水曜日, 5月 20, 2009

新型インフルエンザの記事から(大麻記事事件、毎日新聞事件)

ちょいと苦言です。インフルエンザ記事にからんで色々思い出しました。

今日、会社帰りに駅のホームのキオスクで、赤い大きなひときわ目立つ見出しの日刊現代が目に止まりました。「新型インフルエンザ劇症化の恐怖(単語が違っているかも。重症化?とか。)」みたいな見出しでいかにも、恐怖をあおってる。

新型インフルエンザは広まっていますが症状は普通のインフルエンザ並みかそれ以下で、毒性は弱いらしいです。広まっても、早目に気をつければ大丈夫そうだ、と思っているのに。

ウィルスが伝染する間に突然変異して毒性が強くなる可能性はあるらしいですが、それは普通のインフルエンザもそうだろうし、すぐにそうなるとも限らないし、必ずそうなるとも限らない。そんなことをあんな特大の見出しで書いたら、過剰に心配する人が増える可能性があります。それを分かった上でやっているのは、売るためでしょう。

日刊現代、って、週刊現代と同じく、講談社系なのかな、と思って検索してみると、やっぱりそうでした。

過剰に心配する人が増えてお店や観光地の売り上げが減っても、仕事が滞ったり子供達が遊びに行けなくなって困っても、自分達が儲かりさえすればいいらしい。

週刊現代の、大麻記事の事件と同じ感覚です。被害者のアイドルを事件の当事者であるかのように書いて、多大な被害を与えました。雑誌が売れればよかったんでしょう。

検索結果に日刊現代が毎日新聞問題で毎日新聞を擁護している、という内容が出てきました。毎日新聞問題というのも知らなかったのだけれど。
毎日新聞問題の情報収集wikiというのに載っていました。その擁護の内容で日刊現代の感覚が実によく分かります。

『毎日新聞問題』自体は、毎日新聞問題の情報収集wikiのトップページから見た方がよく分かります。毎日新聞がここまでひどいとは思わなかった。

毎日新聞の方も、裁判とかこのwikiの活動とかで、是正されていって欲しいと思うし、週刊現代・日刊現代の方は、すくい難いし、私としては、許し難いっス。

日刊現代の毎日新聞擁護を見ても、報道する者としての良心がなさすぎる。今後も報道被害を出しかねないように見えます。

多くの人たちはちゃんと分かっていて、日刊現代の記事なんてまともに取り合っていないのだろうし、週刊現代の記事も信用していないのだろうけれど。

それでもアイドル君の風評被害は残っています。許し難い。

知らない人はいて、買ってしまうのでしょう。週刊現代はあれ以来、訂正記事も謝罪記事も出した様子は無いなぁ、と思っていましたが、未だに廃刊になっていないなんて、不思議です。

そのままやり過ごせるつもりだったのかもしれないけれど、毎日新聞擁護などで同じ感覚の事を繰り返し、自分達の過ちを世の中に再確認させてくれます。侮るな、週刊現代。アイドルファンは、忘れないです。

毎日新聞問題は2チャンネルから大きく取り上げられるようになってきたそうです。大衆の良識がインターネットで集約されたようで、面白いと思いました。
やり放題にさせず、NOを言い、言わずとも買わないということでNOを示していかないといけないと思います。次の被害者を出させないために。

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