木曜日, 7月 08, 2010

気難しいおじいさんの介護

久しぶりに弟が泊まってくれました。いつも、急に仕事でこちらに来て、ホテル代わりにうちに泊まって、朝はうちから都内へ出勤していきます。

弟は暫く前に、地方にいる両親の所へ行ってきてくれました。大分前に書いたことがありますが、うちの気難しい父はもう歩けなくなっているのですが、ガンとしてデイケアなどに行くことを拒み、母が家で介護をしています。

一年半ほど前に私が行って、使える介護施設を調べたり、福祉相談の方やケアマネージャーさんの所へ母を連れて行ったりしました。

当時は父はガンとして介護保険のお世話になることを拒んでいましたが、結局、今は、介護の方や、看護師さんや、お医者さんが、土日以外は毎日どなたかがいらして下さるようになっているそうです。私が母と会ったケアマネージャーさんが中心に、プランを立てて下さっているようです。

私や他の親戚は、母が倒れる前に父と母の二人で入れる施設などを考えた方がいいのでは、と考えていました。

今回は弟が、私も会った福祉相談の方とケアマネージャーさんとお会いして、相談をしてくれました。ケアマネージャーさん達の考えは、私達とは違っていました。

父本人が今の生活を望み、福祉のお世話になることを望んでいないので、今の生活を続け、もし実際に母が倒れたら、その時に父と母と同時に入院すればいい、それから二人一緒に入れるような施設を探せばいい、とのこと。

普段両親の近くにいる親戚は、急に探そうと思ってもすぐに入れる施設がなかったりするかもしれないから、予め考えた方がいい、と思ったようで、私もそのように考えていました。でも、そうではなく、入院すればいい、らしいです。

実際、このおじいさんは、ものすご~く気難しいので、何が何でも人様のお世話になる事は拒否する姿勢で、今の内にどこかに、なんて言っても実現は難しそうではあります。

弟によると、福祉の方やケアマネージャーさんは、思いのほか良く考えておられて、感心した、とのことでした。

専門家だし色々な例を見ておられるので、身内の者よりも、適切な判断ができるのでしょうね。

私は、まずは、お医者さん、看護師さん、介護の方が、交互に訪ねて下さっているということで、非常に安心しました。

今後の見通しは、安心とは言えないけれど、色々な方が考えて下さって、なるようにはなっていくのではないか、と思えました。

私は、親戚や母よりも先に倒れちゃったような形ですが、一応、父の介護を軌道に乗せる部分では関われたので、良かったと思います。

それ以上には父の面倒はみていませんが、孫の顔を見せてやれたのでその点では親孝行できたと思います。

私は自分の家族と自分の事をちゃんとやっていこうと思います。



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