火曜日, 8月 11, 2009

答えがすぐにみつからないわけ

ハリー・ポッターシリーズの最終章『ハリー・ポッターと死の秘宝』、お読みになりましたか?

(少しだけネタバレになるかもしれないのでイヤな方はスルーして下さいね。)

暫く前に英語版が出版され、その翻訳も出版されました。市民図書室で中3娘のたまこが予約して、やっと順番が来て、借りてきました。

たまこは読み終わり、大興奮。

たまこ「教えてあげようか」私「やめてやめて!!」楽しみが減ってしまいます。

「お母さん、返しといて」なんて、上下2冊、預けられてしまいました。

読み始めると、止まらないですね。日曜日の午後から夜までは上巻でつぶれてしまいました。

ハリー・ポッターには、色々な真実を教えられた気がします。もっと始めの方の巻にありましたが、気に入っているエピソードの一つは...

魔法で守護神を出すためには、楽しかった事を考えなければならない、ということ。ハリーの守護神は牡鹿で、死んだ両親の事や、友達の事をを考え、幸せをしっかりと心に抱く事ができると、ちゃんと守護神が現れ、色々な困難から救ってくれるのです。

今回、もう一つ、真実を教えられました。

17歳になったハリーは、同じ魔法学校の友人のロンとハーマイオニーと一緒に、邪悪な魔法使いヴォルデモートと闘うのですが、その過程が困難を極めます。校長先生であったダンブルドアはハリー達に様々な事を教え、導いてくれたのですが、実際にどうすればよいのか、具体的には教えてくれなかったのです。
ハリー達は、ダンブルドアが結局何も教えてくれなかった、と、がっかりし、ダンブルドアに失望しそうになります。でも、ハリーは悟ります。自分で見つけ出さねば、理解することができない、と。

こんなにも、答えがみつからない、私の人生は何なんだ、と思うことが、私もあったのですが、その過程を経て自分で見つけ出さなければ、私には理解できないから、こんな長い道が私には与えられた。

ということをこの本に教えられた気がしました。ダンブルドアは決してハリーに意地悪をしているわけではない。私にこの道を与えた何者かも、私のためにこの道を与えてくれたんでしょう。

癌にならなきゃ、分からないことが、たくさんあったわけです。

下巻の始めの方まで読んだところです。つづきは週末にしないと。





   

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

なおとです。今度の三田は26日の予定です。
少し外れているので新幹線もすいているかな?図書館には時々行きますが借りて帰ったことがないです。読みたい本があれば中で読んで帰ります。返却に行くのが面倒なだけなんですが・・・・私の知り合いに英語版を海外からいち早く取り寄せて、夫婦で読んでしまう人がいます。ネタバレは夫婦間でも禁止とのことです。楽しいことを少しでもしたいと思っています。今日は図書館に行こうかな?

オルゴールぴょん さんのコメント...

なおとさん、こんにちは。三田まで通うのは大変ですが、癌研病院に私が入院した時にも、青森県や石川県から通ってらっしゃる方がありました。納得できれば、むしろ良い治療を受けられて良かったということですね。
英語のままでどんどん読める方はうらやましいです。ハリーポッターは登場人物が多くて、日本語でも筋が追えずに娘に教えられたりしました。
図書館で過ごすのも、今の時期は特に、涼しくていいですね。

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