火曜日, 10月 12, 2010

ご遺児育英資金

しばらく前に、会社の同僚が亡くなったんです。今は違う部署だけれど、以前は個人的にも、何かとおつきあいのあった方でした。まだ40代でした。

奥様ともお会いしたことがあり、お子さんがいらっしゃる事も知っていました。

会社に出勤して、突然倒れ、そのまま亡くなったとのことでした。

病気仲間の訃報も続いていましたが、元気なはずの仕事仲間が突然亡くなったのはさらに衝撃でした。

何だか、死後の世界を身近に感じる気がします。いっぱい、知っている人があっちに行っています。

時々、社員で小さいお子さんを残して亡くなった方のために、「ご遺児育英資金」のお願いのメールが回ってきます。労働組合がやっているとのことでした。

彼はもう組合員ではないので、やるのかどうか分からないとの事でした。私と職場が同じだった頃の上司がやるだろうか、今職場が近い同僚がやるだろうか、とも思いましたが、「誰もやらないんじゃないの」なんて声も聞こえたりしました。

でも、今日はその「ご遺児育英資金」のお願いのメールが回ってきました。彼の今の職場の部門長以下が発起人になって、私と同じ職場だった頃の方たちも多くが発起人や世話役に並んでいました。

お香典はお葬式の時に既に集められていますが、それとはまた別です。お子さん方は小さいと思っていましたが、小学生になっていました。
見ていないかもしれない他の昔の同僚にも、メールを回しておきました。やっぱり、仕事仲間を失ったのは、残念です。

4 件のコメント:

なおと さんのコメント...

良い会社ですね。人間としての温かみが感じられます。「たいこさん」のことをまた思い出しました。小さいお子さんが二人いたと聞いています。ご本人の無念さを考えるとこの私が代わりにあの世に行って、彼女が現世にいるべきなのではと考えることもしばしばです。それ程に入院中に聞いた彼女の訃報は衝撃的でした。毎朝出来るだけ忘れずに彼女に「行ってきます。ありがとう」と仏壇に書いた彼女の名前の書いた紙に語りかけてから駅に向かいます。

間宮 さんのコメント...

私も会社の方が亡くなる経験がありましたが、こんなことは全く思い付きませんでした。
素敵な会社ですね。
お子様がいることを考えると更に心苦しい気持ちになります。
私もご遺児育英資金という考え方があるということを、どこかで生かせていけたらと思いました。

オルゴールぴょん さんのコメント...

なおとさん、こんばんは。
お手製のお位牌なのですね。たいこさんも喜んでいますね。
葉っぱさんもお子さんがおられました。小さくて親を亡くしてしまう子供もけっこう多いですね。
肺癌で奥様をなくされたikkouさんのブログがここにリンクを張ってありますが、ikkouさんのところも小さいお子さん二人残されてでした。
先日お嬢さんのご結婚の記事を書かれていましたね。自分が死んだとしてもうちの子供たちはそれなりに生きたんだろうなぁ、と思ったものでした。

オルゴールぴょん さんのコメント...

間宮さん、こんばんは。お久しぶりです。

私が初めてご遺児育英資金に出会ったのは、米国駐在当時の米国側のマネージャーが亡くなって、その高校生の息子さんの育英資金の募集が来た時です。提携していたけれど、海の向こうの他社からメールで募集がきました。アングロサクソンのエリートの見本のような立派なマネージャーでした。仕事は利害の対立もあって厳しかったですが、いいプロジェクトだったと思います。

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