日曜日, 7月 15, 2007

サイモントン癌療法の10の原理:その4

サイモントン癌療法の10の原理
"The Ten Tenets of The Simonton Cancer Program"

4. Ways of influencing beliefs, attitudes and emotions can be readily taught and learned by using a variety of accessible methods that are presented in this program.

4.考え方、態度、感情へ影響を与えるやり方は、このプログラムで与えられる様々な用いやすい方法によって、すぐに教わることができ学ぶことができる。



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サイモントン癌療法10の原理の訳の続きです。

10の原理 その1その2その3は、


1.我々の感情は、健康と病気(癌を含む)からの回復に大きな影響を与える。感情は免疫系やその他の治癒の仕組みの強い原動力である。

2. 我々の考えや態度は、我々の感情に影響を与え、それによって我々の健康と治癒の仕組みに影響を与えている。

3.我々は自分の考え方や態度に大きく影響を与えることができる。それによって我々は、自分の健康に大きく影響を与えるように、自分の感情を形成することができる。



でした。

感情が病気からの回復に大きな影響を与え、自分の考え方や態度を自分で検討し改善し、感情が健康に良い影響を与えるようにすることが、できる、と、その3までで述べました。しかし、実際にそれを行うことは簡単ではありません。
その4で述べる『このプログラム』とは、サイモントン療法のプログラムのことです。サイモントン療法のプログラムは、感情が健康に良い影響を与えるように、考えや態度を変えていくための、様々な用いやすい方法を教えてくれる、というのです。

サイモントン療法、と言った時に、イメージ療法のこと、と考えておられる方も多いようです。「白血球ががん細胞をばくばくと食べている様子をイメージする」など。

でも、私がサイモントン療法のセッションに通った時には、いわゆるイメージ療法の内容は殆どありませんでした。サイモントン療法の内容は常に改良を続けられているそうです。上記の『プログラム』は、米国のこのサイトでのプログラムを指しているのでしょう。日本のサイモントンジャパンでのプログラムと同一ではないかもしれません。

私が受けた内容の大部分は『ビリーフワーク』と言われるもので、心配な事、不安な事を書き出し、それを心配でない内容に置き換える作業。置き換えただけですぐに信じられるようになるものではありません。でも、よくよく、よ~~~く、考えていると、心配や不安が実は根拠のないものであったことが分かってくるということが、いくつもありました。

まだまだ、もっと修行したいな、と思い、もらった宿題を終えていないうちに、「ひととおりコースを終えました」と言われたので、私にはサイモントンのプログラムの全容は到底見えません。後は自分で探っていかないといけないのでしょうね。

だからご紹介はできないのですが、サイモントン療法の短期宿泊セッションが定期的に行われていますので、体験してみられることをお勧めします。患者本人にも、家族など、サポートをする立場の方にとっても、大変有用です。サイモントン療法では、その人、その人に応じて、様々に考えや態度を改善してくれる方法が体系的な技術としてあるのです。



       

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