月曜日, 8月 13, 2007

破綻していてもいい

最近、『花より男子パート2』をきっかけに、松本潤をおっかけています。で、タイトルに書いたように、「破綻していてもいい」ということを考えるようになりました。

『花より男子』の道明寺司(松潤)って、破綻しているんだよね。やることなすこと。性格。乱暴で優しい。美しくて醜い。馬鹿で考え深い。つくし(相手役)へのあり得ない設定の恋愛。松潤はそれを抜群の演技力で丁寧に演じて、魅力的な道明寺司を生み出しています。

ふと気がついたんだけど、私も、破綻している人間。でも、破綻していてもいいんだね。

今まで、Aという私と、別のBという私を、きちんとつくろって、統一した何かである私として生きなければならないと思っていました。そうしないで生きることは、怖いと思います。

でも、松潤が演じる道明寺は破綻していても、破滅的じゃない。自分を本能的に磐石の確かさで信じているから。

究極的には、例えつくしの記憶が飛んでしまうほどに苦悩しても、本能だか霊感だかの導きでそれを乗り越えて窮地のつくしを助けてしまう。ドラマでは何度か、道明寺がつくしを追いかける(守る)のは『本能』って言ってたけど、私には霊感と言った方がぴったりします。

破綻していても、破滅しないでいられるということが解りました。

昨日は、代替・統合医療コンベンションの2日目でした。それの内容もスゴかったんだけど、帰り道の本屋さんやコンビニで、週刊誌や芸能誌で松潤を探してしまいました。裏表紙の広告に小栗旬が使われてたけど、松潤はどこにも無し。毒気のある松潤より清潔感の小栗旬の方が受けているのかな。かつえて、でもそのまま帰りました(当たり前じゃ)。

日本の世の中、色々破綻しています。癌コンでは癌医療の色々な破綻が示されました。年金も破綻しているし。年金なんて、あれで何で暴動にならないんでしょ。総理大臣はやめないし。

でも世の中の破綻まで責任感じる必要はないんだ。そもそも自分が破綻してるんだし。

破綻したままで、1人分を生きることで、1人の人間になれる。自分という本能や霊感をしっかり感じていれば、できる。それでいいんだ、と思うようになりました。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

病気と松潤、このベクトルの向かう先、ゴルぴょんさんの新たな気付きはとてもおもしろいなぁ。うん、あなたっておもしろいわ。

どんどん松潤ネタ書いてください。

オルゴールぴょん さんのコメント...

松潤ていうか、道明寺はかなり病的な人だからねぇ。でも道明寺みたいな人は癌にはならないのよね。むしろきちんとした花沢類の方がなりやすそう。
日本人の半分は癌になる、という法則でいくと、F4の中で癌になりそうなもう1人は、屈折してる西門総二郎かな。
で、このどっちかが癌になって、助けるために道明寺司やつくしが尽力して、そのお陰で自己変革するドラマがあって、完治するのよ。
花男の次、次、次、次回くらいの、F4が40歳とか60歳とかになったころのストーリーとして、どうでしょ?
花男用語わかる? F4は花男に出てくる花の四人組です。

匿名 さんのコメント...

へへん、F4くらい分かるよ~ん♪
私ね、花男は漫画も見たことあるし、昔アニメになったやつも見た。

 「花癌」もおもしろそうね。

オルゴールぴょん さんのコメント...

花癌?? うへぇ。癌、て、やっぱり美しくない単語だね。

私はDVDでパート2を見たのが初めてで、娘がパート1を見てた時にはまともに見てなかったから、改めて借りなおして見てバカにされています。余計にお金かけちゃった。

漫画の原作からはイメージ違っちゃってる部分もあるのかな。

漫画は完結してるんだろうけど、ドラマの方はパート3もあるかもね。癌が出てくるかどうかは未知数だねぇ。出てこないかな。

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