金曜日, 7月 23, 2010

口腔癌とフェイシャルエステ

先日、マッサージセンターに行きました。肩が凝るんです。

上顎切除手術と、リンパ節郭清手術をしていて、首の前側にある2本の筋肉の片方がありません。バランスが崩れて肩が前へ傾いてきているし、首筋がつっぱって、上顎のエピテーゼも痛くて、頭痛もするんです。

なので最近、時々マッサージに行き始めました。タイ古式マッサージというところと、てもみんと、マッサージセンターに行きました。

そのマッサージセンターのおじさんによると、顔の傷のところは、ほっぺたを上側にそーっと上げるようにマッサージすると、筋肉がついてくると思う、とのこと。

それで、そのおじさんは単なる「あんま」だけれど、専門のフェイシャルエステの人に一度やってもらうとよい、とのこと。それで覚えて、自分でやるようにしなさい、って。

顔の傷はね~。最初の頃は、ピリピリしちゃって、触る事もできない、っていう感じだったんです。だから、お化粧もしなかった。

数年たって、有る程度お化粧もするようになりましたが、傷が固く硬縮して、へこんで、でっかいえくぼになってきました。

病院で入院中に、口の中に反対側の手の親指を入れてほっぺたを伸ばすように、って言われてましたが、もう、固~くなっちゃって、ちっとも伸びやしません。

で、傷の付近に触ると、やはり痛いのですが、以前のようなピリピリ感は薄らいで、有る程度引っ張ったり揺らしたりしても大丈夫になってきています。何とかならないかなぁ、とは思っていたのです。

フェイシャルエステ、なんて、お化粧もろくにできないような元口腔癌患者には関係がないと思っていましたけど。顔の筋肉がどうなっているとか、どう揉めばどう反応するとかいうことについては、エステの先生が一番の専門家なんですね。

ま~、そういう観点でのお客さんは殆どいないでしょうけどね~。

色々行ってみるにはお金もかかりそうだなぁ。

手始めに自分でほっぺたの皮膚を上に引っ張ってみていますが、これがすこぶる気持ちよいです。傷のところがぐ~んと、伸ばされる感じです。

朝夕の通勤のバスの中や電車の中で、せっせと傷の上の頬骨あたりを上に引っ張ってます。毎日やったら効果があるかも。

ボディー(肩)だけでなく、顔のエステにも行ってみたいです。


   

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