金曜日, 2月 25, 2011

社会復帰前の短時間勤務

癌の後に会社に復帰する人のカウンセリングとかができるといいな、とかって、以前書いたような気がするのですが、自分が癌の経験があるというだけで、人の相談に乗れるってわけじゃないですねぇ。

ちょこちょことググッてみると、自分が病後社会復帰についての知識なんて何も持ってないことが分かりました。何を今更、ですが。

病後の社会復帰は、健康面、メンタル面、社会制度などがからんで、多面的に色々なことがうまく行って実現する、って感じです。

私は今短時間勤務していますが、短時間勤務制度がある会社も一般的というわけではないそうです。

「がんサポート情報センター」の記事に、自分の会社に病後復帰のための短時間勤務制度を作った、という方の記事が載っていました。

リハビリ復帰のための短時間勤務制度

リハビリ復帰というのは、病後の一時期を短時間勤務で慣らして、いずれ普通勤務にする、という前提のようです。

後遺症がひどくない方だったら、普通勤務の方がお給料や昇進の上でも条件がいいですよね。リハビリ短時間勤務で様子を見ながら慣らして、普通勤務にできるといいと思います。

私の場合も、上司は最初の頃は、いずれ普通勤務に、と言っていましたが、後遺症で食事にすご~~~く時間がかかるため、どうやらずっと短時間勤務でやらせてもらえるらしいです。

これはリハビリのための短時間勤務というよりは、傷病理由の短時間勤務とでも言うのでしょうか。権利だから堂々と使い続けて下さいと、産業医の先生が言っていました。

ただ、実は短時間勤務で助かっているのは、後遺症のことだけではありません。子育てと仕事の両立にすごく役立っています。

高1娘たまこのお友達に、朝ごはんも夕ご飯も毎日1人で食べる、人と一緒にご飯を食べるのは学校でのお昼だけ、という子がいます。フルタイムで母親が働いているとそうなっちゃうことも不思議ではないかもしれません。可能かもしれないけれど、できればやりたくないです。

小学校高学年になっても中学生になっても、子供って小さい時とは違う難しさが出てくるので、手は離せないです。だから短時間勤務が助かります。

後遺症と短時間勤務のお陰で、もっと仕事を増やせるかもしれないのに、とか考える必要がなくなったので、心置きなく朝食と夕食を子供と一緒に食べることができます。

健康な人でも、そうしたいと言う人は多いだろうと思うのだけど、健康な会社員だと短時間勤務はできないんだよね。できても子供が小3まで、だったかな。アルバイトならばできるけれども。

健康な会社員でも短時間勤務とか、週4日、週3日、とかができるようになると、出生率も上がるでしょうね。

でもまずは、病後リハビリ短時間勤務から、全部の労働者が利用できるようになるといいと思います。

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