上顎癌は情報が少ないそうです。 そうですね、胃癌とか乳癌とか、肺癌とか、より、うんと少ない。
だから、その宣告をされたら、情報を色々探すわけです。私もそうでした。わずかなページのために本を買ったり、ネットで延々と検索したり。
ネット上の記事は、私が告知された4年前よりはよほど増えてきたと思います。葉っぱさんのページも当時はまだ無かったのではないかしら。葉っぱさんは亡くなってしまいましたが、葉っぱさんの記事は残っていて、今でも参考になりますね。
癌の情報って、上顎に限らないのでしょうが、悲観的なものが多いねぇ。死の宣告みたいに受け取られることもあるし、手術すれば後遺症背負って生きることになるし。
だけど、何だか、悲観的なものがことさらに、露出されてませんか。
ドラマや小説では癌=死としてパターン化されたストーリーが再生産されてます。早くこのパターンから、世の中が卒業してくれないかな。
あと、ちょいと気になったのが、一部の代替医療や免疫治療のサイトの上での体験記事など。体験に基づいているのだろうけど、不安を煽っていると思われるのが、ありますよ。
そりゃあね。大丈夫ですよ、って言っちゃったら、そこの治療を受けようと思わなくなるだろうと、考えるのかもしれないけど。悲惨なものや悲痛なものをばかり選んで載っけているかも、と、疑って読むことも、精神の健康を育むには必要かもしれません。
上顎癌でIV期なら、転移してて顔を手術しなきゃいけなくて、死も間近、っていうイメージに、落ち込むこともあるかもしれません。 実は私自身も一時期、そうでした。
だけど、ふてぶてしくも、術後三年半を無事に迎えました。ドラマのヒロインにはなれませんわ。
顔はへこんだけど、普通に生活できてます。それはラッキーでもあるけど、やっぱり不便でもあります。でもそれなりに暮らせればいいじゃないですか。大病したんだから。
どうせこれから老人になれば、若い人と同じように働けなくなるのは病気しなくたって同じだし。
おじいちゃんと一緒にトーストはコーヒーに、お煎餅はお茶につけて食べてます。元気な元上顎癌患者の情報、参考にしてください。
但し、代替療法・免疫療法は、大事だと思うのです。私もやっています。効果もあると思います。だけど、慎重に選ばないと。
不安を煽るところは避けた方がいいなぁ、と思いました。
3 件のコメント:
この記事♪ウンウンと読んだ。
だから好きなのよゴルぴょん。
実は会社の人でおそらく同じ癌で入院した人がいるんですよ。
3,4年くらい前で、まだ20代前半の男の子だったんです。
ナマイキで取っつきづらい子だったんですが、病気の話を聞いたらなんだかとても気の毒で、みんなの彼を見る目も変わりました。
ほどなく会社には復帰してお仕事もしてるんですけど、どう接して良いか、なんて気持ちになるんです。
でもゴルぴょんさんの記事で凄く勉強になりました。
今はそんな悲観的な目で見なくても、彼もゴルぴょんさんのように強く生きていってくれるんじゃないかなと思えるようになりましたよ。
奈津子さん、私も好きよ、あなたのこと。
間宮さん、こんばんは。回りの方も接し方に困ることがありますよね。もうすぐ死ぬのかな、とか、思うとね。
私も、自分以外の人に対してどうするかは、あまり考えが定まらないです。
でもね、そう、強く生きて欲しいですね。
コメントを投稿