木曜日, 7月 19, 2007

復帰後の仕事

私は自分が癌になった(癌をひどく悪化させた)背景に仕事はきっと関係がある、と思っているので、元と同じ働き方に戻るつもりはありません。ハードな開発競争を強いられる我が職場でも子育てしながら仕事をこなしている女性の同僚も沢山いるのですが、私はそれができるタイプではなかったと思います。それで、仕事を変えて下さい、と、上司に頼んだのです。

有難いことに、組合員だから、これだけ休んだ上で仕事を変えて復帰したい、と言っても、クビにはならない。

とは言え、仕事が選べるわけではありません。社内にある仕事で、人を必要としていて、私にできることがウマイことあるかどうかは、甚だ疑問なのです。

で、やらせてくれそうな職場が見つかったという連絡が来たのですけど、それが勤務地が遠いのです。と言っても一時間半弱の通勤時間なのですが。

一般的なサラリーマンとしては長い通勤時間ではないと言われる時間ですが、実際、子育てして仕事しての通勤時間のロスは、半端じゃなく生活の質に響くのです。世のお父さん方は、完全子育て放棄状態だから、一時間も二時間もかかる通勤ができるのですよ。

今の家には、保育園と会社と生活環境を考えて、わざわざ探して会社の近くに引っ越してきたのでした。元の職場には25分以内で行けます。でも、結局、通勤時間を短くした代わりに、それ以上にいっぱい残業したっけ。

通勤時間をかけて、残業はせず、むしろ短時間勤務にして、仕事はそこそこに。そんな生活にしないと、続きそうもありません。そこそこにやらせて貰えそうな職場に移ることは必須。パートにしたいくらいなのですが。うちの会社にはそういう制度はなく、病後ということで短時間勤務にはさせてもらえるそうです。

通勤時間がかかるということが、仕事量を減らす枠を作ることになるかな。

減らすと言ったって、毎日通えば仕事は仕事。それなりに経験は積めるはず。

わがままを言うと関連会社行きを薦められるかもしれません。そうなるといずれクビだぞ~との声も。

まだまだ、どうなることやら分かりませんが。人生、仕事が主体というわけじゃない。当たり前のことですが。癌のおかげで、定年前にそこにたどり着かせてもらえたのかも。

2 件のコメント:

ink さんのコメント...

 今日は以前の記事もゆっくりと拝見しました。「死んだら、どうなる?」とか千の風に関しても、同感だなーと思いました。病気(ひどくしてしまった事)と仕事との関係も本当にあると思います。私も思い当たるので。子育てだけでも大変な仕事なのに、同時にきちんと仕事をこなそうとすれば、無理な面も・・・そこまで頑丈な人ばかりではないというわけで。生活習慣病というけれど、私もオルゴールぴょんさんと同じで、生活習慣にはあまり心当たりないんです。ただ、病気になった方の鼻は、風邪を引いたときには、昔から症状がひどかった。ホントにわずかなポリープ的なものがあったのかもと思います。誰にもあるちょっとした不具合が、無理を続ける事で悪化したのが病気なのだと思います。病後の健康維持は、ある意味、『チョットわがまま=マイペース?』を大切にするのがコツとも聞きました。どうぞお仕事に復帰されても、無理をなさらないで下さいね。

オルゴールぴょん さんのコメント...

inkingさん、こんにちは。たいこさんのところでも拝見しましたが、上顎のお仲間が増えて心強いです。身近には居なくても、ネットでつながれば実はたくさん(でもないかもしれないけど)いるのですね。

古い記事も読んで下さって、ありがとうございます。子育て、仕事、新しいペースを作るのはまだまだこれからですが、これからも、私たちもそれぞれの『マイペース』でいこう!ですね。

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