波大学の村上和雄先生の本に書いてあります。本棚においといたら、今中3娘のたまこが読んでいるようです。


生命のバカ力

どこの遺伝子の部分がオンになるかは、その人の心の状態で変わるそうです。これって、すごいですよね。
部分的にしか解明されていないようですが、村上和雄先生はノーベル賞候補だと聞いたことがあります。

ゲノムの暗号が全部解読されても、遺伝子のどの部分がどうやってオンになるのかは、別問題。心で変わるというのは、落語を見て笑った後はNK(ナチュラルキラー)細胞が増える、などが有名です。

心で変わる、っていうところで、途方にくれてしまいますよね。でもとにかく、健康的な気持ちで暮らすのが、健康にいい。

心で変わるっていうところは、量子力学の観測問題と関係していると思います。量子力学、今は、理系の大学生は皆知っていると思っていいでしょうか。高校生は知らないでしょうね。微分方程式を高校生が習う、とか、習わない、とか、揉めていると聞いたことがありますが。

現代を理解するには量子力学は不可欠なのですが、なかなか一般的ではありません。もう、量子力学ができてから100年になろうとしています。

細かい説明はできないけれど、量子力学では、物の法則がある意味、心と相互作用するんです。観測の仕方で測定値が影響を受けるのです。そういうことが、体、という、物と心の接点にある世界の中で起きているのだろうと思います。解明されかけているし、今世紀中とかには、解明されるのではないかと思います。

でも、そんなことは知らなくても、昔の多くの賢人達は、心が健康に大きな影響を与えるということを知っていました。キリストも、カントも、他にも、私の知らない多くの賢人達を挙げることができると思います。

遺伝子暗号の解明で分子標的薬はそのうちにできるだろうし、製薬会社は華々しく売ろうとするかもしれませんが、全ての人に効くわけではないかもしれません。心の効き方の方が大きいかもしれません。

2 件のコメント:

奈津子 さんのコメント...

賛成~

って、ゴルぴょんさんの難しい解説は殆ど理解できてないんだけど、
「笑い」とか、
「心の効き方のほうが大きい」とか、
私もそう思ってま~す

新年に神社へ初詣に行ったときにも考えたんだけど、
‘良いことがありますように'
って祈ると、病気やトラブルがあるたびにご利益なんてないんじゃないか?ってことになっちゃうけど、
あれ、違うんだよね。
‘何があっても前向きな明るい心が失われませんように'
と祈ってるんだよねと私は思った。

病気に限らず、絶望しそうなことっていろいろあるだろうけど、お金や薬じゃなく心の持ちようが案外肝要なのだとようやくうっすら気付き始めました。

でも、いい薬待ってるけどさ…♪

オルゴールぴょん さんのコメント...

奈津子さん、こんばんは。

何があっても前向きな明るい心が失われませんように。

だね。

病気やトラブルも、何かを教えてくれていて、そのメッセージを受け取れたら思いがけないご利益が与えられるのかもしれないし。

病気やトラブルの時にも「ありがとうございます」って言うと、それを解決するような道が見えてくるの。トラブルの最中には苦しいけれど、結局それは事実だって、私は思っているよ。

奈津子さんがお参りした神社の神様は、奈津子さんを守って下さいます。安心して今年も元気に過ごしましょう。医学も進歩しているし、ね。

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