金曜日, 3月 16, 2007

新しいプロテーゼで発音改善

今日は、国際医療福祉大学付属三田病院へ行きました。新しいプロテーゼの調整と、発音のリハビリです。

新しいプロテーゼではよく噛めずに、殆ど食べられないような感じでしたが、一週間ほどである程度食べられるようになりました。でも、かみ合わせがやはり合っていなくて、食べ物をすりつぶすことができませんでした。スパゲッティも噛んでも麺を噛み切れず、また食べられなくなっていました。歯科の先生に調整して頂きました。調整結果は、う~ん、なんだかなぁ、なのですが、前よりはよくなりました。

プロテーゼの変化に合わせて口の粘膜の状態が変化するので、また2週間後に次の調整をし、徐々に良くするそうです。切除した方は上アゴがなく頬骨でプロテーゼを支えているのですが、その部分の皮膚がだんだんと鍛えられて固くなり、支えられるようになってくるそうです。だんだんと密着性を良くするとのことでした。

次にリハビリ科へ回りました。前回新しいプロテーゼを持っていくのを忘れてしまったので、リハビリの先生はお待ちかねでした。さっそく、「あ~、い~、う~、え~、お~」の録音を録って、前々回に録った今までのプロテーゼのスペクトルと比較。正直、見せて頂いてもよく分りません。周波数分布の黒い縞模様が出るのですが、似たような模様です。でも、先生は、『劇的です、よくなってますよ!』 ?? そうかなぁ。言われて、良く見ると、あ~、と、い~、については、黒い縞模様が濃くなっている部分があります。そう言われて、以前のと聞き比べてみると、確かに新しい方がきれいに聞こえます。う~、え~、は同じでしたが。お~、は、聞いた感じでは古い方がきれいでした(ありゃぁ)。

リハビリはいつも『言語聴覚士』の若い先生が指導して下さるのですが、リハビリ担当の医師の先生ともお話をします。医師の先生にも報告したところ、「うんうん、じゃぁそのプロテーゼを並べて写真も撮っておいて下さい。」とのことで、撮影もしました。この結果が歯科の先生のところへレポートされるようです。

家でお父さんに聞いてもらった時には、「変わらん。やっぱり分からん。」って言われましたが、良くなってたようです。でも、『すご~く気をつけて聞けば分かる程度の差』なのでありました。


お昼ごはんと、夕飯は、新しいプロテーゼで食べました。

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