月曜日, 2月 25, 2008

電子ピアノ10年でお別れ

10年前、ご近所に気兼ねなく弾けるようにと電子ピアノを買いました。色々な音色(色々なピアノ、オルガン、弦楽器、管楽器、打楽器、人の声、その他名前も覚えられない沢山の楽器)で弾けるし、色々なパターンで自動伴奏もしてくれるし(歌謡曲風、ジャズ風、ビッグバンド風、ロック風、カントリー風、などなど)、単にピアノとして演奏するだけでなく、いっぱい遊びました。


         


で、実はそのちょっと後、ピアノをもらったんです。で、今、家には電子ピアノとピアノと、2台あるのです。元々は電子ピアノよりはピアノの方が欲しかったし、他方ピアノは昼間しか弾けないし、電子ピアノも面白いので、いずれも捨て難く。子供2人がそれぞれ弾くこともありました。

でも、あんな大きなものが2台もあるわけで、さすがに子供達も大きくなり、場所もありません。弾く頻度も以前よりは少なくなってきたので、電子ピアノを手放すことにしました。代わりにピアノに消音装置をつけることにしました。

でもね。それなりに愛着のある電子ピアノです。どう処分するか、悩みました。

電子ピアノの中古市場というものもあるようですが、買い取りをしてくれる場合があっても8年までとかなんです。故障なく正常に弾ける場合、などの条件もついています。実は、しばらく前からうちの電子ピアノは何個か音がちゃんと出ないキーがあるのです。

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とここまで書いて数日経ってしまいました。昨日、電子ピアノはピアノ屋さんに引き取られていきました。

音が出なくても、キーが機械的に動かないだけだろうから、調整して施設などに寄付しましょう、と言って下さってたのですが、実際に見て頂いたところ、キーの故障は重症かも知れず、部品が砕けていると修理できないかもしれないとのこと。その場合は処分するしかないとのこと。通常ならお金を払って処分しなければならないわけで。今回はピアノに消音機をつけるのと同時で、無料でした。

ネットで色々見ると、8年目くらいの電子ピアノを修理してもらうという話題がいくつか見られました。このくらいが電子ピアノの寿命という感じかも。ピアノと違い、電子ピアノ10年となると中古市場にも乗らないのかもしれません。メーカーにお願いすれば修理できたのかもしれませんが。

息子が生まれた頃、まだ電子ピアノしかなくて、私が弾くと、電子ピアノの下の私の足元によくもぐって来て聞いていました。自動演奏や色々な音色や、色々な伴奏機能でもよく楽しんで遊んでいました。お姉ちゃんも色々な楽器の音での演奏を重ねて録音したりして、1人で合奏を作ったりしていました。

ピアノは生の楽器だけど、電子ピアノは電子音だから、言わば楽器としては偽者だわけです。が、良く出来ているんです。でもうちでは2台は置けない。新しい環境で新しい人たちに楽しまれて欲しいと思います。が、それができないなら、それがあの子の寿命だったのでしょうねぇ。

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