月曜日, 4月 27, 2009

メディテーション(癌治癒とは死ぬ事とみつけたり)

癌治癒とは死ぬ事とみつけたり、と暫く前に書いたのですが、死ぬ練習のメディテーション(瞑想)というのがあるのです。

声に従って、将来、死ぬ時の事を想像の中で体験します。死ぬ1年前、何をしているか。半年前、何をしているか、1ヶ月前、1週間前、1時間前、何をしているか。死んで、その後、ぐんぐん宇宙へ昇って、地球を見ながら、自分の人生をどう思うか、後悔することはないか。

その後また地球へ下りてきて、体の中に戻って、現実世界の中に生き返る、という死と再生の瞑想です。先日来紹介している「がんのイメージ・コントロール法―サイモントン療法による癒しへの道」にも載っています。

伊豆高原の研修でも、このメディテーションがありました。その時は、おばあさんの私は上手にすうっと魂が抜けて、宇宙に昇っていって、地球を見ながら、ヤッタ~、上手に死ねた、宇宙旅行だ!みたいに、結構、ワクワクしていました。初めてだったのでね。死んだのは。緊張していて何が起こっているのか分かっていなかったんでしょう。

先日、二回目をやってみました。

今度は、結構しんみりと、一週間前には子供や孫を回りに呼んで挨拶なんぞをして、でも死ぬ日には一人で、どうやら上手に魂が抜けました。で、部屋の上の方から、死んでいる自分をみたら、涙が出てきました。よく頑張ったねぇ、と思えて。宇宙に上っていくのも、前回のように旅行気分ではなく、もっと重厚なそれらしい気分でした。どうやら、初めて死んだ時よりも色々な事を感じる余裕があったようです。

もう、自分を看取ったので、天下無敵みたいな感じ。

このメディテーションは死への恐怖を解消して、恐怖でエネルギーを消耗しないようにして、そのエネルギーを生きるために使うようにするものだそうです。

死んでも大丈夫だと思いつつ、生きると、よく生きられるということ。武士道でござりまする。

人生で後悔することはありませんか、という部分では、「お掃除をしなくちゃ」と思う人が多いそうです。今のうちにやりましょう、というおまけコメントつきです。

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がんのイメージ・コントロール法―サイモントン療法による癒しへの道」は売り切れで中古本しか手に入らない状態ですが、近々改訂版が出版されるらしいです。

2 件のコメント:

奈津子 さんのコメント...

ゴルぴょんさん流に咀嚼されたサイモントン療法に興味があります。
‘死ぬ練習のメディテーション’、面白いね。
特に、「お掃除をしなくっちゃ」というのがリアル。でも、それって真実だと思うわ。
私ね、座禅を組むのって心の中の掃除だと思うので、そこから実生活の場の整理整頓に派生するのってとても自然なことと思う。

意識して整理整頓に励むのは心の平安を得る近道なのかも…

オルゴールぴょん さんのコメント...

奈津子さん、こんばんは。

私なりのことしか書けないので、本来のサイモントン療法は本とか講習会とか、見てみて下さい。武士道なんて本来のサイモントン療法には出てきません。

座禅と瞑想(メディテーション)って、近いんでしょうね。メディテーションは声とか文章で誘導されるのだけど、座禅はし~んとした中でやると思うので、座禅の方が難しそうです。以前やった時には、眠りそうになりました。心の掃除も部屋の掃除も、やらなくちゃ。

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