火曜日, 5月 26, 2009

術後4年半検診 異常なし

半日休暇を頂いて国際医療福祉大学付属三田病院に定期健診に行ってきました。上顎切除手術をして頂いた主治医に三ヶ月おきに診て頂いています。口の中を診て、首を触診して、異常なし。

唇の端の方にちょこっと、小さな小さなしこりがあるのですが、それも心配いらないとのこと。大きくなるようなら気をつけた方がよいけれど、今は小さすぎて針もさせないそうです。実際は、暫く前にちょっと炎症ぽくなっていたのですが、治ってからだんだん小さくなってきて、ちょっとだけしこりが残っています。

「4年半だね。次の次の回で5年だ。」

5年はひとつの目安ではあるんでしょうか。無事に迎えたいものです。もう一歩です。

先週、歯医者さんにも三田病院に来たのですが、その時に、なおとさんのお見舞いにも行きました。なおとさんは順調に超選択的動注の抗癌剤治療と放射線治療を続けているところです。

超選択的動注というのは、抗癌剤治療を、全身に抗癌剤が回るやりかたではなく、癌の近くまで動脈の中に管を入れて、癌の所にだけ抗癌剤を入れるやり方です。必要なところにだけ高濃度に、全体量としては少なく抗癌剤を入れることができます。

なおとさんとネットでの知り合いだと言ったら主治医は驚いていました。先日は歯医者さんも、驚いて、偉いね、と誉めてくれました。偉いわけではないのですが、癌患者同士って、助け合ってしまうという感はあります。

なおとさんは手術はしないかもしれない、とのことで、私の時と違っているのか主治医に聞いてみました。

まだ治療中でどうなるか分からないけれど、超選択的動注のやりかたが、私の時よりも細い血管まで癌の近くに抗癌剤を入れることができるようになっているそうです。機械も(何の機械かまでは分かりません)昔よりもよくなっているとのこと。

医学は進歩しているわけです。私だって、当時の治療だから今生きているのかもしれないのであって、数十年前の治療とか、江戸時代とかならば、もう死んでいたかもしれません。

三田病院は古い建物で、一見したところでは最新の機械が入っているのかどうか分からないような気がしてしまいますが、なおとさんによると、今の建物のすぐ横の空き地になっている部分に、超高層の病院に近々立て替えられるそうです。

三田病院の近くでは今、超高層のきれいなマンションがほぼ建築し終わったところで、三田病院も新しくなったら、麻布十番のイメージに合うぐっときれいな一角になるかもしれません。

2 件のコメント:

奈津子 さんのコメント...

あと2回で5年かぁ~
その途中からのゴルぴょんさんを知ってる私でも、5年という一区切りは「長かったなぁ」と感慨深いわ。
今年の秋には喜びの声を楽しみにしてるね。

オルゴールぴょん さんのコメント...

奈津子さん、ありがとう。
入院してた時の同室の方は7年目の再発だったし、10年目で再発したっていう方もあったから、5年と言っても急に何か変わるわけではない気がするの。油断すると仕事とかしすぎちゃうから、これからも奈津子先生を見習って癌に負けないように遊ぶように努力します。

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