火曜日, 4月 27, 2010

癌のお陰で

癌は生活習慣病だそうです。生活習慣が変わらなければ、治療した後でも同じ癌がまたできても不思議ではない、と思って、変えていかなきゃ、と思って暮らしてきました。

私の場合は仕事のしすぎが原因だったと思ったので、主に仕事との向き合い方を変えなくちゃ、と思ってやってきました。よく分からなかったけど、とにかく変えよう、と思ってやっているうちに、無事に5年が過ぎました。

で、もう、6年目に突入しているんですが、昨年からまたサイモントン療法を学んだりして、本当に色々、昔の自分とは変わりました。

本質的に人間は健康なもの、とサイモントン博士は仰っていました。元気は、元々の気の状態に戻るということだそうです。元々の状態ではないようなことをやっていたので、癌になった、ということらしいです。

どうやら、今になってみると、本当にそうだったという気がします。

サイモントン療法は本に載っているような構成でプログラム化されていますが、中身は、昔の賢人達の言葉やよく聞く常識的な考えを多く含んでいます。何も、特別な考えではない、とさえ言えそうです。

でも、普通の事が一番難しいんでしょうね。元気は元の気に戻るという、元々の状態というのが、そもそも分かりませんでした。

普通に生きるというのは、ラクです。癌になる前は、普通にしてなかったと思います。

人それぞれの「普通」とか「元気」とかがあるのだと思いますが。自分が自分にとっての「普通」とか「元気」を見つけることが必要です。

要するに、自分を大切に、が一番大切なのかな。癌のお陰でそういう事が分かりました。

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