火曜日, 3月 15, 2011

助けを求めましょう

うちは横浜なので、今回の地震では、東北の方々の被害の大きさとは比較にならないような殆ど無傷ですみました。それでも、先日書いたように帰宅難民は経験しました。

その時に感じたのですが、困難な状態に遭ったら、助けを求めた方がいい、と思います。

避難場所になっていた夜中の地下街で、女性一人の方たちで、立ったまま、凍りついたように緊張している方がありました。無理もないけど。

話しかけた方がいいかなぁ、とも思ったけれど、こちらにも余裕がなくて、わざわざその女性の所まで行って話しかけることもできませんでした。

結局、横にやってきた年配の女性に話しかけて、私が座っていた同じダンボールに座ってもらって、救援物資の毛布も手に入れることができ、色々相談したりして、私は心強かったです。年の功のある年齢同士で助け合っちゃったという感じです。

そう言えば、その前に地震の直後、JRのシャッターが下りた改札の所で、いずれ動き出すのではないかと3時間くらい待っていたのですが、その時にも年配の女性二人組みと、私と、もう1人のそこそこ年配の女性とで、新聞紙を分け合ったり情報交換したり、おしゃべりして過ごし、助かったし心強かったです。おばさんは自然と集まって助け合ってしまいがち、という感じです。

地下街でのあの女性は一晩中立ったままだったのかなぁ、と気になるのですが、そんな感じの人が何人が見受けられました。

避難場所とかでは、けっこう、「誰かを助けたい」と思っている人がいるようです。地下街では足の弱った老夫婦もおられましたが、若い人が声をかけて階段に場所をあけて座らせてあげていました。

立って腕を組んで怖い顔をしてこっちを見ているお兄さんもいたのですが、どうやら、私と一緒にいた二人が居なくなってしまって、1人残った痩せこけてほっぺたも凹んでいる私の事を、多少とも心配してくれていたのかもしれません。年配女性が私の横に来てから怖い顔で見られなくなったような気がしたので。

若い女性が緊張した様子だと、声もかけにくいですが、実際危ない目にあう可能性もあるので、気を緩めるわけにもいかないかもしれません。

でも多くの人は誰かを助けたいと思っているので、助けを求めましょう。

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