日曜日, 7月 22, 2007

「癌が悪化するとは限らない」サイモントン癌療法のビリーフワーク(モルツビーの5つの質問表)

サイモントン療法はNPO法人サイモントンジャパン主催の宿泊セミナー(6日間)で学ぶことができるのですが、私は宿泊セミナーに行ったことはありません。家族が気がかりで、それだけ宿泊して家を開ける気になれなかったのです。統合医療ビレッジのカウンセリングには通いましたが、やはり消化し切れていない気がして、「10の原理」の翻訳など、してみているのです。

で、やはりちゃんと身についていないようで、ネットで探していたら、ビリーフワークの詳細を紹介して下さっている記事がありました。

サイモントン療法プログラム概要にも、『モルツビー博士の質問表』というものが載っています。信念が健全であるかどうか、をチェックするためのツールで、5つの質問です。

1.この信念は事実に基づいていますか?
2.この信念は自分の健康や生命を守るのに役立ちますか?
3.この信念は自分の短期的、長期的目標を達成するのに役立ちますか?
4.この信念は自分の悩みや困難を解決、解消するのに役立ちますか?
5.この信念は望ましい気分をもたらしますか?

このうちの2つがNOだったら、その信念は『不健全』であり、書き換えが必要なのです。私、ここまできちんとは理解していなかったのですね。

これはネット上でいくつかのサイトに載っていました。だから再録しても著作権違反ではなかろうと思うのですが。

このチェック表を用いてがん患者が陥りがちな不健全な信念の色々を書き換えて見せて下さっているのが例えば「ワンダーランドへの軌跡」というブログのビリーフワーク(その2)の記事です。例えば

「がんになった私は二度と健康になれないに違いない」

を、

「がんになっても、健康を取り戻せる可能性がある」

に書き換えます。この方が、事実だし、役立つし、気分が良くなるのです。

ありがちなのは、

「がんになったけれど、必ず健康を取り戻す」と無理に信じようとすること。

これは、私もカウンセリングのセッションでよく指摘されたのですが、そんなことを信じようとしても、嘘っぽくて本心では信じられないのです。実際、事実でもない。でも、「二度と健康になれない」も、事実ではないのです。

「健康を取り戻せる可能性がある」が事実であって、これは信じられます。

上記のページには他にも色々な例が載っています。とても参考になって、読むだけで元気が出ますから、気になる方、是非読んでみて下さいね。

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