水曜日, 1月 27, 2010

世の中の変化

世の中の変化はすさまじいですね。

今日の新聞に、米グーグルさんが電力事業に参入するとありました。新エネルギー源やスマートメーターを開発して、自社のデーターセンターが消費する大量の電力をグリーン化する(脱石炭化ということ?)とのこと。

電力は、環境問題や化石資源が有限である問題のために、風力や太陽エネルギーなど、昼と夜やお天気の変動で生産量が変わる新しいエネルギー源を含めて効率よく併用する必要が生じています。

そのややこしい電力の消費を管理するメーターをスマートメーターと言うらしい。グーグルはITや情報検索の会社かと思っていたら、その強みで電力という基本的なインフラにも力を発揮するつもりらしいです。

日本の、東京電力さんとかは、グリーンエネルギーを活用できますか。グーグルのスマートメーターに対抗できますか?

他方、暫く前の電車の中で、米IBM社さんが、水の事業はIBMに任せて下さい、という広告を出していました。IBMはインターナショナル・ビジネス・マシン、という会社で、コンピューターで有名な会社です。

水も、環境問題から、再利用とか、無駄に使わないとか、システムに強いIBM社がわざわざ、新規に参入しようと狙ってくる分野なんでしょうか。

IBMは米国で特許登録数1位、何人ものノーベル賞受賞者を出している、抜群の開発力を持っている会社です。汚染された水の再利用とか、飲み水の浄化とかと、システム力を組み合わせるのかな。高性能のフィルターとか。意外に思いましたが、水も基本中の基本のインフラなので、水を押さえれば強いでしょう。

今日、新聞に、横浜市が、水道会社を新設する計画がある、と報道されていました。浄水場管理の技術を活かし、海外受注も受けるそうです。   甘くないですか?

水質浄化の高度な専門技術を持つ会社と、システム力に強い会社と共同して、さらに大学の環境関連の研究室とかの協力も得てやっても、海外受注でIBMに勝てるかどうか。IBMが日本でだけ水事業をやろうとしているとは思えません。横浜版が海外で小さな仕事をいくつか受けることができても、すぐに駆逐されてしまうのでは。IBM並にできないなら、市内の水道だって自前で維持し続けられなくなるかもしれません。

IT化と、環境・資源問題って、個々人が携帯電話を持つようになるとかエコに気をつけるとかのレベルだけでなく、電力会社を変えてしまい、水道事業を変えてしまおうとしています。

今日の新聞には、有楽町の西武百貨店が閉店するとも出ていました。西武って、今はセブン&アイ・ホールディングスという、セブンイレブンが主体のグループ?の傘下なのですね。有楽町西武以外でも、百貨店の閉店はいくつもあるようです。

セブンイレブンなどのコンビニはとても一般的になり、消費活動はさらに、ネットショッピングへと変化しています。

あと今日の新聞にあったのは、いつのまにか、カメラ量販店のさくらやさんが、無くなっちゃうことになっているようで、いくつかの店舗がビックカメラになって残るそうです。

うちの中3娘が大学卒業するのは7年後の予定、小5息子は11年後の予定です。そのころは、無くなっている会社ももっと出るかもしれません。携帯電話だって無くなって、別のものをみんな持つようになっているかもしれません。私だって携帯を持ち始めてからまだ5年たっていません。変化が早いです。

年取ってられませんね。

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