楽天ブログの方で先にご報告しましたが、国際医療福祉大学三田病院に行きました。術後2年9ヶ月の検診で、異常なしでした。今回はCTなどはなく、口の中を見て頂くのと、首の触診でした。割と楽チンな検診です。異常無しで安心しましたが、予約をした内視鏡の方がユウウツです。多分こちらも大丈夫だと思いますが、職場復帰の予定もあり、安心しておいた方がいいと思って申し込みました。
8月いっぱいで復職しようと会社と相談していることもお話しました。体重が今だに最低体重から増えないこと、でも日常は元気に過ごせることを話すと、そうだねえ、そろそろ動いた方がいいかもねえ、とのことで、どっちでもいいよ、ということでした。
会社からも、復帰できるか主治医の意見も聞きたい、と言われたのですが、いいよ、と言われた、と言ってよいようです。
この日は歯科にも行って、久しぶりにプロテーゼの調整をしてもらいました。
痛かったプロテーゼも、かなり慣れてきていましたが、やはり時々ず~んと頭が痛くなります。また少し削って頂きました。
また、前歯の所のプロテーゼの端が出っ張っていて、鼻の下の唇の上が膨らんでしまっていたので、これも削ってもらいました。切除した側の口からほっぺたにかけては、殆ど動かなくなっているので、たるんでいて唇の上が膨らんでしまっています。でもよ~く気をつけたら、その膨らみの一部分はプロテーゼの出っ張りだったのです。
発音の方のリハビリは、今後もっと効果が上がる可能性があるのでしょうか、と歯科の先生に聞いてみました。
あと半年くらいしたら、またプロテーゼを作り直してもっとぴったりと密着させれば、もっと良くなる、とのこと。
もっと、口の中の粘膜を鍛えて、プロテーゼが密着しても大丈夫な強い粘膜にしてから、ということです。
ま、これは気長にやるしかないようです。
軟口蓋(口の奥)が上がらない、という点については、
「練習でもっと良くなる、でも、やり方を習って、家で自分で練習するのが基本です」
と言われました。
リハビリの先生の方には、行っても同じトレーニングの繰り返しで、構音障害の診断後半年の期間が過ぎ、健康保険診察の制限の話が頻繁に出て、プロテーゼ調節との組み合わせで診察が続いています。しかも、歯科でリハビリの点がついた日にはリハビリ科には行けないのです。保険のチェックが入るそうです。
なんだか、通いにくい上に、子供の事などでも気ぜわしく、家からも遠く、通うのもそれなり大変なので、リハビリは間遠になっています。
自分で練習するのも、間遠になっちゃってるのですが。
自分としては、以前よりさらに話し易くなったと思うので、ある程度日常生活がリハビリになっているのだと思います。それでも、電話はなかなか通じないし、夫からも、「分からん、分かるように話せ」と、相変わらず言われているのですが。
もうちょっと、失ったもの(話す能力)を取り戻そうと努力しないと、『癌患者美人説』に反してしまうでしょうか。
ゆっくり美人でいこうと思います。
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