年寄りの冷や水、って言いますが、年寄りは実は頑張れないのに、若い者と同じに頑張れる振りをして無理なことをやろうとすること、みたいな意味ですよね。
被災地で高齢者の誤嚥性肺炎が増えてきている、というニュースがありました。私って、被災地じゃないですが、誤嚥性肺炎にはなりそうなんです。
私は癌の治療の後、もう6年以上も経って、元気は元気なんですが、後遺症はあり、ごはんを食べるのがすご~~く遅いです。噛めないし、食べられるものが限られるし、誤嚥しそうになります。
それなのに、災害があって大変だから、いつもより頑張って無事に乗り切らなきゃ、ていう構えがあったと思います。結局、人一倍疲れているような気がします。
産業医の先生も、私はハイリスク従業員のリストに入っている、と言ってくれていました。リスクを冒してまで、私が地震後の不自由な職場で人並みに仕事しなくてもよいのです。
自分自身が満足に食べるのが大変なのに、家族の食事の準備のために買い物に一生懸命にならなくてもいいんですよね。もっと、ダンナさんに買ってきてもらうとか、すればよかったです。
癌になる人は、真面目で一生懸命な頑張り屋さんが多い、と言われます。震災の影響でさまざまな被害や不自由のある中、無理をされている方もあるのではないでしょうか。
けっこう、たいてい、普段から無理をするタイプだったりして、さらに無理が重なっていませんか。
疲れたら休まなくちゃ。
休んだらまた、普通の日常で行こう。
2 件のコメント:
疲れたら休まなくちゃ。
休んだらまた、普通の日常で行こう。
そうだね。そのとおりだよ。シンプルで効果的な方法だ。そのやりかたで、考えてみたら私たち、5年前よりずいぶん疲れにくい体になってるんじゃない?体に気を配るから、そのうち周囲で一番の元気者になるかもね!
奈津子さん、こんばんは~。
そうだねぇ、なんたってがん細胞が死滅しちゃったんだから。
(他の読者の方のために解説しますが、奈津子さんは乳がんが何年も前に肺転移して治療していたのですが、なんと!繊維の塊になって治っていた事が分かったばかりなんです。すごいよね。)
がんより元気な元気者だね。
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