木曜日, 4月 22, 2010

狼男とドラキュラ、頑張って!(「怪物くん」第1話感想続き)

先日の土曜日、嵐の大野智くん主演ドラマ「怪物くん」が始まりました。ちょこっと書きましたが感想の続きです。

私的には、大野くんの怪物くんは200点! 怪物ランド仕様も美しく、人間界仕様でもプリンスの気品がありました。我儘で乱暴な振る舞いや、人間仕様でのトンチンカンだけど大真面目な振る舞いで、私は「花より男子」の道明寺を思い出しました。

でね。怪物ランドのセットはテレビの予算としては良しとすべきなのかもしれないけど、お供の狼男とドラキュラが、人間ぽく見えちゃったのが残念なんです。

狼男、もっと狼男になってほしいです。「何々でがんす」っていうセリフも、単にそういう語尾の方言の一つみたいに人間そのものに聞こえてしまって、違和感がありました。できれば発声から何か狼男らしくして欲しいと思いました。

ドラキュラは、怪物くんの教育係という設定だったと思いますが、それらしい知性とか教養が感じられなくて、フワフワというか、へらへらした感じだったと思います。コメディだから、ということだろうと思うけど、かえって面白くないと思いました。

狼男、ドラキュラ、フランケンの3匹は、怪物くんを怪物大王から任された、怪物ランドのエリートなんだと思います。花男のF4みたいな感じに、思い切り本気で大真面目に怪物をやってくれた方がいいです。

コメディという点では、怪しい怪物たちが普通の人間界で大真面目に振舞ったら、自然と可笑しくなると思うんだけど。

花男の最初の方で、金持ち息子の道明寺の大真面目な振る舞いがコメディっぽかったのを思い出しました。大金持ちの道明寺の言動は普通とはズレていたからですね。

大野くんの大真面目の怪物くんの演技が一番正解だったと思うし、怪物プリンスのダイヤモンドのような輝きの演技に比べて、狼男とドラキュラが合ってないと思ってしまいました。

第1話の狼男とドラキュラは、私的には50点。フランケンは100点です。「フンガ」とか「フガ」とかしか言わないけど、かわいかった。かえって人間ぽい会話をしないのが良かったかも。

狼男とドラキュラ、「花より男子」を観て演技を研究して下さい。

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