月曜日, 2月 18, 2008

ご近所のお葬式など

昨日は、出かけた帰りにご近所でお通夜に出会いました。とても親しかったというわけではないですが、けっこうよく知っていた方が亡くなりました。びっくりしました。

以前自治会の役員をやった時に、この方と別の方とのややこしい勢力争いみたいなのに巻き込まれ、てんやわんやの目に会いました。その時には私は防犯防災部長で『半端でなくえらい目に』あいました。おじさんは無知な私の先に立って大活躍しましたが、自分自身も警察のお世話になったことがあった人かもしれません。

半分引退した実業家みたいな方でした。やはり定年退職後の別の方と、のんびりムード主体のおばさんばかりの自治会で、ビシバシやってました。闘うのが面白いみたいなおじさんでした。

ですが、その後は、女だてらに仕事に励んでいる私に目をかけて下さいました。私が病気で休んでいる事を惜しんで下さいました。おじさんの職業人の感覚は自治会には異質なものがあったけれど、仕事人の特徴的な価値観がある人でした。

私が仕事に復帰した事を喜んで下さったのも、ほんの最近の事でした。病気をしていると聞いてもいませんでした。

あっけないものです。

急だったので他のご近所とも何も情報交換もできませんでしたが、夕飯の後に大急ぎでお線香とお香典だけあげて来ました。詳しいことは分からなかったけれど、心筋梗塞だったそうです。

お通夜は、大急ぎで行った感じでは、あんまりしんみりはしていませんでした。にこにこ笑っている人が多かったです。あんな感じだったので、あちこちに敵を作っていたのかもしれません。

優しい人格者で惜しまれて皆を悲しくして逝ってしまうばかりが良いのではないかもしれません。やりたい放題の暴れん坊で暮らし、あっけらかんとサバサバして逝くのも、寂しさの中にさわやかさを覚えるような気がするのですが、変でしょうか。

実は、10日ほど前に、別の方も亡くなりました。参加しているがん患者の会『ふきのとう』の代表の武藤さんです。あんなに頑張っておられた武藤さんでも、勝てなくなる時が来てしまった、という事実を、どう考えればよいのか、まだよく分かりません。『ふきのとう』の多くの会員は残されていて、徐々に皆さんの考えがまとまっていくのだと思います。その中で私もじっくり教わることがあると思います。

そのちょっと前に、直接存じ上げてはいませんが、間接的にお話を伺っていた、がん患者の方が亡くなりました。

闘病記のブログを、経過が思わしくない中で、閉じてしまった方もあります。

「死は日常から隔離されている」なんて、昔は思ったことがありましたが、とんてもない。それは昔自分が若かったから、日常にある死を知らなかっただけでした。生まれて来る人の数と同じだけ、死ぬ人もあるのですね。

そうそう、3年ぶりに仕事に復帰してみたら、知らないうちに赤ちゃんが生まれていた同僚、後輩も、あったっけ。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

わたしも上顎ガン2年半で、肺転移と局所再発の手術をしました。現在 今又生 、BCG-CWS と インターフェロンーアルファーの微量投与 をやってますが、アルコールが発ガン促進することが わかってきたそうですので きのうから 禁酒しています。 残念ですが。

オルゴールぴょん さんのコメント...

匿名さん、こんばんは。
再発、転移は、する時はしちゃうのでしょうね。
微量投与というのは、副作用なしで受けられるのでしょうか。微量で処方して下さるお医者様は少ないと聞いていますが、良かったですね。きっと効果がありますよ! 禁酒は残念ですが、体にいいことは何でもやりましょう。 あと、楽しい事も。
最近はあまり癌の事を書かなくなってるのですが、たまには書いてます。癌以外の話でも付き合ってやって下さい。また遊びに来て下さいね。

=^^=コメントありがとうございます=^^=

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